今日の市況(2014年11月27日)
かたる:株と言うのは不思議なもので…買いたい時が売り場になります。問題は何処がピークか分からない事ですね。通常、連騰し出せば…お終いになります。しかし稀に例外がありますからね。今年の日本通信がそうでした。カタルは1万円台ですから、今の株価では100円台からの推奨で、500円を超えたところで終了宣言をしました。ところがなんと、その後も急騰し続け、株価は1200円台ですからね。ビックリします。まぁ、今はカタルの終了宣言の500円台に落ち着いている訳ですから、満更、カタルの見方が外れていたわけでもなさそうです。
今回の上昇相場では、カタルは2銘柄を提示、一つはあまり好きではない中国資本のラオックスですね。観光客が増え続け、中国観光客が爆食を続け、さくらリポートに登場しましたからね。日銀のレポートに登場するほど、日本の消費を支える購買力は侮れませんね。カタルが注目したのは160円前後の時です。約束通り、200円台、そうして昨日は300円台に入りました。日本通信の例があるから、何とも言えませんが、カタルは300円を超えたので、これで終了宣言と考えています。あとは投資家それぞれが、ご自分の判断でご随意に…と言う所でしょう。
もう一つはリクルートですが、流石に此方は大型株ですからね。値動きは今一ですが…決算悪で売られましたが、現在は3900円台で推移しており、ほぼ高値圏です。此方はマダマダだと思っています。いちいち、アフターをするのも面倒ですからね。あまり期待しないでくださいね。貧乏人のカタル君は大きく手を広げることは出来ません。カタル銘柄で充分ですね。最近、NSWも新たに買いましたが…資金量に見合った程度の買い方です。J・TECは火曜日かな? 日経新聞で再生医療の事を書いてくれましたからね。来年は黒字化が期待され、一気に華が開きますね。同様に007もトヨタの安全セット搭載でIVIへの関心も高まりますね。株価は低迷している両者ですが…しっかり時代の流れを捉えており、何ら心配はありません。
カタルは乏しい資金の中から、ケネディクスに関しては買い増しを続けています。昨日も本日も買い続けていますね。おそらく619円が壁でしたから、本日付けた615円前後の株価は、目先のポイントの一つでしょう。カタルは下がるとは思っておらず、横ばいのボックスと判断しています。この揉み合い過程で、どれだけ株数を増やせるか…ここがポイントになりますね。年末年始の華やかな相場展開で、笑う1年で締めくくることが出来るか、どうかの分かれ目になります。少し考え方を披露しましょうか…。先日、カタルが疑っていた1兆4000億円のAUMの積み立ての意味を理解していない人が多いですね。ヘッジファンドの親玉的な存在のブラック・ストーンが、日本の不動産市場に資金を増やしている意味を理解してないのでしょうか? 何も米国だけでなく…中国も台湾もお金持ちは、みんな日本の不動産に興味を持っています。
内閣総理大臣が「デフレからの脱却」をテーマに選挙を戦うのですね。一方で昨日、国債金利は0.43%台だそうですね。最低だそうですね。この現象は、デフレ現象を示すものです。一昨年、異次元緩和の実施の時に、三井住友銀行を中心に大手銀行は国債を売りました。その時の利回りは0.446%程度だったと思いますが、そこから急騰して0.933%まで売られましたね。しかし再び低下が始まっています。日銀が国債を買っているので品不足になり、過剰な競争が起っていますね。でも国策はデフレ脱却なのですね。明らかに昨日付けた0.43%は、おかしな現象です。株価が上がった現象と、債券が買われている現象は相反する現象です。此処に、ケネディクスばかりではありませんが…三菱UFJでも良いのですが…相場の主流が見えますね。日銀に勝てる投資家は存在しません。
過去にジョージ・ソロスがイングランド銀行を負かした男として名を挙げていますが、ポンド防衛の話ですからね。ない袖は振れませんね。デフレの脱却は、円をジャンジャン刷れば良いのです。自分の意思で…ね。イングランド銀行の時と、立場が180度、違いますね。国債金利がコントロールできるかどうか…は、消費税の引き上げなどの財政規律に掛かっています。だから時間がなく、「この道しかない、解散」なのですね。円を半分に劣化させれば…借金は半分に減ります。為替は、その事を間接的に意味しています。円安はさらに続くでしょう。自動車工場が日本に回帰するまで…。川重は中国でのロボット生産予定を、日本国内に切り替えたそうですね。円安は確実に浸透しているのです。
少し話を進めて脇道にずれていますが、国債金利が最低になっている様に…、今は、デフレ脱却からの正念場でしょうね。日銀のハローウィン緩和を巡り、票が割れたと報道されていますが…如何にサラリーマン的か分かりますね。此処は腹を据えてドンドンやればいいのです。まだ日銀を疑っている輩がいるのです。だから三菱UFJが600円台でウロウロしているのですね。しかし安倍さんが今回の選挙で信認されれば…、一気にデフレからの脱却が現実と化すでしょう。市場はこの事を察し…ケネディクスの株価は大きく下がらないと考えています。おそらく本日の午前中程度の安値が、下値として認識されるんじゃないかと考えていますね。需給バランスばかりは…仕掛けている当事者ではないので分かりません。でも理屈では負けませんね。
1買い、2ヤリのようなやり方を否定する訳じゃありませんが…、目先より、もっと時代性をみて投資しましょうね。あらら傲慢に持論を展開していたら…再び615円の安値ですね。買えたかな? そろそろカタル君も買い増しが限界になるかな? 何しろ、毎日、安いと買い下がっているからね。たぶん、今日か、明日が目先の転換点の筈です。僕は本日の引けは、少し高いと考えています。この600円台の短期調整の形の推移が、玉の吸い上げ状態を物語るのですね。複数の参加者が存在するのかどうか…仕掛けている当事者には動向がわかる筈です。
国債金利の話しも重要なので…よく考えておくと良いですね。財政規律を確立させないと持ちませんよ。黒田さんは…その事を気にしているのですね。イングランド銀行のような立場になる懸念を、今からしている訳です。この辺りは微妙ですね。政治家に緊迫感があるかどうか…。何しろ馬鹿ぞろいです。25年もデフレを放置する連中ですからね。民主党の論理は目茶目茶ですね。この道しかないのですね。どんどん時間が失われますよ。もし安倍さんが今回の選挙で敗退したら…。お金持ちは10億円単位でドル債投資など…外債運用を始めておいた方が良いですね。さて、どうなりますか…。それでは、また明日。
目先、多少、株価が下がったからと言って…怯んでは駄目なのですね。勝負は時の運ではありますが、論理的な背景がある以上、強気を堅持し、その構想が現実化するまで行動を貫かねばなりません。でもカタル君は、過去、ベンチャリで手痛い失敗もしています。あくまでも投資家それぞれの判断なのですね。でもみんな人間は、意思が弱いのです。だからお金持ちに成れないのですね。お金持ちって…どこか、変人が多いですからね。時間を待つのはつらいものですね。この時間を超越できる人が、勝者になるのでしょう。
投稿者 kataru : 2014年11月27日 10:40