未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年11月28日)

かたる:大切な選挙なのに…。意味を理解していない大勢の人が居る日本の知的レベルが哀しいですね。当初、カタルも「大義なき選挙」と述べましたが…、考えてみると、自民党内部に居る反対勢力を一掃するためには、選挙は「錦の御旗」に成りえますからね。「アベノミクス解散」と命名された以上、応援せざる得ません。しかし、ここに来て雑音が気になって来ました。

一つは報道規制問題、テレビ朝日やTBSをターゲットした報道要請の問題です。全社に要請文は配られましたが、実質的には2社への要望だそうです。メディアの恣意的な政策批判は、報道の自由かどうか…。韓国でも産経新聞の記事を巡り、裁判になっていますが、カタルは前から、メディアの節度を失った報道姿勢を、強く批判しています。

もう一つが、小学4年生の中村君(架空)を騙り、実際には、慶応大学生2年生が作った「なぜ、今、解散なんですか?」と言うサイトに、首相官邸側が過剰反応した行動批判ですね。選挙は魔物ですからね。カタルにも、たかがネット…との意識がありましたが、最近は掲示板の書き込みを巡り、警察が動き犯罪と認定している事例も出てきましたからね。この判断は難しいですね。常識的に考え、誰が作成しているか分からないネットの意見の信用度をどう見るか…ですね。このIRNETを含めて…の話ですよ。カタルの実績を知っている古い読者なら、理解もされるでしょうが…にわか読者も居るわけですからね。

昨日もニュースで…DVDを56万円ですかね。投資のノウハウを伝授するそうですが…それに引っ掛かり…詐欺にあったと言う報道がありましたね。大学生がこのような詐欺に引っかかる訳ですね。どう考えても、おかしい理屈なのに…。もし、そんな…絶対のものがあるなら、伝授などしないですからね。秘伝の筈です。それを50万円程度で販売している方が、おかしいのです。世の中…自己責任のラインを、何処に引くかは…難しい問題です。

東証も、「東電」の上場維持などと言う、詐欺まがいの行動を働いていますからね。明確に国の責任とすれば問題はありませんが、菅政権は東電の責任問題にしましたからね。原発事故は、何故、自然災害に指定しなかったのか…、今でも良く分かりません。被災者の行き過ぎた被害者意識もどうかと…考えています。確かに不幸な事故で可哀そうですが…限度がありますからね。便乗している詐欺事件もありますね。だんだん日本人のモラル感も擦れてきました。

与えられた時間は、少ないのですね。それをどれだけの人が理解しているかどうか…。国家非常事態宣言のような意味なのです。日銀の「異次元緩和からハローウィン緩和」は…。今日は、元理事が日銀の行動批判をしていましたね。良く言います。此処まで追い込んだのは誰の責任か?とカタルは問いたいですね。メディアの責任も大きいのです。テレビ朝日は、久米さんの時代から嫌いでした。大衆に媚を売る報道姿勢は、どう考えてもおかしいのです。無責任ですね。しかし…うちのかみさんは好きですね。みんな洗脳されますね。原発を否定するなら電力料金が月に2倍、3倍になっても良いのでしょうか? 産業がドンドン他国に出て空洞化が進んでも良いのですか? 円安が進行し物価が上がっても良いのですか? 表面的な論調は止めるべきですね。メディアに居る人は頭が良い筈ですね。

日銀の異次元緩和からハローウィン緩和は、まさに、これしかない…手法なのですね。だから「これしかない解散」との意見が出たのです。安倍さんは、現状を良く知っていますね。昨日、見たように…いくら日銀が国債を買い入れているとは言え、本来なら金利は、下がらない筈です。デフレ脱却が確定しているなら、評価損を抱える国債を買い入れる方がおかしいですね。機関投資家は日本国債を売り、株や不動産を買う筈です。ケネディクスは、まさに「デフレ脱却の星」ですね。この株価が下がるようでは、日本は沈没ですよ。

この理屈が分からないようでは、株をやるレベルではありませんね。投資信託をお薦めします。ETFでも買って置けばいいのです。仮に失敗してもガラガラポンが控えているだけですよ。どっちにしても…円は劣化しても、利回り採算の不動産は上がりますね。昨日は予想通り、日銀さんは株式を買い入れたようですが…2万円の壁どころではなく…もっと高いですね。チャートを見ると2000年4月12日の20833円を超え、デフレに突入したボックスを抜ける筈ですね。この水準は1996年の6月26日の22750円ですね。最後は1989年に付けた38957円を抜くのです。日銀が本気になっている以上、そうなります。この勝負に負けることがあるとすれば…メディア批判に黒田さんが負ける時です。

早川元理事のような…時代観を理解できない人も居るのです。既に正常な方策では「流動性の罠」から抜け出せないから、異次元緩和を実行し、更にハローウィンを行っているのです。だから、「これしかない」…のですね。のんきな連中が、大勢います。四半世紀もほったらかしにして置いて、未だに正論を述べようとしている訳です。確かに早川さんの意見は正論ですよ。しかしこれしかないところに…追い込まれている現状を、まったく理解していませんね。日銀が株を買う以上、負けることはないですからね。誰が円をコントロールしているの? 評論家ではありませんね。マネタリーベースの意味は、そういう意味です。だから日曜日の宿題を、かたるは懸念しているのです。早いのですが…今から論理的な武装をしなくてはなりませんね。カタルも馬鹿だから…良くわからないのです。でもレポートに書く以上、勉強して自分の考えを確立させるしかありません。まぁ、慌てることもありませんが…来年には、きっと市場は…問題にするでしょう…からね。

多くの読者にとって、今日は、難しかったでしょうか? 皆さんは、株価の解説の方が良いでしょうかね。見事に外れましたね。ケネディクスは、もっと強いと考えていました。5000万株の信用買い残を、承知で買いに来ていましたからね。100億程度のレベルではない筈です。連合を組んで10社が参加すれば、1社当たり5%でも過半数に成ります。昔、神主さんの友達で…香港のファンドマネージャーの話として、仲間のファンドを助ける為に、期末になると値戻しをする話を、聞いたことがあります。彼らの世界では良くある話だそうです。今年のヘッジファンドの運用成績は芳しくありません。

そこにきて、ハローウィン緩和の実施ですからね。世界のヘッジファンドは、この好機を見逃しませんね。素質のある株は、必ず上がると考えています。だから619円が目安になると思っているのですね。でも昨日は…604円でしたね。まぁ、この程度の誤差は良くある事ですが…、出来高バランスやオーバーの残存から、需給バランスを推測することに成ります。相場を仕掛ける場合、お金さえあれば…株価を上げるのは簡単ですが、問題は、如何に逃げるか…なのです。だから変化率が重要なのです。カタルは年末年始に山場を設定し、さらに来春と述べています。それは企業業績の変化が、誰にでも分かるように、見えるようになるからですね。

株で面白いのは、見えない段階に仕掛ける金融相場なのです。所謂、理想買いと言う段階です。実際の業績変化が表面化すれば…マツダの様に、ただの株でしかありません。見えない時に、相場が上昇する時が「華」なのですね。上がる銘柄は上がる前から決まっているのに…値動きを綺麗に読めないのは…やはり3流だからでしょうね。669円から604円なら、およそ1割ですからね。一旦全部の玉を外し、買い直せば神業的に儲かりますね。昨日は、リクルートが売買代金でトップでしたね。いつに成ったら、この3流域を抜け出せるのかどうか…。そのうち寿命が尽きちゃうよ。トホホ…。

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投稿者 kataru : 2014年11月28日 11:11