未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年12月03日)

かたる:それにしても…すごい相場ですね。考えてみれば売り上げが労せずに5割も増えるのですから、輸出企業はウハウハの状態と言えます。これは企業努力とは違いますね。スバルなどは既に10倍ですからね。スバルクラスで10倍なので凄いことが起きている訳ですが、何故か、トヨタは国内生産を減産すると言います。日本は、既に「ものづくり」に適した国とは言えないことを示していますね。カタルが注目していたマツダは8倍ですね。完成メーカーでも、このクラスの成績ですからね。国内が主力の村田やファナックを始め、アルプスなども好景気に沸いているのでしょう。最近は半導体も凄いですね。エレクトロンなどは好きな企業でした。

でもカタル君は、どちらかと言えば…一般的な銘柄を、昔から手掛けませんね。今回はETFなどの指数が主導しています。その為に指数関連銘柄は割高感が生まれていますね。通常は二番手、三番手の割安株に広がりが見られるはずですが…、未だに指数が主力になっています。その為に奇妙な現象が生まれていますね。まんべんなく買われている為に、人気株が生まれ辛いのですね。個人は値動きが信条ですからね。何か…1989年の相場を連想しますね。この事は以前も述べました。やはりデフレ脱却が出来ていない為に大手銀行などはなかなか戻りません。内容も悪くないと思いますが…変化率に乏しい為か…なかなか大きく買われませんね。そりゃ、株価は上がっているのですが些か不満なのです。

大塚HDが米国のアバニアを買収すると言います。4200億円でベンチャーの文字が躍っていますが…大丈夫なのかな?と思いますが…これも三菱なのでしょう。モルガンとの総資産経営ならでは…の案件なのでしょう。カタルは割高感が見え始める日本株に潜在成長力があると思っているのです。だからROE経営に…と何度も述べてきました。もし日本が村論理からグローバルな効率主義に変化すると利益率は大きく上がると思います。最近、優等生グループの日立も軋轢が見え始めてきましたね。家電の関連企業が労働組合活動を活発化させていますね。

好きだった生活の党の小沢氏は、時代錯誤の公約を掲げていました。共産党などは政党助成金を貰わずに立派ですが、金持ちと大企業から税金をと述べており、チンプンカンプンです。大企業も金持ちもみんな海外に脱出しますからね。今でも金持ちはシンガポールなどに移住しています。維新の会の江田さんは嫌いじゃありませんが…給料カットなどはデフレの清貧思想の発想ですね。民主党は代案を示さないし…みんな真剣に未来を考えているのかどうか…疑わしいですね。まぁ、「これしかない道」の選択まで追い込まれ…ガラガラポンの道を、同時に歩んでいますね。まもなく120円になりますが…こんなもんじゃないですね。ソフトバンクは日本の利益を米国に移転させ、競争を始めました。半値だそうですね。彼らしいギリギリの戦いを挑んでいるイメージですね。

先日、自然光発電でソフトバンクを擁護と書きましたが、今は見えないけれど戦略を感じるからですね。東電の小売り分野を、いつか変えるのでしょう。東電が消えソフトバンクの世話に、未来は成るかもしれません。だって東電は、どうしても耐えられませんからね。原発の損失をどう処理するのか…全く見えませんね。だから1兆から2兆の、有限責任すれば良かったのです。電力コストが高いと全ての産業が影響を受けます。東邦チタンがサウジに行くように世界の最適化地域で操業するようになります。

この円安の一時的な利益が時間を与えている間に、国内の仕組みを立て直さないと駄目なのですね。先ずはデフレ脱却が最重要課題なのです。次がスマート・コミュニティーなのですね。この二つの路線に沿って、日本を走らせねばなりません。この道しかないのです。少子高齢化で低い次元で移民政策を求める声がありますが、治安が悪化し将来の紛争の元になりますね。今度、「バンクーバーの朝日」と言う映画が上映されるようですが…移民は迫害を受けますからね。12月20日に公開されるそうです。この移民政策を日本は採用しブラジルなどに、多くの日本人を騙して送りました。真実を伝えないで…。確か…「ワイルド・ソウル」と言う垣根涼介さんの書いた小説が良いと思います。彼の本は、なかなか面白いですね。好きです。

だからデフレ脱却で信用創造を成し遂げ、ロボットなどのスマート・コミュニティーへの移行が正しい道でしょう。007は株価が低迷していますが…カタルは好きです。来年は輝く時を迎えますね。多くの読者は近視眼的すぎます。スバルだって…2年以上は掛かっていますね。スバルの様になると…相場は既に完成されており終わりです。赤字の段階が一番、投資妙味があるのですね。しかしスバルは環境に恵まれましたね。赤字から一気に黒字になり利益が溢れるわけです。赤字の段階でこの一株利益を予想できたでしょうか?ケネディクスは100円台は見えていますね。まぁ、何れ分かることです。

さて今日も日経平均株価は大幅高ですね。当たり前です。日銀様がETFを買うのですね。需給バランスがひっ迫しているときに、更に拡大させたわけです。外人投資家が株を売るのは何時でしょう。懸念はその時ですね。それまでにROEの経営感覚を日本に浸透させておかないと…株価が持ちませんよ。日経新聞さん、あなたの責任ですからね。経営者は日経新聞を必ず読んでいます。だからROE基準に動く企業を取材し、世界と比較すればいいのですね。アジアをどう取り込むか…日本の成長は成長するアジアの取り込みを確立させることですね。JAなどの既得権勢力を一掃させるためには、選挙にJA組織は必要ないと見せつける必要性があります。「錦の御旗」を掲げることが出来るかどうか…第三の矢は、なかなか効果を上げませんよ。村論理との戦いですからね。

貧乏人が、あっちこっちの銘柄を解説しても、所詮は資金量が限られており無駄な努力ですからしません。いくつか見ている銘柄はみんな順調に行っているようですが、買いたいと思っても資金がある訳じゃないからね。トホホ…もう少しの我慢です。あと営業日数で10日程ですからね。640円台の揉み合いに入るようになれば…急がねばなりませんね。どれだけ貯めることが出来るか、どうかで…勝敗は決するのです。今日も良い天気です。営業資産の少ない証券マンは総花的の指数買いでは、なかなか手数料が上がりません。大体、この水準までスバルを手掛けている輩は居ませんからね。3000円台の揉み合いから既に5割高だもんね。利益は、いったい何処まで…膨れるのかなぁ~? 今は華やかですが…3000円台の揉み合いの時は、皆、痺れが切れたのですね。だから10月初めの動きになったのです。でも、それからが…早いでしょう。高値保ち合いと言う調整はチーズの熟成期間ですね。

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投稿者 kataru : 2014年12月03日 10:26