今日の市況(2014年12月05日)
かたる:今日は出かけるので…時間が来れば原稿を打ち切りますね。なるべくいつも通り…と考えています。ざっと日経を読んだけれど、「ニトリ」はすごいですね。円安不況と言っていますが、本当は違いますね。ニトリは海外工場から輸入で対応していますから、円高はプラスで、円安はマイナスです。だからデフレ銘柄としてユニクロと共に栄えました。しかし見事に対応している訳です。つまり円安を理由に競争に負ける企業は努力が足りない事を物語っている訳です。逆に今、空前の好景気に沸く輸出企業は努力がなくても売り上げが5割も嵩上げされます。この為替利益は全部が儲けになる訳ですね。この原資をどう利用するか…ですね。ソフトバンクと…先日、M&Aを発表した大塚HDでは、ドルの価値が5割も違うのですね。大丈夫かな…と、老婆心ながら考えますね。サントリーはまだ容認できますが、ベンチャー企業に投資する大塚HDは、買収先が本物なのかどうか…焦りは失敗を生みますからね。
株式投資を観ると…、いつもの事ですが、好調な時に落とし穴が潜んでいます。通常、ハローウィン緩和から1カ月が経過し、そろそろ水準訂正は終わりますね。先駆したケネディクスのピークは、11月19日でした。輸出企業は昨日120円を突破したので利益がかさ上げされていますが…こんな事は、外人投資家は異次元緩和からの読みきりですからね。通常はハローウィンで売りに傾き、本当に日本がこの壁を乗り越えられるか…、観察する場面のような気がします。昨日も、「財政ファイナンス」批判が、何処かのサイトでありましたね。調べている時間がないからリンクを貼れずゴメンね。基本的にデフレ脱却が出来るか、どうか難しいのですよ。単に円安になれば、デフレ状態から脱却できると言うものではありません。日本人の心の変化が必要なのですね。みんなが未来に希望を持てるかどうか…。選挙を通じても分かりますね。アベノミクスへの批判は当然あるでしょう。何しろ、これしかない、一か八かの政策なのです。劇薬ですよ。
コントロールを失いますよ。為替が150円程度なら、言い訳もできますが…200円台になると大変ですからね。まぁ、おそらく様子見になると思っていますが…、問題は、やはり信用創造だろうと思います。日産マーチの話を良く出しますが、大衆車までタイに生産移管したのです。一旦、火種が消えると、この火をおこすのは至難の業です。ライターなんかがあれば簡単ですが、木などを使い摩擦熱で火をおこすのは大変ですからね。長引くデフレマインドを打消し、正常な名目成長に戻すのは大変です。カタルはまだ間に合うと思っていますが…ケネディクスの株価を観ていれば、分かります。この株が沈むようでは、明らかに日本は沈没で、ガラガラポンの世界です。年金生活者の皆さん、公務員のみなさん、ご苦労さん、今の水準から5割カットの実質生活は免れません。
今、ここで踏ん張れば…何とか再び、成長軌道に乗せることが出来るのでしょう。財政ファイナンスが疑われている程なので…瀬戸際政策なのですよ。この意味を、多くの国民が理解していませんね。先日、安倍首相が何処かの討論会で、特別会計に言及し、いくつ減らした…と、実績を述べていました。官僚が自分達で使う税金の事です。このような二重建ての意味も、理解していない国民ばかりですからね。昨日はテレ朝で、低年金所得者への対応を、手厚くやれと言っていました。大衆迎合も甚だしいのです。だいたい久米さんの時代からそうですね。だから日本はおかしくなって行くのです。米国はティーパーティーのような勢力が存在します。健康保険も共和党は反対していますね。自己責任だと言っている訳です。
ない袖は、振れませんからね。どうやって国民の財産を政府に移管させるか…カタルはドンドン国の資産管理を止めて、民間に移譲させるべきですね。JR九州や日本郵政が上場されますが、道路も空港、港湾なども、みんな民営化すべきです。官から民への大移動ですね。破産状態になれば、先ずは、資産を切り売り、借金を減らしますね。同じことです。こんな暗い話を展開しても、しょうがありません。今回、自民党は日本の実態を良く知っている可能性がありますね。だから「これしかない…」と、述べているのでしょう。果たしてケネディクスは、見事に上がるかどうか…。この銘柄に日本の運命は掛かっていると言っても過言ではないと思います。
このケネディクスは、25日線乖離が縮まり、ようやくタッチしそうです。現在の25日線は589円ですね。此処での調整はセオリー通りですが、しかし…本当に強いなら640円台での保ち合いの筈…。ところが下降波動になる辺りは、新規の参入者は少ないのですね。玉はある程度は吸い上がっているようですが…なかなか綺麗な形になりませんね。昨日は事前に設定していた、魔坂のトリガーが発動され、持ち株を減らされました。コンチクショウ!ですね。下手糞です。こんな事が、事前に分かっているなら高値で売り待つべきでしたね。もともと調整は仕方ないと…考えていたのです。乖離がありましたからね。しかし意外に、上がる株なのに…参加者が少ないのですね。みんな目先筋が多く…僅かな日計り組の売りも吸収できないのですからね。
2月には増額された数字が明らかになりますから…、それまでの時間の…株価の読みですね。さらに来春には、新規のリート募集の期待があります。この絶好のタイミングをヘッジファンドは見逃さないと思っています。何しろハローウィン緩和ですからね。その後も続くのですよ。三菱UFJが4ケタになるまで、ケネディクスの株高も続くのがセオリーですね。円安が続けばマツダも、スバルも上がる理屈と同じですね。環境が変化すればアウトですが…時代環境は、追い風なのです。
年末になると…儲かっている個人投資家は、損出しのクロスをします。あるいは売り切りますね。税金の還付を受ける為に…。その影響があり、日経新聞の報道になっているのでしょう。カタルも007は損出しを実行しました。同時に買いましたから、持ち株は同じことですが…年がら年中、言い続けているので高値の買いもありますからね。ブツブツの言葉を想い出し、ここに来て、若干の買い増しをしています。株価が安くなることが最大の好材料ですからね。
そんな訳で…多少、儲かっているので、本来なら資金を引き上げるのですが…、資金は現状維持で、下がっている株の買い増しを実行しています。実に危険ですね。本来なら投下資本を減らすべきなのですね。何しろ、指数買いの偽物相場です。最近の動きは、少し変ですね。選挙後は上がると思っていましたが…最近は疑心暗鬼になっています。カタルの印象は指数だけが、上がっている様に感じているのです。個別株は大きく上がっていませんね。全体が、まんべんなく買われているだけのような気がしています。
まぁ、ケネディクスが弱いので、そう感じているだけなのかもしれませんが…どの株も上に行きそうで、行きませんからね。日本通信の様に上に行けない株を仕掛けているようじゃ…先は知れています。むしろラオックスに、軍配は上がりますね。でもカタルは300円を超えた段階でパスなのですが…。カタルはもう直ぐ、年末の処理が終わります。おそらく、皆も同じ時間推移だと思いますね。休む時は休めばいいのですね。悪戯に仕掛けては駄目ですね。前回もそうでしたが…、なかなか綺麗に株価を読めないものですね。トホホ…。こんな中途半端なところで動かない方が良いですよ。時期を窺う場面でしょう。でも買いたいですね。この貧乏人根性が治らないようでは…お金持ちに成れませんね。本当は下がるうちは、売りから入るべきなのでしょう。何処かでコツンと来ますから…それから買うのですね。それでは…また明日。
投稿者 kataru : 2014年12月05日 10:28