未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年12月09日)

かたる:昨日は反省の弁を述べましたが…、本日も同じように反省をせねばなりません。007がMSCBを発行すると言うのです。村田やロームなど…いくらでも儲かっている企業は周りに存在するのに、何故、MSCBなのか…サッパリ理解できませんね。佐野さんと言う人は、出来る人物かと考えていましたが、疑問符が付くようになっています。それともV字型が既に確定しているのでしょうか? カタルが社長なら、まず考えるのは取引先の優良企業への第3者割当増資です。おそらく時価が論理価格より高い為に、この方法が採用できなかったのかもしれません。それなら転換社債でも良いように思いますね。あるいは銀行借り入れを採用しますね。

MSCBは論理的には公平なのですが、運用の仕方により、結果は変わりますからね。双日で痛い目に遭っており、あの時は、野村のやり方には不信感を抱きました。今回は幹事の野村ではなくメリルの選択です。佐野さんの個人的な繋がりなのかどうか…。それとも佐野さんは山師なのか…? 既に好業績の見通しが既に立っており、メリルと組んだ蓄財との見方もあり得ます。株屋は常に、色んなケースを想像しますからね。まぁ、当面は様子を見るしかありません。折角、買い増しをし始めていましたが…今日は期日が近く、余分に買った分のロスカットのトリガーが発動され、売らされました。トホホ…。

さて見通しを誤ったケネディクスは相変わらずの展開で、明らかに売り仕掛けが入っています。強引に見えますが、ヘッジファンドは、成績を左右する実現利益も欲しいのかもしれませんね。そうして年末に掛け、一気に持ち上げる作戦かな? どうせなら…一気に514円の窓埋めを敢行すればいいのです。 現在は545円ですから、あと30円です。この時期なら、まだ、どうにでも株価を動かせますからね。来年2月になればアウトです。これじゃ、追証の対処をしないとなりませんね。こっちもトホホです。簡単に儲けさせてはくれませんね。折角、買い増しをしたのに…既に100円もやられています。

しかし株って言うのは…本当に面白いですね。知れば知るほど不思議です。カタルは意のままに株価を動かせるほどの資金を握ったことはありませんが…ケネディクスのやり方を観ていると、巧妙に仕掛けられていますね。何度も揺さぶる訳ですね。天井が高い株は面白いように…途中で利益が抜けるのでしょうね。ただ流石に、昨日は強弱感が対立し始めている様で…いくつかの点で変化が見られています。先ずは出来高ですね。この水準では儲かる人は少ない筈。カタルが追証を懸念するほどですからね。確かに高値でも買い増しはしていますが、全体の平均買値は、この水準だろうと思われます。此処から叩くのは大変ですね。ヘッジファンドの技量拝見と…暢気に構えていられるかどうか。叩く方も第三者が買う場合もありますからね。買いたいのに…売る訳ですから、そのタイミングを見ているのでしょう。

今日は、日経にβ値の話が載っていましたね。要するに、株価が指数で動く限界を感じていると言う事ですね。相場の流れが変わる可能性を示しているのです。ユニクロなどは、注意が必要でしょう。ソフトバンクは個人投資家の年末の損出しの対象になっている様で、既に株価は下がっていますから影響はないでしょうが…。指数絡みの銘柄は、日銀のETFの買いもあり、割高になっていますからね。カタルも選挙期間中にケネディクスは、調整と考えていたのですが、その形を、最も強い形と踏んだことが、間違いの元でしたね。まだ市場参加者は、成熟してないのですね。あれほど、背景を解説しているにも拘わらず…。

今週は、どちらにしても正念場でしょう。昨年2月に株価を上げる前に、一度、下げていますね。185円で止まっていますが…。それから一気に800円台ですが…。今回も、似たような動きになるかもしれませんね。あの時も3週間の休みでした。昨日は後場からかなり強弱感が拮抗し、日証金残も増えていましたが、同時に返済も進んでいました。今の株価は549円(10:23)ですが、オーバーの売り物は489万、買い物は260万です。買い物が、なかなか減りませんね。プロは常に板を確認していますからね。売れなくなれば…買うしかなくなります。本当は買いたいのです。買うために売る訳ですね。こんなテクニックは、世の中の常識ですからね。だから必ず…どの大相場も、大きな手が入る時は、先ずは売りから入ってきますね。

昨日のケネディクスの動きを観て、カタルは今日の午前中が買い場かな…と漠然と考えています。ただ貧乏人は645円では買えるのに…549円では買えないのですね。これは貧乏人の宿命です。やはり、株は金持ちがやるものなのですね。昔、株価が暴落すると、NHKなどのニュースが大きく報道しますね。その時に、必ず買いにくる個人投資家のお客さんが居ましたね。買うのは決まって優良株です。トヨタやキャノンなどの有名な会社ですね。業界を代表するトップ企業です。こんな積み重ねが…億単位の資産を生みます。

新聞が輸出企業の好調を伝え、スバルは高値に放り上げられましたが…、カタルは、自動車は危ういと考えています。企業業績は2年から3年程度は良い状態でしょうが…、株価としては、もう腐り始めていますね。だって労せず、売り上げが5割も増える外部環境は、もう望めません。120円が150円になっても2割程度です。旬を過ぎた株は腐ったのも同然です。株の世界は、常に変化率が最優先なのです。だから007に捨てきれない魅力を、ずっと抱いていたわけです。資金需要があると言う事は、ある意味、変化があると言う事ですが…やり方が気に入らないだけです。どんな背景があるのか…部外者には分かりませんからね。数字の推移を見るしか…ないのです。

でも株価は正直ですね。先日、買ったばかりなのに、この結果です。でもカタルは、また上がれば、きっと買うでしょうね。株価が2000円でも3000円でも、見通しがあるなら高値でも買い続けます。ケネディクスと同じですね。でもスバルも、マツダもそうですが、利益が、皆に見えるようになれば…。見えない利益が、見える利益に変化すれば、もう、どんなに好調でも魅力は感じなくなります。普通の株など、ごまんとありますからね。最初は「5万」と書こうとしましたが、調べたら、語源は「巨万」だそうです。面白いですね。言葉は兎も角、この考え方は、非常に重要ですからね。素人が引っ掛かる所です。

そう言えば…「みずほ」に、増配の話が浮上していましたね。選挙後、最も強いシナリオは、一気に金融株の水準訂正が行われる展開です。三菱UFjは4ケタの実力なのです。みずほだって、200円と言う事はないですね。やはり300円の水準が、最低ラインでしょう。あるいは500円程度は…と考えています。カタルはケネディクスを選択していますが、同じことなのですよ。野村証券でも構いません。日本再生が軌道に乗るなら…間違いなく修正されます。それからスマート・コミュニティーなのですね。007は意外に宝物かも知れません。しかし確信が持てないだけですね。動きを観ていれば…分かります。

MSCB=双日を連想する人が居るかもしれませんが…あの時と今では金融環境がガラッと違いますからね。よくその点を理解して下さいね。今日は、カタルは仕方なく売らされましたが…余裕があれば、また買い増しをします。先ずはケネディクスに注力しているだけの話です。昨日の日経新聞を読みましたか? カタルはあの記事から、未来の国内回帰を予想しているのです。だいたいおかしいのですね。昨日も大手企業は設備投資が始まっているが…中小企業の動きが鈍いとの報道がされていました。おそらく…間もなく日本の中小企業も元気になるのでしょうね。頑張って、生き残った企業には、最後は残存者利益があるのが世間の道理です。この解説と昨日の滝田レポートを合わせて、カタルの考えが読めたら、読者はたいしたものです。まぁ、ケネディクスが来春に大きく伸びて…それからの話なので…今は、どうでも良いのですが…。当たらない予想を、いろいろ考えている訳ですね。それでは…また明日。

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投稿者 kataru : 2014年12月09日 11:32