今日の市況(2014年12月11日)
かたる:それにしても…イワシ民族は、いつまで経っても自立が出来ない国民なのでしょうね。この改革は、教育制度の問題ですから、時間が掛かります。現在、様々な検討が進んでいます。記憶力を勝負する時代から、カタルのような馬鹿が浮上する時代でもあります。でも東京に出てきて、出来る人間に接すると…やはり皆、高学歴です。東大から早慶など、所謂、一流と呼ばれている連中と付き合うようになります。カタルの知り合いのキャリアは流石でしたね。記憶の玉手箱…と言うか、僅かな記憶でも呼び戻す事が出来るので…会話のスピードが上がるのですね。現在、東京都知事の舛添さんも、かなり優秀らしいですね。深い付き合いがあったキャリアの話です。先日、感じたのは…、維新の会の橋下さんとどっかの右翼の会話だと思いますが…橋下さんは正論ですが、やはり「出」は隠せませんね。俗に…3代、掛かると言いますが、これが現代社会の構図でしょう。1代目で財を築き、2代で成熟し、3代で世に認められる…と言うイメージでしょうかね。貴族出は、やはり高貴なのです。ソフトバンクの孫さんも優秀ですが、彼の孫の時代から…でしょうね。
さて冒頭から、変なスタートですが…、このスタートは昨日のメディアの解説にありますね。表面上は、上海総合株価指数の急落と、ギリシャの大統領選前倒しの不安など…ですね。しかしそれだけでなく、ロシアのルーブルの下落は過酷ですね。一気に物価が2倍です。日本どころの比では、ありませんね。さらに、この資源安で経常収支も危うくなります。為替介入をしているようですが、自国通貨安には対応できません。円高対応の時なら日銀が介入できるのですよ。しかしジョージ・ソロスとイギリスの事例でも明らかなように…自国通貨安には、敵いませんね。更に、昨日、NY市場が下げている原因の原油安。これにFRBが発表すると言われている自己資本比率強化ですね。JPモルガンは対応に追われていますね。更にこの影響で金融市場の流動性が失われている問題です。乱高下しやすくなりますね。
日本でも、そうなのです。松井証券がネット売買を開始し、目先の手数料安さに、素人投資家が誕生し、ITバブルが発生しました。証券マンを通していれば…下手でもプロですから保険が掛かります。手数料など安いものです。このITバブル時の高値を、未だに米国は抜けていません。ナスダックの高値は5048ドルでした…かね。もう14年になります。日本でもヤフーは抜けましたが、ソフトバンクも、光通信も抜けませんね。ネット族が、値動きだけに群がる動きは…今も健在です。しかし短絡的ですね。自分自身の価値観を持っていません。株が何故、上がるか? その背景を…考えたことがないからですね。論理派が、儲かる訳ではありませんが…株高を支えるのは、最後は企業業績の背景が必要になります。
いいですか…株を上げることは、誰にでも、お金があればできるのです。しかしその高値に放り上げた株を、誰が買うか…なのですね。昨年末に人気になった新興御三家のエナリスは悲惨ですね。でもカタルの評価は、現在では、マズマズです。アドウェイズもそうですね。しかしコロプラは、ゲームの利益が在るから、辛うじて、あの高値圏を維持できています。でも高値より、だいぶ下押しされていますが…ね。要するに時代を先取りして、見えない利益の内に仕掛け、見える利益になったら逃げるのが、株式投資のセオリーです。現在のスバルやマツダは、既に普通の株に成りましたね。もう魅力の欠片もありません。むしろ空売り候補の銘柄ですよ。まだ…早いけれどね。
株価が赤字の時に…未来を見つめ、株式投資を仕掛けるのです。赤字から黒字へ…さらに復配をする時に、「株価妙味」が存在するのです。こんな事は小学生でもわかる理屈です。みんなが良いと言うようになったら、株は、お終いです。疑心暗鬼だから面白のですね。今回のケネディクスの下げで、カタルの所にもメールが来ていますが、きっと読者は、内心、不安だから…なのでしょうね。カタルは貧乏人だから、売らされたのです。折角、645円まで買い進んだのに…。昨日は寄り付きの532円で、売りたくもないのに売らされたのですね。でも、神主さんは良いですね。お金持ちが勝つのが、株の世界です。なんぼでも、株価が下がればいいのです。株なんか、下がっている時ほど、キラキラと輝くのですね。昨日、久しぶりの4ケタ割れでしたね。007は…。キラキラ星に、カタルには見えますが…付和雷同組は、どうなのでしょう。イワシ民族は株が下がれば…騒ぎ、日経平均株価が上がれば…騒ぎ、背景を理解しようとしませんね。
…と言う枕の為に、冒頭の書き出しになったのです。前回も述べましたが…最も恐いのはマネタリーベースの縮小現象であり、民間が中央銀行の役割を肩代わりできるかどうか…なのですね。しかしJPモルガンは自己資本比率を積み増すようですね。つまりデリバティブの撤退に繋がり、流動性が不足し始めているから、市場が乱高下するのです。米国のシェールガス効果が、サウジの戦略で軽減し、米国は総体的に減速します。FRBの手腕が来年には、試されますね。急ぐべきではありませんね。だから…かたるは、宿題である1937年なのです。難しいかな? 歴史を知らないと分からないからね。昨日、述べた「斎藤隆夫」を調べた人が、何人いるかどうか…。活躍が同じ時期なのですね。
株式相場を理解するためには、キャリアが必要になります。素人には理解できない背景を知らないとなりませんからね。カタルがサブプライム・ローンは大丈夫と…あの時、解説していましたが、実際はCDSの膨大な蓄積が、背景にあったのです。日経新聞も、事故があって…初めて報道するのですね。現場の一部の人間しか知りえない情報があるのです。だから世界のヘッジファンドは、現役を引退した政府高官を、法外な給料で雇うのです。情報の為に…。ヤンキースの黒田君以上の年棒を払うのですね。10億では効かないでしょうね。
今の所、日本は大丈夫ですよ。昨日のNISAの拡充など…政策支援は続いています。皆さんは、分からないでしょうが…このような背景があるから、信用創造が復権するのですね。デフレ脱却がスローガンなのですね。故に、ようやく政策が効き始めています。三菱UFJは、4ケタ奪回に向かっていますよ。JPモルガンは資本拡充をするのに…三菱UFjは自社株買いですからね。みずほだって、増配だそうですから…。これはまだ確定していませんが、配当性向を30%維持するので、増配になる可能性があるのだそうです。野村はNISAの拡充で忙しいですね。日銀から、GPIFから、個人まで、みんな信用創造に走っています。バラ色相場はやってくる。300議席を確保できるかどうかなのですね。JAや医師会などの村論理で食っている連中を、やっつける為に…必要な数字があるのです。バスケット見れば、分かりますね。日本の村論理の際に居る現象です。格好悪いですね。
何故、高齢者に、金融資産が偏るの? 何故、医療費の自己負担が1割なのでしょうか?3割にすればいいのです。苦しい人は自己申告させ、別の形で救えばいいのですね。最終的には、生活保護制度もあるのです。働く若者が「明日は僕も…」と希望が持てる社会を築かねばなりませんね。その為の第一歩が、デフレ脱却なのですね。つまり信用創造機能の復権です。一丁目一番地は、誰が考えてもケネディクスなのです。残念ながら、金子さんのダヴィンチは、村論理に消えました。本当は…ダヴィンチをやりたかったのです。昨日、データを観ていたら…日本商業開発(3252)と言う名古屋の会社が、挙がって来ましたね。残念ながら…名古屋なので流動性の観点から除外ですが…この四季報の業績推移を見て御覧なさい。おそらくケネディクスのイメージは、既に、こんな感じなのですね。昨日の日経新聞17面に、米国の介護リート市場の事が書かれていましたね。分かりますか?
地銀は国債を売り、ハイリスク商品にお金をシフトさせています。異次元緩和からハローウィンは、そういう事なのですね。メディアの影響で、為替ばかりに、目が行っているようですが…、実際は三菱UFJも、みずほも、別格の動きになっていますね。良く自分で考えればいいのです。株価の行方を聞かれても…誰にでもわかりませんよ。誰が株を持っていて、誰が、いつ売るかなど…誰にも分からないのです。そんな次元の低い話は止めてくださいね。自分自身の問題なのです。自分との戦いなのですね。でも無理をする事はないのです。カタルのような貧乏人は、背伸びをせずに、粛々と市場の動きに従うだけなのです。金持ちに成り、300億程度のお金が動かせるようになれば…ある程度の配慮が必要になります。10億未満の貧乏人は、市場の動きに連動するしか道はないのです。
しがない元証券マンの「ぼやき」でした。トホホ…。コンチクショウ。自分の見通しの悪さに腹を立てているのです。でも馬鹿は、馬鹿なりに…いつまでも馬鹿をやり抜くことが大切だと思っています。馬鹿と天才は、紙一重と言いますからね。それじゃ、また、明日。
投稿者 kataru : 2014年12月11日 11:18