今日の市況(2014年12月15日)
かたる:選挙と言うのは面白ものと言いますか…世間はやはり、よく分析していると思っています。基本的に、最低の投票率が示すように組織票の力を発揮し公明党が議席を伸ばし、野党は分裂の自滅政党から、共産などに分散され、300議席乗せが期待されていた自民も、アベノミクス批判を多少は配慮した結果になったようです。しかし保守は326かな?…を確保し、これからの政策運営に、責任を持たされる格好になりました。国民は現状維持で時間を与えた格好です。果たして、「デフレ脱却」が成るか? まさに正念場の相場ですね。この行方を決める銘柄が、ケネディクスです。デフレ脱却の星ですね。基本的に内需株が期待されます。銀行、証券、不動産から建設と…金融相場の延長線上に相場の焦点はある訳です。
一方、輸出動向は世界経済の動向に左右されます。基本的に円安による利益をバックに株価は大きく修正しましたが、これからの変化率は、当然、大きく落ちます。米国の自動車販売は落ち込むことはありませんが、どんどん伸びる状況にはないし…、為替水準もガラガラポンを除き、一般的には、上限が見えています。故に好業績は続きますが…その利益率の変化と言う点では、妙味が消えますね。株価を観るうえで、重要なのは変化率なのですね。利益の水準ではありません。人々が驚くから…株を買う気になるのです。良い会社だから、株を買うのと違いますね。此処は素人が間違う所です。
日銀の政策に、過度の負担が掛かっていることは仕方がありません。多くの識者は既に国債の流動性が失われ、これ以上の緩和政策は取れないと思っているかもしれませんが…インフレにすることは、日銀にとって、そう難しい事ではありません。批判を恐れずにやろうと思えばいくらでもやり方はあるのです。スマートシティー構想を、以前、日銀が中心となったファンドで、実行しろと述べた事もあります。やり方は、無限の選択肢がありますね。あとは「やる気」だけの問題です。日本の個人金融資産1645兆円を、有効活用すればいいのですね。1177兆円の借金があると言っても、まだ十分にユトリがあります。お金を動かす政策を実行する事が大切ですね。何より「希望」を生むような政策が必要なのです。だから「1300兆円の逆襲」なのですが…、なかなか市場にはこの動きが浸透しませんね。
まぁ、三菱UFJも株価は2倍になり、浸透し始めていると言えば、言えますが不満です。市場からの信任と言う点では、マダマダですよね。現状の市場はグローバル企業の信認に留まって居ますからね。僕らは名目の世界で生きている様に、海外で生活しているのではなく、国内で生活をしていますからね。やはり内需振興なのでしょう。浜松の松菱のような事例が、日本中の至る所でドンドン生まれ、日本全体がスマートコミュニティーの世界に突入するのは、何時になるのでしょう。アベノミクスは民意の信認を受け、外人投資家も日本の変化を、固唾を飲んで見守っています。TPP交渉も雑音がなくなり、「錦の御旗」を得た安倍政権の政策運営の…今後のスピードアップに、期待がかかる訳ですね。
先ずは、日本の金融力を活用しなくては、絵に描いた餅ですね。金利がドンドン下がる構図が間違っているのですね。この金利安を活用する人達が…日銀の資金供給スピードに負けてはならないのです。故に、国債金利に敏感になってくださいね。0.3%なんて…考えられないデフレの「極み」でしょう。こんな歴史的なチャンスを生かす事が出来ないなんて…能力のない国民です。イワシ民族は…与えられた餌だけを食っている家畜なのでしょうか?
1645兆円は大変なお金ですね。この現金を資産に換え、どんどん膨らますのですね。そうして信用を拡大させ、経済成長率を上げるわけです。007の増資の様に…、売り上げと同規模の増資を引き受け助けることにより、一気にIVIなどのスマートコミュニティーへの世界に時代を進める事が出来るのです。この増資資金は、日本の未来の生活を変えるわけです。IVIは渋滞をなくし、運搬効率を上げます。何れトラックなどは、皆…無人運転になるでしょう。通信と融合するクラウドを利用するためには、007の技術は欠かせなくなります。お金が時代のスピードを更に上げるわけですね。分かるかな?お金は貯めるものではなく…如何に使うか…なのですね。
使い方を誤ると…、日本のような停滞を生みます。掘っては埋める公共事業や耕作放置地に補助金を与えるわけです。死に金の供給です。固定資本形成の比率が高い中国も、無駄な投資があるから経済成長率が落ちているのです。代表的な事例は高炉でしょう。過剰生産設備の存在は、計画の無さを示しています。鉄鋼は相当量が余っていると言います。
J・TECは、再生医療の日本のトップ企業ですね。まだ利益が出てないから市場から評価されていませんが、富士フィルムは10月30日に、新たに1900円でJ・TECの株を360万株取得したのです。如何にもフェアな会社ですね。フィルムの評価が高いのが頷けますね。その好業績の企業より、今、J・TECの株を買えば、我々は安く買えるわけですね。
こんな理屈は、小学生でもわかります。親会社が相場より、遙かに高い株価で購入する意図は何処にあるのでしょう。少しは道理を考えて株式投資をやればいいのです。論理的に割高な株を値動きだけで追う展開ではなく、賢い投資を実行してくださいね。3年程度持っていれば、おそらく株価は2倍から3倍でしょう。お金がなくても信用力があるなら、銀行から融資を得て、株式投資をすれば3年以内に投下資本は回収でき、利益分は残りますね。007も同様でしょう。1カ月とか、2か月の目先投資より、ずっと時代に貢献できますね。
その希望、信用力を支えるのが、先ずは、ケネディクスなのでしょう。他に群を抜く銘柄は見当たりませんね。NY市場が大幅安しても…、ほら、三菱UFJはプラス転換してきました。この意味は、先ずは信用創造機能の復権なのですね。常識的に時代の現象を積み上げて行けば…相場の未来は、見えるようになります。今の日本の焦点は、デフレ脱却なのです。先ずは信用創造であり、それからスマートコミュニティーの時代推進なのですね。いよいよ…お約束の年末年始の到来です。ケネディクスの相場が、もっとも面白い場面がやって来ます。1年半、待たされましたね。ようやく爆発高する条件が揃ってきました。
理由は、四季報をよく見てくださいね。皆さんの観察力が、どの程度か…。明日、カタルが考える解答を示します。段々、準備が出来ている様子を実感できるでしょう。長岡の花火は、場内放送があります。「まもなく…大型スターマインの打ち上げ開始でございます。」一応、カタル君も有言実行で、金曜日に続き、今日の寄り付きで少しケネディクスを買ってみました。どうなりますか…。それでは、また明日。
投稿者 kataru : 2014年12月15日 10:41