今日の市況(2014年12月30日)
かたる:この時期のテレビ番組は、今年一年を振り返るものも多く、特番はあまり面白いものがありません。でもかみさんは、どちらかと言えば…馬鹿番組を観ます。くだらない番組を観る傾向にあり、おばあちゃんは何故か…韓流ものを好むようです。珍しいですね。たぶんあの年代は、朝鮮人と言って、彼らを馬鹿にして毛嫌いをする人が多い筈ですが…。アンケートを観ると、韓国や中国を良く思っていない人が多いですね。でも聖徳太子の頃、日本は韓国から中国文化を多く仕入れています。あの当時は大陸の技術を学び、「渡来人」と言い、知識階級に朝鮮の人を招き入れ、文化を発展させていましたね。
カタルは昔、黒岩重吾が好きで、彼の作品をよく読みました。彼の前半はホステスの立身出世物語が多く、後半は聖徳太子の時代を描いていました。天皇家を巡る争いなど…彼ほどジャングルが変わった作家は、珍しいと思います。どちらも面白いですよ。まぁ、カタルのしつこさは、韓国の血が先祖に交じっているんじゃないか…と思う事が良くあります。今年のカタル銘柄の3馬鹿トリオは、鳴かず飛ばずで年末を迎えました。ごめんなさい。
先ほど今年の人気株を観ていたら…値上がり率第一位はアドテック・プラズマ・テクノロジー(6668)と言う会社で、広島県の会社だそうです。来年の広島カープは良いですね。黒田君が加わります。何故か、カタルは彼が好きです。プラズマ高周波電源装置で世界第3位と書いてあり、おそらく半導体絡みの装置が好調だったのでしょう。この株も昨年は割安銘柄だったのですね。昨年末は170円で、BPSは280円ですからね。そうして2013年8月は赤字で、一気に黒字化し、復配を達成しています。好条件ですが…まさか3475円まで買われるとは…。その後は日本通信同様に下げ続け、現在は1317円ですね。考えてみると…今年のパターンは日本通信型に尽きます。年中央に高値を付け下げるパターンです。このパターンが多いですね。上位10位の内、みんな小型株ですが…カタルが取り上げたのは、5位のラオックスと4位の日本通信の2銘柄でした。どちらもマズマズの力の入れようでした。
2013年の昨年は、カタルが新興御三家と馬鹿にしたアドウェイズが第一位でした。10位にコロプラが登場していましたね。カタルの記憶によれば…昨年は、年末に掛け尻上がりの展開だったように記憶しています。昨年末も、カタルはケネディクスを買い増ししていました。昨年の12月30日は551円まであり、541円で大納会を終えたのですね。2300万株台の出来高でした。今年は562円から始まり今は559円と560円の繰り返しです。考えてみると昨年末と全く変わらない水準なのですね。おかしいですね。現実の実態は良くなっているのにトホホ…。まさにケネディクスは今の日本株を象徴しているような株ですね。「デフレ脱却の星」と位置づけ、再三取り上げていますが…今年1年間、抜け出せそうで抜け出せない「流動性の罠」に嵌ったままの状態だったのですね。
故に…、このように内部留保を拡充する企業が、多く存在するわけです。東洋経済にネットキャッシュの上位企業が発表されており、1位はファナックで8804億円だそうです。この会社の売り上げ予想は6882億円ですよ。実に売り上げ規模以上のキャッシュを積み上げています。まぁ、オーナー企業ですからね。だから許されるかもしれませんが、でも2代目ですからね。やはりROE経営に変えるべきですね。株主は黙っているのでしょうか…。今の方針を継続させたいなら、無借金でもありMBOで上場廃止にすべきでしょう。上場している意味がありません。でも許されるのは、この会社の生産基地は、日本だけだと思いますね。確か…。販売代理店は世界にありますが…。そうして今年、栃木県壬生町に大規模な投資を、決定していましたね。でも無人化なのであまり雇用に貢献していません。でも税金は払っているから、「まぁ、良し」とするか…。でも2位の任天堂は赤字を垂れ流し…で、いくらオーナー系とは言え、許されませんね。山内さんの娘養子ですからね。岩田さんは…。キャノンは配当も良く、自社株買いも、確か…していましたよね。この記事は此方です。
基本的に、何故、経営者が、設備投資や自社株買いなどに踏み切らないかと言えば…未来への信頼感が欠けるからですね。デフレ脱却の主眼は、この「未来への希望」を、抱かせることが出来るかどうか…なのです。来年のポイントは、此処にあります。豊富なキャッシュを、投資などに向かわせることが出来るかどうかです。個人金融資産は1600兆円です。1割を株式投資に向かわせるだけで、大変な大相場になりますね。だっておかしいでしょう。1%以下の金利で貯蓄をしているなんて…。定期預金などは0.2%台ですね。国債は0.3%台、何故、配当利回りが3%台の株式投資に資金が向かわないのでしょう。証券マンの力不足に尽きます。証券会社幹部は、猛反省をせねばなりませんね。みずほ株をガンガン現物で沈めなさい。何も、カタル銘柄のデフレ脱却の星、ケネディクスを買え…とは言いません。
三菱UFJでも、みずほでも…大手金融株は、どれも利回り採算に合っています。だから定期が満期になったら、銀行員は系列店を通して、自社の株式投資を薦めればいいのです。このような地道な作業を経営トップが指導しないから、いつまでも流動性の罠と言う泥沼に、どっぷり嵌っているのです。本当に高額収入を貰っている経営者なのかどうか…。サラリーマン社長のアホばかりですね。野村幹部は、自らサウジに飛び、王様を説得してケネディクスに、TOBを掛ければいいのですね。馬鹿ですね。みんな仕事が3流です。豊富なキャッシュ、眠れる個人金融資産を活用する事が、来年の見所です。昨日は積み上がる日銀当座預金の推移を観ましたね。皆さんは、あのグラフを観て…何も、感じないのでしょうか?
わが国のGDPは500兆円余り、それなのに…当座預金に170兆円ですよ。この意味が理解できないなら、株式投資をやめた方が良いですね。個人の金融資産は1600兆円ですよ。今日の新聞にも、東京スター銀行に次いで…みずほが自宅担保の老後の生活資金融資を始めるそうですね。それぞれ、皆、流れは一つに繋がっていますね。だから日経新聞は、ファナックのような矛盾がある現実を、恥ずかしく思わねばなりません。この東洋経済のキャッシュリッチ企業の実態を観て…自分のペンの力を恥ずかしく思わないなら…記者など辞めるべきですね。明日早速、辞表を書いて新聞記者を辞めて転職すべきです。記者を続けるなら…自分達の姿勢を、猛反省しなくてはなりませんね。
何故、日本村論理を長く放置し…日本の政策を誤らせたか? これはメディアの責任ですね。自分達が変化するグローバル論理を、しっかり伝えてなかったから…、いつまでも、いつまでも、「流動性の罠」に嵌ったままなのです。失われた時代を作ったのは、メディアの責任ですね。それを大衆迎合し、目先の視聴率の為に、嘘の報道をする姿勢を…平然と続けているのです。呆れるばかりですね。是非、論理的な行動がとれるような風潮に変えて欲しいものです。イールド・スプレッドの意味を、もう一度、考えましょうね。正常な経済なら、必ず金利裁定は起るのです。
ここが、来年の見所ですよ。デフレ脱却の星、ケネディクスが輝きを取り戻す事が出来るか…。それとも今年の様に、雲に隠れたまま、雨模様に変化するか…。それはメディアの姿勢次第です。日経さん、ROE経営の特集を、楽しみにしています。それでは…また来年。明日から、正月3日までお休みの予定です。でも暇人だから、書くかもしれません。まだ、1年を総括していませんからね。やはり、明日は時間があれば…コラムにて、カタルの反省をせねば、ならないかなぁ~。今の所、白紙です。書かないかもしれないから…皆さん良いお年を…1年のご愛読をありがとうございました。
投稿者 kataru : 2014年12月30日 10:51