今日の市況（2005年）(2005年12月30日)

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大納会を終えて…
今年は私にとって、ようやく明るい兆しを感じられる年になりました。１９８９年に上京して１６年経ちましたが、ようやく借金返済の目処も立ち、若干、通帳にもお金があるようになりました。初めて新しいチャレンジを出来るかな？と考える年の瀬なのです。相場技術は、未熟な素人レベルかと思っておりましたが、お客様の資産も増やせるような実力が備わったようです。無論、市況に助けられた面が大きいのでしょうが、ある程度のレベルに達したようです。

来年は新しい飛躍の年にしたいと個人的に考えております。ただ新年を迎えるに当たって残念な現象も市場に多く見られます。多くの投資家が、ただ儲ければ良いという単純な発想で株の売り買いをしてないでしょうか？　村上ファンドは大証の株式を売ったようですが、折角、問題提起をしながら意思を貫かぬ姿勢は残念です。単に金儲けの輩との批判を受けかねませんね。お金は必要ですし、大いに儲けて良いのでしょうが、出来るなら、前を開拓しながら儲ける道を模索したいものです。

株価が玩具にされ、乱舞する現象はいただけません。市場は僕らの生活に必要な産業を育てる場なのです。意味のないマネーゲームに、一喜一憂する姿は、心の充実感が得られないでしょう。やはり応援したい企業の株価が上がる喜びは格別なものです。既にグローバル化が推進され、日本だけの問題でなく、日本の経営者は幅広い視野を持ち、経営に当たる必要がありますね。近隣諸国の豊かさを後押しすれば、自らも豊かな環境を手に入れられるのでしょう。ＮＴＴ株を高値で国民に買わせるような発想では、政策の立案など、とてもとても…

かたるは新しい年に向かい、気持ちを新たにチャレンジします。自分なりに出来ることから、この国を少しずつ変えて行きたいと願っています。今年一年ありがとうございました。明日の株式教室はお休みです。新年は３日のコラムから再開の予定です。

投稿者 kataru : 13:47