今日の市況(2008年)(2008年11月17日)
金融サミットへの評価はまちまちで…一般的には即効性のある対策が打ち出されなかったことへの失望感だと言います。所謂「先送り」と言う評価で、あるいは「決意表明」とか言われているようです。果たしてそうでしょうか?
実は日経新聞も読売新聞も具体的な報道に乏しく、朝日新聞が一番、的確に報道していたようです。同紙によれば格付け機関を登録制にする。CDSの取引所を設ける。グローバルバンクへの監視機関の創設などが柱になっているようです。基本的にアメリカの次期政権の意向が反映された内容という見方もあるようです。当初、ブッシュ大統領は規制に反対でしたが中身は民主党よりの共同宣言ですね。グルーバルバンクの指定は30~40行と言われているようです。リーマンの破綻は突然だったようで非難されたようですね。
昔、証券会社が登録制になった時期があります。格付け会社への規制は当然でしょうし、CDSの取引所創設は金融デリバティブを否定するものではなく、透明感を増して発展させるものですね。国際取引決済銀行の監視は当たり前でしょう。無秩序な資産の膨張を食い止めることは必要なことでしょう。具体策は、なんら決まっていませんが、リトマス紙の役割を果たしたのがリーマンとAIGで、この事業規模を二社の実験によって、ほぼ政策当局は把握できたと思います。だからポールソン発言に繋がっているのでしょう。楽観的な考え方をする私は、金融相場がロケット発射台に移ったな…と感じました。今日は、こんな感じでスタートです。
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投稿者 kataru : 2008年11月17日 18:21