今日の市況(2010年)(2010年12月14日)
かたる:相場は相変わらず強いね。減数の関係からおそらく騰落レシオはピークを付けたのだろうが…今日はTOPIXが上げてきましたね。金融株オンパレードの相場でした。相場に過熱感が指摘され、皆さんは押し目を待っているようですが、都合よく株価が下げてくれるかどうか…。
トロ:きっと日銀への期待感があるのだろうね。TOPIX型がしっかりしているのはその一例だろう。
時代や:でも日銀は公約通り、株を買うのかな?
かたる:2006年に少し相場が戻り、景気の自律的な立ち上がりが見えてきたので、福井さんがゼロ金利を解除したんだね。でも、あの変更は結果的に失敗だった。総裁などのトップに立つ人は…基本的に豊かでないとならないよ。福井さんはきっと貧乏人の出身だろうね。狂ったように地価や株が上がってから、引き締め政策に移っても遅くない。バブル当時は、戦後の蓄えが含み利益として残っていたから、あのような金融政策を実行しても、今の日本はつつがなく過ごせることができるんだね。実に長い右肩上がりの時代の蓄積を、わずかな期間の失政で消化することになる。
前から時間がないと述べてきたが…。ようやく日経新聞は団塊世代の退職と、20万円の手取りの若者が苦労して5万円を払っているのに、のほほんとゴルフ三昧の定年退職者の違和感を新聞に書いていたと…、言うね。でも、おかしいね。50万円以上も企業年金と合わせてもらっている人は、公的資金供給を停止すればいい。まぁ、今すぐにしなくても、いずれは時間の問題で、年金支給開始年齢を引き上げたり…するのだろう。
時代や:先の話はいいよ。それよりせっかく相場が良くなってきたので、そっちの話をしようよ。
かたる:僕はテクニカル分析をしたことはないが、時間的な経過か必要だと感じるね。今日は金融株が上がっているが、日銀への期待がはがれる可能性もある。明日は大塚HDの上場で市場のエネルギーが吸い上げられ、これをきっかけに短い調整局面に入ると思っているね。
浜ちゃん:じゃ、買いをやめて売りに転換するの?
かたる:でも、まだ引っかかってないんだね。これまでの実験で仕掛けた玉は、すべて回転しているよ。これまで計算違いから…僅かだけれど数百円の損をしたことはあるが基本的には大丈夫。相場が好調なので結果としては当たり前ですが…。間もなく相場の流れの主導権が変わると思っているよ。カギを握るのは第一生命とか、野村証券の株価の動きでしょう。でも驚かないでね。心配のない調整だからね。
あぁ~。今日は疲れて眠くなってきたね。
頭が回転しないや。何しろ、今日も法務局に行き…銀行、証券外務員協会に、最後は整体と回ってきたからね。もうすぐ、予定されている行事が終わるね。時間をかければ必ず終わる仕事はやはり楽だね。でもやることは、まだまだ山のようにあるよ。そろそろ年賀状もやらないとならないし…。
トロ:かたる、頭でも打ったんじゃないの? 買い一辺倒の強気堅持のかたるが、弱気論を語るなんて…
かたる:弱気論じゃないよ。最近、日経新聞は弱気な二番底説を語らなくなったけれど、まだまだ分からないんだね。二番底の懸念は依然消えてないよ。中国の消費者物価が非常に注目されるね。今は米国の雇用とか、欧州の通貨問題より、新興国の雄である中国のソフトランディングが至上命題。故に昨日だったかな? 中国のCPIのグラフを載せたんだね。僕が掲げるチャートは、ある意味を持っているケースが多いよ。
ここでは、今、にぎわっている銘柄ではなく、12月相場入りする前に人気になり、今は休んでいる銘柄が間もなく人気沸騰するのだろう。僕はそう考えて行動しているね。調整といっても、わずかな乖離調整の修正波だろう。あと重要なことは…電子書籍関連などもにぎわってきたね。LTEもそうだし…。もう限界だ。今日はこの辺で…。
投稿者 kataru : 2010年12月14日 19:37