今日の市況(2012年)(2012年10月24日)
かたる:米国株の変調が気になるので調べてみたら、どうも9月21日の辺りから仕掛けが始まっているようにも感じますね。僕のこれまでの予測は、大統領選までは株価が強くその後に大きく下がるという仮説は間違いだったかもしれません。そこで仮説を組み替えないとならないかもしれません。時間軸が早まっている原因は、好調な米国経済の回復が背景にあるのかもしれませんね。当初は共和党のロムニーは劣勢でした。しかし…早めの金融緩和QE3は意外な効果を生むかもしれません。来年の米国はバラ色…。
そこで、もし影の誘導師が存在すると仮定すれば、黒人のオバマから主導権を奪回する為の演出として、投票前に一気に株価を落ち込ませる作戦かも知れませんね。大統領選で、オバマ大統領の経済手腕を疑わせるには、株価を下げることが何と言っても効果的です。勿論、昨日の下げは企業業績の影響で為替がドル安修正に動いているのも一因だとも言いますが…。まぁシナリオの修正はよくある事で、自分の頭の構造を、市況を注意深く見守りながら相場観を修正させるわけですね。どっちにしても下落を予想していたので構いませんが…いろんな点を修正させるわけですね。
民族論的な考え方に対するご批判はあるでしょう。しかし歴史を見ると、カタルはその様な事をよく考えますね。だって男女同権なら賃金は同じはずなのに、統計上はいつも男性の方が高いのです。この傾向は世界共通です。女性の首相も少ないですね。アパルトヘイト的な発想は、簡単に消えないとも考えています。日本でも先日の週刊朝日が謝罪したのは、橋下さんの同和(同胞融和)絡みの記述が、やくざ絡みの話しより、問題になったからなのでしょう。岡林信康の世界は、やはり存在するのでしょう。久しぶりに彼の歌をどうでしょうかね? こちらです。代表曲は山谷ブルース、チューリップのアップリケ、手紙などですが…。因みに、手紙の詩は実話だとされています。僕が中学生の時代ですね。最後にこのくそ食らえ節もなかなか面白いのです。
民族論は兎も角、どのように相場観が変化するかと言えば…米国経済が好調なら住宅より先に車ですからね。何故なら、金融危機前の米国の自動車販売の推移は、毎年1700万台程度だったのです。それが月次では瞬間1000万台を割れるわけで…車のハイテク化の進化などを考慮に入れれば、買い替え需要はかなり存在します。QE3の影響は雇用改善に繋がり余裕が生まれます。久しぶりに米国主導の世界景気の回復が期待されます。シェール革命は大きなことなのですね。間もなく分かりますよ。パマナ運河の拡張工事は2015年2月に開通しますね。この解説は後に譲る事にして…。
例えば、富士重工の業績見通しが変化しました。スバルはもともと米国で人気になっています。ホンダと並んで注目されますが、ホンダは中国なども持ち、スバルの方が米国市況の影響を受けるわけで…株価動向もその通りに動いていますね。株価はやはり正直に反応しますね。全体市況が緩むと…日経新聞のDENAの記述が前面に相場に現れ、スクウェアとグリーの話題が表面に出てきますね。全面安にならずに米国市況の影響も限定的になっており日本株の割安感だとか…金融環境の良さなどが日本株全般を支えています。この背景は震災が影響し、貿易赤字からの修正が働いているのでしょう。昨日述べたユニクロが世界企業の仲間入りした背景など…。空洞化の修正、国際標準の話ですが…関係しているのでしょうね。
実はこのようなデッサンが非常に大切だという事を皆さんに知ってもらいたいのですね。特に地方金融の財務担当者に方に、カタルのページを読んでほしいのです。かたるは現役時代、長らく地方金融法人の営業も担当していました。信用組合から信用金庫、地銀など…運用知識のレベルは低く、今も変わっていないでしょう。今頃、AIJ問題から厚生年金基金の運用が問題化されていますが…多くの国民はこの設立からの経緯である運用代行の意味も分かっていませんね。証券界は僕が現役の頃に、この運用を解散しました。流石に運用は無理だと考えていたのでしょう。解散できたのでプロ集団の面子は、一応保っていますね。残念ながら、我が国、地方銀行の預貸率は非常に低いのですね。多くは国債運用に頼っており、ここが将来問題化します。だから早めの対処を実行してほしいのですね。何故、1%を割れる国債を買い続けるのでしょう。昨日、私はお金が人を育てると実例を掲げ述べています。地方の金融マンは頑張って欲しいものです。規制を跳ね除けて…奮起して欲しいのですね。下に預貸率の実例を掲げておきます。黄色は50%割れです。
岡林さんの久しぶりに歌を聴いたら、気持ちが萎えてきました。人間の感情など不思議なものです。だから孫さんがツイッターで呟いたのでしょうが…。彼は立派だな。僕にはなかなか行動に移す勇気がなかなか生まれません。でもそろそろ何かしなければ…叱咤か。
投稿者 kataru : 2012年10月24日 13:30