未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2012年)(2012年11月27日)

かたる:気象庁発表の天気図を見ると…、かなり等高線が狭まり、数が多くなっています。西高東低に近い形になり冬型と言うのでしょう。故に関東地方では晴れており日本海側の天気は悪いのでしょうね。等高線の数が3本だと風速3メートル、5本だと風速5メートルだとか…。今日はかなりたて込んでいるので、東京はいい天気ですが風が強いですね。僕は小学校の音楽の教科書に…「お正月」と言う詩がありますが、この詩が不思議だったのですね。♪コマを回して凧あげて…と言う部分ですが、長い間、疑問を抱いていました。だって新潟育ちの僕は、お正月は雪に囲まれた生活を強いられており、外は雪が多くコマなど回して遊ぶことはないし、凧なども正月に揚げた事はありません。東京では雪もなく冬型の多い正月は風が強く凧も揚げるのですね。しかし教科書ですよ。少しぐらい地域への配慮があっても良さそうなものですが…これが画一化された中央集権体制なのですね。

僕は基本的に市場原理主義者ですが、日本型の精神を持った歪な人間構造のようです。やはり教育は大切ですね。僕のように「ダブル・バインド」(二重拘束)で育てらてた人間は何処か精神構造が歪んでいますね。素直でないのは可愛くないですよ。僕の女性への好みはやはり従順な人を好みます。内のかみさんの良いところはこの点です。他人に騙されるという事を知らないで育ってきていますから…どんな意見も鵜呑みにします。日本は鎖国制度を実施して長らく暮らしてきました。戦後だってある意味で日本基準を設け規制により縛られてきましたね。幸い海に囲まれ交通手段も通信手段も発達しない為に、画一化教育が維持されてきたのでしょう。

アラブの春は何もアフリカや中東だけの話しでなく、全世界的に広がっています。法律や規制などは時代に遅れて制定されることも学んできました。今の乱立する政党を見ると当たり前なのですね。米国の共和党と民主党の中にも色んな意見が多くあるのでしょう。実は恥ずかしい話ですが、最近まで米国の共和党と民主党の主義主張の違いは良く分からなかったのですね。おそらく、ここ5年くらいじゃないかな? NHKの番組も最近は洗練されてきましたね。やはり収入が確保されているという点が、民放とは大きく違うのでしょう。博報堂を始め日本テレビ、TBS、フジテレビなどのメディアも高給の世界が崩れるのでしょうね。長らく特権意識が強い業界でしたが…新聞社などのメディアも同じでしょう。多様化する情報の中で個人が好みの情報を選択する時代ですからね。僕などは小林幸子がNHKの紅白歌合戦から外れ、NHKの選択はおかしいな。と違和感を抱きますが…意見の相違ですね。

基本的にTPPには賛成、原発発電も賛成、消費税も賛成だし、国防軍にも賛成ですね。ただ公共事業投資の拡大は反対です。ケインジアン的な政策は間違っています。どうせやるなら民間が主体となる投資で、その影を補完することに留めるべきですね。お金は最小限で済みます。規制緩和や政策支援で投資は自然に起きます。安倍さんの考えは古いですね。そんなに収賄の見返りが欲しいのでしょうか?もう傘下の支持者もそんなことを期待する時代ではないですね。

僕の基本は小さな政府で、自助努力により成果が得やすい社会構成に軍配を挙げます。この点は米国の共和党と同じ発想ですね。基本的に人間は自らの力で努力をして、生活を改善すべきだという考え方ですね。だから、今の僕の挫折は…、まぁ、あまり挫折とも考えていないのですが、世間一般から見ると収入面では大きく落ち込んで、かみさんを働かしているから…あの亭主は…との批判は、甘んじて受けねばなりません。しかし僕にはまだ夢はあるし、今は一所懸命に努力しているつもりです。ただ昔のように何日も徹夜してとか…更に一つの方向性に全力で走るようなことはしなくなりました。銘柄の選択も分散型、例えば、今の相場の話をしましょうか…。

基本は日銀が「包括的な金融緩和政策」を採用した点で既に方向性は決まっています。皆さんには分からないかもしれませんが…実は大変なことなのですね。白川さんが日銀への批判に反論した意味は良く分かります。おそらく2010年10月に決定されたこの政策は歴史に残る画期的な政策と後世の人から評価されるでしょう。しかし彼は方向性を決めたけれど、大胆に行動を起こすような人ではないのですね。ここがバーナンキと違う点です。バーナンキはドラスティックですね。白川さんは漢方薬のような処方を実施しています。でも米国では未だに住宅関連債券を通じて資金供給していますが、日銀のようにリートへの直接投資やETFの直接買い上げは実施していませんね。遙かに日銀の方が進歩的です。しかし如何せん額が少なすぎますね。だんだん欧米並みになってきましたが…もっと大胆に行動すべきです。これだけ資産デフレが進んでいるわけだから、既に信用創造の機能を日本は失っていますからね。この認識が白川さんと市場のズレを生んでいます。ただ今回の無制限貸し出しは…ひょっとすれば…確認されるのは先であり、僕は現場に居ませんから分かりません。しかし現役の世代はもう行動に移っていますね。この数字上のデータは6か月ぐらいしないと分かりませんね。ただ相場を見ていれば判断が付きます。この政策が効くなら金融株に軍配が上がります。過剰流動性に間違いなく発展します。

歴史的な転換から2年が経過し、震災などがありますが…この間に日産自動車はマーチを生産移転させ、更に車種を拡大させています。雇用を守ると言ったあのトヨタが…高級車の生産移転を公にはしていませんが、徐々に拡大させていますね。ただマツダは倒産を免れそうな展開ですね。あと2年程度、円高が続けばアウトだったのでしょうが、この円安で助かるかもしれません。だからここにきて急騰していたのですが…。マツダは日本の自動車産業のなかで、一番、為替の影響を受けます。故に円が100円になるような場面になると…カタルが以前、抱いていた相場展開が甦りますね。あっという間に株価は500円に向かうでしょう。

相場にはいくつかのシナリオがあり、その選択を迫られます。今は自民党が中心の連立政権が樹立される可能性が高く、おそらく緩和策の継続と公共事業投資が復活するでしょう。だから大林組などが上がっていますね。つまり建設関連の株式の大相場が訪れる可能性もあります。セメントやガラスなど色んな産業は、経費削減に明け暮れ、損益バーがかなり低水準に下がっていますから儲かりますね。つまりこの関連株の中から人気株が生まれる可能性があります。選択1ですね。

僕が主眼にしているマネタリーベースから株価を考えると、金融株が筆頭になります。先程の無制限融資の影響も受けます。だから証券株の野村が先導して上がって来ていますが、銀行は遅れています。おそらく中小企業円滑法の行方が気になるのでしょう。もうひとつ、これから意見が対立する事が予想されますが、国債が売られるようになると債券の含み損問題が浮上するでしょう。都市銀行は対応済みでしょうが地方銀行は非常に危ういですね。ただ本業の融資業務などが伸びますから、そのバランスが問題になるでしょう。

もう一つ考えられるのが、グリーやDENAなどの先端ソフト産業に対する再評価ですね。この業界はLINE関連が浮上し、ゲームだけでないことが証明され、グローバル化が加味されPERの再評価が開始されます。まぁ、ざっと3つのシナリオが思い浮かびますね。しかし最近の研究では他にも有望なセクターもあるようです。何れ明らかにするときも来るでしょう。この3つの路線は大衆人気を集めやすく「華」になります。しかし本当に儲かるのはもっと他にあるかもしれませんね。最近はデータを処理している最中で…もう少し時間が掛かります。来年にはある程度の成果が得られるかもしれません。

人間と言う動物は駄目なものですね。やはり目先の欲求に負けるものです。昨日は勉強をせずにテレビを見て寝てしまいました。ピアフの歴史物語は面白かったです。彼女は不幸な家庭環境の中で育ったのですね。フランス語と言うのは…何ともエレガントと言うか哀愁があると言うか、あの響きはエロチズムというか魅惑的と言うか…何故かドキドキさせられますね。上手く伝わりませんね。丁度、中村中の「友達の詩」のような…なにか非常に心を揺さぶられるものを感じるのですね。最近、と言ってもかなり前ですがフランスの歌手と言えば、ZAZの「私のほしいもの」「私の街で」を買ったぐらいですね。

まぁ、ユーチュブの画像ですが、気に入ったらぜひ購入して上げて下さい。この歌を聴きながらもう一度カタルの原稿を読み返すのも良いですよ。陰に隠れた糸がより鮮明に見えるかもしれません。僕はいつもこの影に隠れた糸をみようと…テレビを見たり、ラジオを聴いたり、雑誌から新聞にアンテナを張り巡らせているつもりですが…残念ながら最新の動向は分かりません。情報網がありませんね。現場の一流の証券マンや銀行マンがどんな戦略を持っているか? 最新の動向が分かりませんね。故に2006年からの金融危機の罠に完全に嵌りました。金融危機の実態が明るみになったのは、株が下げた後なのですね。日銀などの統計数字も数字に変化が生まれるのは、6か月程度遅れ、その後1年7か月程度かけて実体経済が変化するようです。このタイムラグを感じる必要があります。貿易統計に大きな変化があったのは震災からですが…、実際はタイへの日産マーチの生産移転発表は2009年1月でしたね。あれから3年ですが、実は大きな事だったのですね。いろんな点で布石は打たれ、株式市場は変化しているのでしょう。

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投稿者 kataru : 2012年11月27日 14:33