今日の市況(2012年)(2012年12月19日)
かたる:米国では「財政の崖」の懸念が薄れ、日本ではターゲット論が話題になっているようです。あまり記憶にないのですね。一般番組のニュースで金融緩和や日銀の存在がこれほど話題になるときがあったのでしょうか? 選挙で争われた経済テーマも注目度が高いようです。カタルがホームページを始めたのは1997年だったかな? あの当時は転職の為に技術を身に着ける為に始めたのですが、その後、社会体制に大きく矛盾を感じ、官僚批判など長く行っていましたが、ようやくその当時の認識が一般化してきました。「みんなの党」の公約は、僕の声の代弁になっています。
昔なら無視されていた経済動向などの焦点が最近は解説されはじめ、一般人への教育がさかんに行われています。NHKのこどもニュースのお父さん役をされていた池上彰さんが活躍されるようになり、ニュースに隠れた裏の意図を読む番組が増えてきました。これもインターネットの進展で、今までなら埋もれていた業界ニュースが、一般化され始めている訳ですね。アラブの春により日本人も本物志向に移行しているのでしょう。株の世界は偽物ばかりですからね。テレビに出ている人間は、みんな偽物だと思っていいのです。何故なら、一歩、会社を離れると、皆、再登場できませんね。それは本物でないからです。バフェットのようにランチ・チケットが2億4千万円ですからね。まぁ、このケースは例外にしてもコンサートで球場を一杯に出来る人はたいしたものです。経済ですから数万人規模は無理でも、数千人の講演会場を有料で埋める事が出来れば本物の域でしょう。
まぁ、本物ならお金はうなるほど出来るわけで講演活動などしないでしょう。僕自身も自分の為に勉強しながら原稿を書いているだけで、数百億レベルになればやめるでしょうね。偽物だから続けている訳ですね。でもマズマズの当たりだと自分では評価していますが、評価は他人がするものですからね。皆さんが本物だと思えば、何れページビューも昔のように増えるのでしょう。今はピーク時の1/4~1/5程度でしょう。人気と言うのは不思議なものです。株価を見ていると分かりますね。あれほど人気が高かった株が人気がなくなる姿は面白いものですね。ホンダを安値の時点でカタルは取り上げています。あの悪材料が表面化した業績発表の後ですね。安値は1か月程度と考えていましたが実は意外に強く、その時の安値がターニングポイントだったですね。今では3000円です。あの当時は来春との読みでしたが早まりました。10月22日の今日の市況に、その旨を述べています。チャートを振り返ると11月14日が安値だったようです。
財政の崖の懸念は、見事に外れています。その後のFRBの処置などが条件を変えたのでしょうがハズレもありますからね。でも概ね、どの銘柄も当たっていると思っています。当たり前ですね。どの株も上がっている訳ですから。…ここにきて連日、金融株が続騰し僕のシナリオ通りの展開になってきましたね。でも僕の想定はもっと力強い展開なのですが…。この2日間は少しスピード違反気味です。果たして休み方がどんな形になるかですね。基本的にマネタリーベースへの圧力はかかる訳です。だからどんどんお金が吸収できなくなってきますね。みずほの公募や野村の公募のうち返しは、市場に再び元気を与えますね。流動性相場の動きになってきます。間もなく、その代表的な低位株が物色されるはずです。三井住友建設などは一つの候補ですからね。86円は一つのポイントです。この株価は12月10日の始値です。間もなくボックスを抜けますね。そうすると、野村証券の12月13日の動きになる訳です。野村は現在6連騰ですね。
だから10月26日の今日の市況から特集を組んで、マネタリーベースの解説をしてきたわけです。その意味を噛みしめて欲しいのですね。既に株屋であるカタル君は次の展開のシナリオも出来ています。その次も考えていますが不確定要素が多く確定はしていません。かなり早いですが、米国30年国債の利回りや、日本の債券動向にも注意が怠れない日が近づいています。でも20年以上休んでいた相場なので基本的に心配はいりません。更に最も重要なのはマネタリーベースの水準だと考えていいのです。だからコラムにその見方を掲載したので自分で確かめておくと良いでしょう。
今は若干ある過熱感を考慮した相場展開を考える時期ですね。しかし最近気になっている為替と株価の関係を調べてみました。2005年からのデータで調べたのですが、相関係数が0.89となっており、R2は0.795ですからね。びっくりするレベルです。2005年からのデータだからその数字なのかもしれません。もっと期間を長く調べてみますね、何れ…。この現象は日経平均株価が値嵩株の影響を大きく受けることもあるのでTIPIXとの関係を調べた方がフェアかな? しかし、たぶん同じような結果でしょう。
でもあまり約束も出来ません。何しろ宿題だらけで…先日のアイディアはなかなか実証できませんね。良いアイディアだと思い、検証作業を続けると無駄な時間になるのです。山中さんはラッキーでしたね。高橋君の発想が時間を節約しました。4つの遺伝子が初期化の遺伝子だったとは…この発見が脊髄損傷に苦しむ、親戚のやっくんにも生きる喜びを与えてくれると良いのですが…彼は交通事故で脊髄を傷つけ、一生、車いす生活なのです。だから、早く、もっと早く実用段階に入って欲しいのです。
最近は流動性が増えており、お金が動き始めています。ようするに、ある程度の流動性が存在するなら3億円を40億円に増やした実績があるカタル君、読者のみなさんと共に、再び儲けられることになるかもしれませんね。ただ失敗もありますから、鵜呑みにしないでくださいね。あくまでも自己責任です。簡単でしょう。11回、2倍以上になる銘柄を当て続ければいいだけです。何も10倍にならなくてもいいわけですね。ソロソロ年だし…かみさんは旅行好きなので、のんびりしたいものですね。都心にマンションを一つ買って、田舎で百姓をしてのんびり暮らせればそれでいい。シャープは見逃したけれど…トホホ。Jトラストだけでも良かったのですね。何しろ中途半端だから、このていたらくの人生なのでしょう。でも上手く行ったら、埋もれた科学者に為に基金を作って応援したいものです。100人規模の研究所を支えるには、人件費だけで一人800万として8億で設備費用が毎年10億円として、10年で180億円かかりますね。こんなファンドを10くらい支えられれば良いのですが…夢ですね。やはりノーベルは素晴らしいなぁ~。
投稿者 kataru : 2012年12月19日 12:15