未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2012年)(2012年12月20日)

かたる:確率の正規分布の考え方によれば…-2σからプラス2σの領域は95.44%だと言います。このσの考え方は面白く、3σでも99.74%の領域とか…。つまり長く株式投資をやるうえで、際を狙うやつは馬鹿だと言えます。まるで僕の事みたいです。通常、常識的には1σの領域を上手く泳げば、68.26%の確率で儲かるのですね。でもカタル君は「買い」しかしないから、この半分に確率に下がりますが…本当は買いも売りもするのが常識的なのでしょうね。ここでカタル君は「ダブル・バインド」に縛られる訳ですね。

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マネタリーベースの7か月間の空白が影響しているのか…、検証のサンプルが少なく判断は尽きませんが、基本的にマネタリーベースの残高平均に於いては、3月の時点を上回っているから常識的には新高値を付けていい訳です。既に野村証券はその株価417円をクリアしましたが、三菱UFJは448円ですから、あと一息ですね。みずほは146円でしたから、昨日クリアしています。概ね、どの株も最初の壁を突破したと考えていいのでしょう。個別株に若干の誤差があるのは、仕方ありません。

昨日の段階で11月14日からの上昇率を見てみました。これが最後ですね。このリストを作るのは些か手間がかかります。先月末なら楽なのですね。今度はそのデータにします。もう少しコンピュータの知識があれば、簡単に検索ソフトなども作れるのでしょうが、手作業では時間が掛かり、あまり時間をかける意味がありませんから…。先月末でも大きな違いは見られませんからね。このデータは今回限りです。何故、11月14日かと言えばその日に衆議院の解散を明言したからですね。そこが起点になって相場が動いています。しかし野村証券を見ても分かるように、その前から既に上昇波動は始まっているのですが…。

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上昇率一位は、実はクボテックと言う会社でしたが、時価総額はあまりに小さく外し基本的に300億円以上にしました。シャープは3409億円、東電と言うのは1兆円にも満たない会社になったのですね。野村証券は1兆円クラスですね。キャノンは4兆円ですから流石、御手洗さんの会社です。僕もなかなかだな…と自画自賛するのは、3つ選んだ中で三井住友建設が2番目に、野村証券は16番目に…更にSUMCOが上がった時に、4つの銘柄を選択した内の一つだと述べましたが、実は、その時に掲げた銘柄のNTNも、6番目に顔を出していましたね。何れも11月初旬に選択した銘柄だったからですね。

実は10月の半ば辺りから株価が上がることは分かっていました。金策に走ったのですが上手くお金が出来ませんでした。大きなお金なら三菱UFJか、みずほを選択するつもりでしたね。当時、みずほは125円、三菱UFJは350円でした。10万株なら三菱で確実に800万は抜けましたね。更にみずほなら200万は抜けました。流石に野村を買う勇気はなかったでしょう。でも実際は少ないお金でしたが、3つを選択し2銘柄は上がりました。残念ながら一つは外れです。当時は米国の財政の崖の懸念が残っており、下げることも、ある程度想定しての出動でした。

冒頭に確率論を掲げたのは…そろそろ警戒水域に入ったと感じているからです。銘柄によっては更に株価が上昇し、これから一番おいしい場面を享受できるものもあるでしょう。しかし…テクニカル指標からすれば、残りの1σを取りに行くために、わざわざ冒険をしてリスクを取る必要はないと考えています。確率は5%程度、いやその半分だから2.5%の賭けになりますね。騰落レシオ、乖離率など既に過熱指標が随所で見られるようになっています。ましてや金融株はこれから公募株のうち返しが、まだ相当数残っているでしょう。みずほに出遅れ感があるのは、このうち返しによる影響かと考えています。しかし次にボックスを抜ける時は、今度はみずほの方が抜ける速度が速い可能性が高いですね。もっとも184円には再び壁がありますが、この130円の壁より発行株数は少ないのです。しかし来年中には、この壁もクリアする筈ですね。

僕は抜けますが(野村は売りました。)…今後は下がるのではなく、横ばいを予想しています。空売りも考慮しても良いかもしれませんが、銘柄によるでしょう。基本的には株価水準はまだまだ安く、調整と言っても時間調整の可能性が高いと思われます。更にかなり多くの投資家がリスクをとれるようになっているので、爆発する銘柄もあるでしょうから、安易な売りは避けるべきでしょう。これまでは素人でも儲けられたのですが、ここからが腕の見せ所になりますね。まだチャートを見ても下がるような気配は、あまり感じられません。

一例を掲げると三井住友です。本当はそろそろ売りたいのです。しかし…この形は素晴らしいですね。今日は上げる必要はなく、95円以下を丹念に拾い続けます。そうすれば自然に100円台に吹き上げるでしょう。最も強く早いパターンは明日から…通常は80円台の揉みあいが8日間ですから、半分程度の4日間程度かな?本当は50円台から80円台に上がった2倍波動を見て140円が狙い目いかな?とも考えますが…持ち切れるかどうか…。ただどうしても政策動向を考えると、スター株が何か生まれても不思議ではないのですね。だからひょっとすれば…とも考えており、今日の指値が売れなければ、来週いっぱい様子を見ようかな?とも考えています。今日はこの水準、95円前後の揉みあいが一番いい株価位置ですね。上げちゃ駄目ですよ。上げる余裕があるなら明日にしましょう。

大きなお金があるなら、プロに任せるべきですね。チャートを作りながらプロは相場に挑む筈ですね。実はパナソニックなども良い形をしていますね。何故かな?ソニーなどは空売り候補とも考えていますし、円安動向が一服するのでマツダも売りをしてみても…とか、アホな考えがよぎります。本当は待ちに待った場面なので、買い一本で、野村が1000円になるまで追いかけるのが筋ですね。株価が2倍になれば資金は5倍程度まで膨らみますね。もっとうまく立ち回れば、もっと増えますよ。この方法は僕の名前で出した本に載っています。しかしあのタイトルは本当にピッタリでしたね。「2007年までは株で稼げます。」と言うタイトルでしたね。トホホ…意に反したタイトルでしたが、当たってしまいました。あの時に会社を辞めればよかったのです。そうすればみんなに喜ばれ…人生は楽しかったのに…上手く行かないものですね。

反省はこの程度にして…、今日は良い天気で、これから出かけるかな…。

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投稿者 kataru : 2012年12月20日 11:31