未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2013年)(2013年10月15日)

かたる:米国の財政問題が相場の話題になっており、更なる波乱がないことがコンセンサスになって相場は展開しているようです。ここに来て米国の企業業績に対する不安がチラチラ語られています。更にG20のインフレ率が発表され、非常に落ち着いた動きになっています。基本構造として量的緩和の大敵は「インフレ」なのですね。インフレにも様々な形態があります。基本構造はBIRICsなどの新興国の台頭により、資源価格の上昇が、ここ数年間はキーワードでした。基軸通貨のドルがばら撒かれ、金価格が上がり、中国の固定資本形成、つまり社会資本整備などの構造物の建設が盛んになり、鉄鉱石を代表とする資源価格が大きく上がりました。その為に石炭や鉄鉱石を運搬する商船三井や還元剤の大平洋金属が特需を謳歌した相場は記憶に新しいところです。その後、これらの需給バランスは、米国の金融危機発生で落ち着きました。

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BRICsの発展に、大きく寄与したのは「CDS」などの金融商品が開発され、リスクの分散が可能になったので、本来は起りえない信用供与が進んだためです。同じ土壌に米国のサブプライムローンなどがあります。しかし…米国の金融危機が発生し、保険機能の希薄さが問題視され、米国を始め世界中で金融機関の自己資本比率規制の強化が求められています。日本の失われた時代は、何も日銀や金融庁などの政策のミスリードだけではなく、総資産経営を実践してきた我が国のシステム転換の意味も大きかったのですね。日本の銀行は非常に非効率なのです。まぁ、色んな理由がありますが、基本は「御上頼み」…おんぶに抱っこで成長してきた為に、人材が育ってないのですね。ようやく公的年金運用の民営化が始まるそうです。通常は日本株を中心に運用されるものです。金融面でも新しい時代が幕開けするのでしょう。

さて経済のお浚いを簡単にしましたが、通常はFRBがこれだけ資金供与すれば、投資が進みインフレになるのが普通なのです。ところが…今回の発表を見ても、G20のインフレ率は前年比率3.0%程度の上昇に過ぎません。7月の3.2%から低下しています。世界的に見て、企業の現預金比率は高く投資が鈍っている現象は、日本だけではなく米国も同じですね。基本理由は投資先がない為ではなく、金融システム不安の為に、企業が安全性を重視して保身に傾いているからです。日本は過度の金融庁検査が、金融マンの意識を縛っているのです。このような「縛り」は非常に大きいのです。故にみずほの反社会的勢力への融資問題を悪戯に大きく扱うと、折角のアベノミクスの気運の効果が半減されるのです。この辺りの感覚は、トップが良く実態を分かってないとなりませんね。下はどうしても権力行使に動くものですからね。軍隊でも下士官による暴行は当たり前の出来事です。

いま大切なのは、みんなを惹きつける成功体験です。人々の心に成功体験を植え付け、投資活動を盛んにすることですね。多少の「はみ出し」は、笑って諭すぐらいの力量が必要なのです。ITバブルのような夢のある話題を材料にして、その方向性へ資金投資を加速させる必要性があります。そうして初めて新しい時代が開けるのです。情報の利用がクラウドと言うインターネットの中で進展し、世界中の知恵が活用できるのですね。大学の講義も学術論文も公開し、共有財産にして世界中の人々が活用できるようにするのですね。その為には、皆に成功体験を植え付け、現在の小さな兆候を、大きな流れに転換しなくてはなりません。もう技術的にそのような未来社会は訪れているのです。あとは、この動きを一般化させるのです。スマート・コミュニティーの推進ですね。ユビキタス社会の到来です。情報をやり取りするために必要な環境を整えるのです。007に期待するカタルの願望は、お分かり頂けると思います。

投資活動が加速しないのは、減損会計を強いられる環境があるからです。資産価格の劣化により、これまでどれだけ、本業のもうけの利益を飛ばしてきましたか? 持ち合い株の解消をする過程で、実現損を計上し続けたから、三菱UFJの純資産価格割れが日常化しているのです。可笑しな現象ですね。此処に歪みがありますね。アベノミクスの期待感で確かに銀行の株価は2倍になりましたが、未だに純資産価格以下なのです。このような現実は正当な政策を続ければ必ず修正されます。地価も同じですね。だから信用創造機能の復活が絶対条件なので、ケネディクスの株価が上昇するのでしょう。みんな、経済の基本ですよ。ケネディクス同様に、ナノキャリアは公募期間中にも拘わらず、株価は高く推移しています。赤字が拡大し続ける会社ですが、未来の「見えない利益」に対する期待を買う行動です。この意味は市場に希望が生まれ始めているのです。007も現状は赤字ですが、自走式自動車の本命株はトヨタなどですが…、関連銘柄のスター株に育つ可能性を秘めていますね。希望を感じる事が出来るなら…。だんだん眠っている資金が動き出します。日本は少子高齢化故に工夫が求められ、スマート・コミュニティーの動きを加速させ、新しい時代に向かう素地があるのです。

さて話は変わりますが、グリーの動向に最近は再び興味が湧くかもしれませんね。ただ単発でしょう。1000円程度の株価なら、戻りが可能だろうと思っています。一応、アフターです。僕は持ってないので良く観てないのですが、基本構造は一緒なのですね。悪材料を出しても株価が下がらないようでは…上がるしかないのですね。DENAなども海外部門の利益は増しているのでしょう。やはりその分野で、先駆しているだけに期待感はあります。僅かな戻りで投げない方が良いのでしょう。実は最近、あるアイディアは閃き、ナスダック関連として見ていたのですが…案の定、株価は新高値に躍り出たようです。友達には話をしたし、先々週末、インタビューをされた雑誌社の人にも、銘柄を公開しましたが…その時に、銘柄を三つ掲げました。ケネディクスに007と、もう一つですね。カタルは上がるだろうと考えています。意外高をする可能性もあるんじゃないかな? 新しい銘柄のヒントは「ITバブル」です。

まぁ、銘柄がいくつあっても資金が限られるので、どうでも良いのですね。11月からの本命筋は為替効果のフル寄与で、自動車が中心になると述べましたが…こんな銘柄群は既にある程度、株価に織り込まれており、大きく上がりませんからね。カタルは興味の対象外です。昨日、検討した幾つかの銘柄は、面白そうですね。証券マンの人は日曜日と月曜日のコラムを読んで、自分なりに検証しお客様に薦めても良い銘柄がありますね。やはり007は誰かが玉を集めているのかな?どうなのでしょう。007の板は薄く非常に玉集めは苦労しますね。プロはそろそろ業績推移からみて、参戦し始めてもおかしくない時間推移なのでしょう。複数のファンドが参入すると、相場が大きくなるので良いのですが…果たして期待通りの成長株に育つのかどうか…。

カタルはどの株も、非常に早い段階でスタートを切っているので、皆さんには退屈でしょうが…相場の考え方を、銘柄の動きを通じて感じてもらいたいのです。そうして本物のバフェットのような投資家になれれば…と願っています。株価が2倍になれば、通常、投資金額は3倍から5倍程度に膨らむものです。仮に株価が10倍になれば、一財産が出来ますね。チャンスは多くありませんが…素質のある株は限られるのです。夢を語り続けられる相場環境が続くと良いのですが…あとは政策次第ですね。

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投稿者 kataru : 2013年10月15日 11:24