今日の市況(2013年)(2013年10月16日)
かたる:昨日の一番人気は、日経新聞の解説にもあったようにアドウェイ2489です。この銘柄は日曜日のコラムかな? ネットやスマフォ広告が好調な要因を掲げたように、基本的に消費が好調なので、急激に損益分岐点を大きく売り上げが超えたので、小売りメーカーに、広告枠のユトリが生まれた訳ですね。ほら…携帯ゲーム各社が、グリーやDENAのように膨大な広告予算を付けて、テレビCMを独占していたことを連想すれば理解は出来るかと思います。このような背景があり、アドウェイが、数ある広告代理店のなかで市場からスター株的な存在として選択されたわけですね。しかし現状は明らかに行き過ぎているのでしょう。ババ抜き合戦ですよ。気を付けてください。
アドウェイは9月に売買単位が変更されており、業績との比較が分かり辛くなっていますが一株利益は10円にも満たないのですよね。 四季報の2015年最終利益予想が330百万ですから、総発行株式総数が4045万株ですから、一株利益は8円16銭の計算になりますよね。僕の計算違いかな? どう考えても…、現状では4ケタを超えるのは行き過ぎでしょう。たかが広告です。競争が激しく独占的な利益を得られるとは思いません。しかし土曜日と日曜日に検索リストの分析をしようと思ったのは…このような銘柄を見逃さない為ですね。人気株が挙がるように条件を設定したリストには…、調べてみたら9月4日の相場で、アドウェイはリストアップされていました。その時の株価が39万円です。その後500分割ですから780円の時に、カタルの人気株検索リストに登場したことになります。そのタイミングは此方です。何故、僕がこのリストの検討を始めようかと思っている理由が、この事からも分かるかと思います。
別にアドウェイなど、どうでも良いのですが…。たまたま日経新聞に掲載されており、カタルが検索リストの検討を始めたのは…、相場環境が改善してきて、たぶんカタル自身の投資資金も増やせると思うので、銘柄の拡大を考える意味で検索作業の中からヒントが生まれるかな?と思ったことと、カタルの一つの手法を公開することで、全国の証券マンも自分なりに努力をして、銘柄の選別知識を高めてもらいたいとの意図があります。だが残念ながらカタル君は怠け者ですからね。続くかどうか…。今はお金が必要なので欲しいのですが、あまりお金に執着しませんからね。所詮、お金など使い切れないし…どうでも良いのです。一切れ100円の鮭も、1000円もたいして違う訳じゃないですからね。まぁ、美味しいものは美味しいのですが…。でも今はお金が必要なので、ある程度、努力をしなくてはなりません。トホホ…。
さて007のIRの発表なのですが…分かり辛いのですが、ルネサスやフリースケールに搭載が決まったのでしょうか? おそらくそうなのでしょうが…、これでIVI分野のQBは世界独占になりますね。ルネサスとフリースケールのマイコンで、ほぼ車市場を独占しているからです。この価値が分かる人には分かりますが…勉強不足の証券マンに分かるのかどうか…ITSと言う高度情報システムが世界で標準化され、車は未来カーの分野に入ります。自走式の車は標準装備され、全ての未来カーにIVIが搭載され路車間通信や車車間通信など必要とされますね。それで村田が車市場に新規参入して市場を開拓し始めたのです。007の未来価格は高く放り上げられるわけですね。アドウェイなどの比ではありません。まぁ、いずれ皆さんにもカタルの夢が分かる日が、来るのでしょう。もう直ぐ爆発するでしょうね。必ず、複数のファンドが参入してくるでしょう。まだ安い内に現物を握り、黒字化が確定してから信用で買い増しをすればいいのでしょう。
さて、最近、僕の好きな大阪チタンの株価が、何故、強いのかな?と不思議に思っていたらTPPなのですね。米国への輸出には15%の関税が掛けられており、これがなくなるとの読みがあるようです。ただ航空機は好調なのですが…チタンの使用量が減り、相場も低迷しています。でも僕は、この関税の背景を先日、新聞で読んで知りましたが、意外にTPP関連の関税問題は、相場に影響を与えるかもしれませんね。つまり調べてみる価値はあるのです。研究所などでレポートを書く仕事をしている人は、この辺りも目を配らねばなりません。
ソフトバンクがフィンランドのSupercell株を1515億円で買収するとか…。どうせならグリーを買収すればいいのに…とも思うのですが、きっと発想が違うのでしょうね。アイディアの価値が違うのでしょう。アイディアは無限に広がります。テレビを見ていたら…僅か15歳の少年が、すい臓がんの検査方法を画期的に変えたプレゼンをしていました。15歳の少年がネットを利用して、社会貢献が出来る時代なのです。アイディアや発想がネットを利用し現実的な大発見に結びつき、世界を大きく変化させるのですね。インターネット時代は、やはりすばらしいですね。そのプレゼンは此方でご覧になれます。
さて市況解説欄を読むと、昨日の日経平均株価が引け際に緩んだのは、首相の所信表明演説に目新しさはなく…失望したとの解説がありました。この解説をした証券マンの目は、節穴かな?と思いますね。カタルは、007のQBが世界の車、全てに搭載され、凄いなぁ~と連想したのですが…。今朝の相場は全く反応していませんね。同じようにカタルは首相の演説を聞いて…安倍さんはひょっとすれば、非常によく勉強しているな…と感心しながら、昨日の演説を聞いたのです。その理由は先日も少し触れましたが、彼は江戸時代から明治に移行した過渡期と同じように、現代社会を見ていることが窺えるのですね。昨日は中村正直が翻訳した明治時代のベストセラーである「西国立志編」を用い、「心 志あれば 必ず便宜あり」と所信表明演説に盛り込みました。この発想が非常に気に入っています。
ようやく政策トップが、僕ら証券マンの時代感覚とマッチし始めています。今までは僕らの悲壮感は全く共有されず、政策にも反映されませんでした。しかし今回は違うように感じます。カタルはよく、今の時代を明治維新の時代背景とダブらせて相場解説をしています。やっと時代観を共有できるようになったのかな?…と期待を込めて政策を見ているのです。正しい選択をすれば、必ず、日本はこの苦境を脱して、新しい時代へ突入できると考えています。少し小手先論に走る傾向が見られるアベノミクスですが、筋は、今までの中で一番、良いですね。おそらくデフレ脱却に必要な信用創造も確立されるのでしょう。ケネディクスが注目される所以なのです。週足は素晴らしい形を形成しています。もう直ぐ、離陸が開始されるのでしょう。皆さんは確かめてからで充分だと思いますよ。619円の高値を綺麗に抜いてから買っても良いのですね。何故なら、相場の天井が高いからです。その方が時間を節約できますね。更に安心です。ただ現在関与している筋は相場巧者とは言えないようにも感じています。きっと複数のファンドがこの銘柄にも参入すると考えています。あらら…ナスダックのITバブル銘柄は続伸し、1割以上も上がってきましたね。あまり自信はなかったのですが…何しろ10年以上ぶりの相場だから…ひょっとすれば…ひょっとして人気株に選択される可能性があるのですね。でも僕は彼はそんなに好きではないのです。
投稿者 kataru : 2013年10月16日 10:50