未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2013年)(2013年10月21日)

かたる:株式市場は1年でもっとも儲かる時期を迎え、久しぶりに皆さんはワクワク感を感じていることでしょう。長い下準備があり、株価上昇は既定路線なのですが、実際に株価が上がってくると、既に決まっていた事とは言え、やはり心が躍るのは致し方ないでしょう。この間によく肝に銘じておいてほしいのですが…ハイリスク銘柄とオーソドックスな銘柄の調整の違いです。三菱UFJなど…基本的に上がった割に大きく押しを入れませんでしたが、逆にハイリスクの代表格の007やケネディクスの株価を見れば分かるように、ハイリスク銘柄は変動率が高いことが分かるかと思います。こんな事は常識ですからね。カタルはいつくかの年金ファンド向け銘柄も提示しています。投資家それぞれが、自分の性格にあわせ、銘柄を選別すればいいのでしょう。僕だって投資金額が数十億円になれば、ハイリスク銘柄などで運用は出来ませんから、当然、大型株を選別します。一般的には年率10%を超えるなら上出来なのでしょう。年率30%なら神様ですよ。このような上昇相場は、長く続くものではないのです。多くは調整過程なのですね。ただ政策運営が正しいなら、その政策に沿った投資をすれば、報われるのは事実でしょう。故に選挙は大切なのです。

さて講釈は兎も角、何故、このような展開になっているか?
カタルはガンホーやナノキャリアを、夏相場の反発で注目していました。覚えていますか?ガンホーなど嫌いですよ。ナノキャリアは嫌いではありませんが、現在の株価水準が高いのかどうか…調べてないし、詳しくないので007ほど分かりませんね。007は企業の業績の進捗動向が大体わかります。長年、会社を見ていますからね。しかしナノキャリアはまだ一度も決算書などを見たことがありません。でも、このような夢、所謂、未来の利益を買う相場になったという事は、非常に良い事なのです。人類が進歩をする為には、冒険心がなくては、時代が前に進みません。資本市場が、夢をテーマに銘柄が乱舞するようになれば、お金は動き始めますね。お金が動けば経済は活性化します。ITバブルが1999年から2000年にかけて発生しました。覚えていますかね?

あの相場は、夢ですよ。現実社会にもう一つの仮想世界が生まれると言う…経済規模が2倍に膨らむ夢でした。新しい時代を先取りした相場だったのですね。カタルが新しい銘柄としてこのナスダックの新高値に挑む銘柄として、参考銘柄に掲げた予測を書いたのを記憶にある方は、居られるでしょうか? そうです。雑誌社の人からインタビューを受け、銘柄を007とケネディクス、そうして、このITバブルの象徴的な銘柄を掲げました。まだ2割弱しか上昇してないようですが…、あのITバブルの時はすごかったですね。今日も急騰しています。でもカタル君は資金が乏しいので買っていませんが…そうそう、グリーも先日1000円程度は、充分に反発が可能だと書きましたが…株価の動きを見ると反転してきたようにも感じています。要するにお金さえあれば、どんな株でも買い続ければ倒産しない限り、儲かる訳です。そりゃ、出来れば買ったらすぐに上がる銘柄が望ましいのですが…政策の選択が正しければ、GDPは成長し続けるので、株価も上がり続けますね。米国がそうですね。

私が証券界に入った頃の日経平均株価6000円~8000円と、NY市場の株価は800ドル~1000ドルだったのですね。カタルが問題とするプラザ合意の辺りから、最初は一緒に株価上昇しますが、やがて逆転現象が起こる訳です。この円高を起因とする円高不況を克服する為に、日銀は超金融緩和政策を取り続け、資産バブルを起こしたのです。しかし澄田さんは、この事を見逃していた。そのバブルの清算が永遠と続き、日本の構造改革がスタートします。空洞化と言うデフレ社会の到来ですね。最低の失策です。ようやく立ち直るのが2003年です。小泉・竹中政策は批判もありますが、正しい一面もありました。しかしUFJなどの犠牲を払ったのに…ここまで長引きました。まるで明治維新の頃と同じ過程なのです。黒船来航から西南の役まで…。安倍首相が明治のベストセラー「西国立志編」を所信表明演説で取り上げ、「天は自ら助くる者を助く」という意味は、たぶん彼は日本が置かれた時代背景を良く理解している可能性があります。だから信用創造の目玉であるケネディクスの株価が、浮上し始めるのでしょう。歴史的な背景をよく考えてみて欲しいのです。日経平均株価10万円は、夢でも何でもありません。カタルはバブルの絶頂期に上京し、歩合セールスの世界に入りましたが…その時のレポートが「日経平均株価 10万円へ」だったのです。

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まだ路線は確定していませんが、おそらくその路線は歩んでいるのでしょう。その証拠の一つグーグルの株価、カタルは世界で一番ワクワクする会社として、グーグルアースの話を採り上げたことがあります。インターネットがあれば世界旅行が出来る。そのグーグルの株価が、初めて1000ドルを突破しました。上場した時は106ドルだったのですね。つい最近の金融危機時の安値は、262ドルでした。そのグーグルが新しいステージに入りました。この意味を考えた方が、居られるでしょうか? 市場経済は「夢の新時代」を選択しているのですね。ユビキタス時代ですね。何故、ナノキャリアが人気になるのか? 老化の遺伝子構造も分かりはじめています。スーパーコンピュータの利用が、現実社会に恩恵を与え始めています。老化には老化を促進させる遺伝子と、それを防止する遺伝子があるそうで、飢餓状態や運動などの刺激を与えると、長寿遺伝子が活性化され動物実験では寿命が1.5倍程度まで伸びるのだそうです。還元型レスベラトロールと言うブドウから抽出される物質も、効果が確認されているとの話だとか…赤ワインのポリフェノールが良いと言うのは、既に一般的ですが…。

健康の話題に変化しましたが…、グーグルの1000ドル突破は相場のヒントなのですね。時代の流れを、象徴した現象なのですよ。世の中に溢れる様々な事象から時代の変化を感じ、その時代背景にマッチした銘柄を探し、それに賭ければ…政策さえ正しい選択を続ければ大金持ちになれるのでしょう。カタルはもう直ぐ、壁を乗り越えたことを実感できるかもしれません。なかなか越えられなかった最後の壁を…。今ほど554円の壁をケネディクスはクリアしたようです。次は586円ですね。更に619円をクリアすれば…皆さんはカタルの戯言を信じるようになるのでしょう。007も同じでしょう。人間と言うのは馬鹿な動物ですからね。カタルが、いくら事前に、公募増資がヘッジファンドの種玉になり10月8日、9日から相場がスタートしていると解説しても…誰も信じませんからね。カタルは、相場背景も解説しています。銀座ティファニービルの価格推移を掲げ、介護リートや容積率の話しを採り上げても、誰も信じませんが、株価が騰がる現実になってくると、ひょっとしたら…と、皆さんは考え始めるわけです。人間とはそんなものでしょう。

グーグルが1000ドル突破した意味は、実に興味深い現象です。この解説は又にしましょう。一つの事象から様々な想像が膨らみ続けるのですね。007もスター株への道を確実に歩んでいるようです。最近の値動きから、この株にも仕掛け人が登場したように感じています。まぁ、僕が仕掛け人ほどの資金力があれば、もっと上手く相場を創る事が出来るのですが…金曜日の529円は、ポイントだったのですね。板状況からも相場の雰囲気はある程度は読めるのです。互いに頑張ろうね。

資金力のない人は、たっぷりと魚が餌に食いつく619円をクリアしてから、参戦しても充分なのです。何しろ天井は高いのです。偽物相場の3Dや鉄建などの相場と訳が違います。政策の王道を行く銘柄ですからね。

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投稿者 kataru : 2013年10月21日 10:47