今日の市況(2013年)(2013年11月13日)
かたる:僕らはネットの世界を過小評価しすぎていると…と考えられる事例が生まれました。一昨日の11月11日は「光棍節」と呼ばれ独身者の日だそうで、アリババは一日の売上高で、なんと5600億円を売り上げたと言います。兎に角、この数字は凄いですね。ソフトバンクの孫氏がヤフーと組んで馬雲(ジャック・マー)氏に投資した成果が生まれています。たった1日の売り上げで5600億円か…。中国の人口と言うバックボーンは大変な力ですね。指導者に恵まれ困難も克服できるのでしょう。様々な分岐点に差し掛かる中国ですが、日本はプラザ合意の大切な時期に選択を誤りました。竹下、宮澤などの指導者の力不足なのでしょう。その延長戦の結果、清貧思想が希望を奪い、今も続いています。指導者に度量がないのです。
小泉元首相が原発でワイワイ言っていますが、僕は何故、彼がそんな主張をするのか分かりません。5兆円ほど、原発をストップさせている為に、毎年、燃料費の過大で黒字が飛ぶのです。技術革新は続き、何れ「核のゴミ」も宝物に変わるかもしれません。カタルはむしろ送電ロスの観点から考え、小型原発を都市に設置すれば、もっと効率化が進むとも考えています。どちらかと言えば推進派、震災は不幸な事故でしたが、この困難を乗り越え、更に躍進の道を探るのが筋だと考えています。チャレンジ精神が欠ける社会は、日本村社会の構造で、共産党精神の妬みの仕組みですね。呆れる構造です。他人を叩くより、称賛する仕組み転換を作るのがメディアの役割です。マイナス思考のニュースを減らし、社会を誘導しなくてはならないですね。お金など、使うから価値があるのですね。どうやって使うか? ここが問題なのでしょう。どう考えても貿易赤字が継続しているのに…100円割れが維持されている訳で、じゃんじゃん、円を発行して海外資産を買いまくれば、円安になりますね。そうして日本の未来都市建設をすれば、直ぐに未来社会の到来です。アリババのたった1日の売り上げが5600億円の時代ですよ。もっと楽しい市場にしたいものですね。
さて昨日は、日立や大手銀行株の動きが変わってきました。
ようやく本筋の動きに入ってきました。一部では期日向かいの動きもあります。代表事例は空売りのグリーでしょう。業績は良い訳ではなく、将来の見込みが付いたわけではありませんから、多くは望めませんが、やはり売り残の買戻しは需給面を支えているようです。本来、このような需給面だけでカタルは銘柄に注目はしませんが、外したとは言え、一旦はカタル銘柄に選定していた銘柄なので時々採り上げています。ただ上値はせいぜい最大で4ケタまででしょう。現時点では魅力がなく投資の対象外ですが…投げ売りをする必要もないと考えています。多くの塩漬け株が信用期日を迎えており、007も例外ではありません。カタルはあの時に、先ずは1株買って、2倍になったらもう一株を買い、村田との成果が発表されたら一株買い、黒字になったら、また買いましょう。と述べており有言実行の観点で行動しました。今から思えば、高値の3405円を買ったものです。その期日を迎えている訳です。当然しばらく期日の反対売買も予想されます。僅かな株数だと思いますが、現引きするのが筋ですが、お金のない人はクロスで対処ですね。本当は下がっている水準なので、買い増しをすべきなのですが…人により懐具合は違いますからね。
007に限らずに、全体も今月一杯は、5月の高値期日を迎えており、どうしても需給面でマイナスのエネルギーが働きます。007の今日の寄り付きなども、そのような売り物かも知れません。ただあの時、2500円前後の動きでは、一旦は2600円の壁を取っていましたから…ひょっとすると、かなりの玉の吸い上げが完了している可能性が否定できないのですね。だからカタルは、あの時に高値を承知で2500円台も買い増しをしたのでした。あの感触は事実かどうか…。どちらにしても株価は大きく下がらずに、これから上がると考えていますが、上がるスピードが、この見極めで違いますね。一気に2600円台を更新することもないとは、言えないのですね。故に何度も言いますが、2000円以下は、いつでも買い場です。高くなれば買いたくなる株ですから、安い内に玉を揃えておいてくださいね。もともと今回の減額修正は、それほど需要なポイントではありません。まぁ、詳しい数字を観てから、もう一度、解説することになるのでしょう。
どういう訳か…、多くの銘柄が転換点と言うか、変化日を迎えているのですね。何か出るのでしょうか? 007もケネディクスも…そうですが、日立にしても、三菱UFJにしても…。日立は、早めに離陸したのですが…年末年始は、例年、もっとも儲かる時期になっています。アノマリーを信じて投資額を増やすのも筋でしょう。5月23日以来、何度もチャンスを見つけ、取り組もうとしてきましたが、結局、僕の技量では全体相場が上がらないと、なかなか成果も得られませんでした。むしろ空売りを考えた方が良かったほどです。今日は久しぶりに三井住友、みずほ、三菱UFJと大手銀行が売買高ランキングに揃い踏みを果たしています。これが本筋の動きですね。もともと割安な水準で放置されていた銀行株です。水準訂正は貸出額も伸びており、当たり前の現象です。
オリンピックの時も述べていましたが、建設株本体は、人件費の上昇や原材料費の高騰で儲けが出ないから大成建設などは相場にならないと述べてきました。本日の日経新聞にはその事が報じられていました。おそらく車も…中国を除くと、そんなに良いわけではなく、来年は日本の車の選択は、消えますね。設備投資関連が頼りなのですが…薬のネット販売などの決定を見ると、みずほのやくざ屋さん融資も大手各社は、偽装表記問題と同じで、横並びの問題を抱えているのでしょう。要するにメディアの取り上げ方の問題ですね。水面下で幕引きすべき問題ですが…これまでの政策方針を転換できるかどうか…。この辺りがアベノミクスの成果を決めることになります。
まぁ、兎も角、ようやく11月半ばになりました。市場の中心勢力が体制を整え、新しい動きに入りますから、市場は新しい動きになりますね。問題は不発と信じられているアベノミクスの失望を覆せるかどうか…この辺りが最大の焦点で、政策期待が膨らめば大型株の銀行株などはまだまだ水準訂正をして全体をリードするでしょう。しかし薬のネット販売のように既得権勢力の日本村構造が依然パワーバランスを発揮するようなら小型株の値幅どりの動きに終始しますね。くだらない銘柄の需給バランスのやり取りです。007の株価見通しの想定は、現在のところ、カタルは6月上旬の株価推移をイメージしている次第です。2000円を超えて慌てて買わないようにしてくださいね。株は安い時に現物で拾っておいてください。
投稿者 kataru : 2013年11月13日 10:41