今日の市況(2013年)(2013年12月11日)
かたる:はずれ屋カタル君の先ずは「お自慢」から今日はスタートさせましょうか…、昨日、カタル銘柄だった「グリー」がストップ高、「ユニデン」もストップ高となりました。ユニデンでメール相談のあった方は、慌てて売る必要もないでしょうが、この手の株は人気の命は短く、市場人気になった時に売った方が良いですね。買っている根拠がカタルの狙いとは、はずれています。そもそもカタルの狙いは、米国景気の回復で新築住宅の改善からコードレスフォンも売れると言う読みでもありました。しかし…生活環境も変わって来ていますからね。藤本さんのグループは、余り力を入れない方が良いでしょう。ゲームが儲かると言えば、それを追うような経営者ですからね。割安で注目していましたが、こんなものは、カス銘柄です。
グリーは兎も角、何故、ユニデンのような銘柄まで人気になるのでしょう。それは仕掛け人の存在ですね。仕掛け人の力量次第で、需給バランスは変わり相場が創られます。ただ時代性を無視した介入は、必ず失敗します。グリーはゲーム業界の覇権と言う狙いがありました。しかしスマフォ時代になり、アップルとグーグルに主導権が奪われました。ただ「腐っても鯛」と言う言葉があるように、ミクシィ人気の連想も働き、一気に人気化したのでしょう。グリーは拘っていた銘柄で、早くからフォローをしていましたが、ユニデンは12月2日の今日の市況で、チラッと触れた程度でした。
その時、同時に登場させたアークも円安が進み、経常収支も赤字でチャートも良く依然、注目されます。経常収支も韓国に抜かれたのです。おまけにトヨタを、ヒュンダイが抜きましたね。自動車健康指数は年間でかかる整備・修理・メンテナンス費用を示したものだそうですが、とうとう自動車もこの指数で、韓国がNO1の地位を獲得したのです。日本の新聞は報道していません。自動車と言えば、中国で2100万台に迫るとか…日本車も販売が戻り始め…マツダの「のり代」が増えてきました。しかし相場的には、触手は湧きませんね。むしろ日産かな?
さて今日のニュースで、EUの健康状態を示す材料が報道されています。サタンデールが上海銀行の株8%をHSBCから取得したというのです。えっ!少し、びっくりする話ですね。世界的に自己資本比率規制が強化される中で、スペインのサタンデールが株式を購入するのですから、意外にEU景気は改善しているのでしょう。カタルは日本板ガラスに注目しているので、この報道は興味がありますね。
新興御三家から、ようやくグリーへとレベルアップされました。相場のボリュームの話しをしているのですね。プロは次の銘柄選択において、市場のエネルギーを常に計算に入れて銘柄を選別するのです。新規上場の連勝記録がメディアで話題になっていますが、シコリがない部分を採り上げるのは、アンフェアと言うものです。エナリスが一時人気になっていましたが、あんなものは相場ではありませんね。空売り残を梃子にしたグリーは、短期決戦の仕手戦です。アドウェイクラスで凌いでいる訳です。三菱UFJや野村などのしこり感のある銘柄をやることが出来ないという事は、一部のヘッジファンドが主張したアベノミクスの失望説は、依然、勢力を占めている主張なのですね。だからカタルは、この段階でも007も急騰説もあり得るかも…とも考えています。しかしグリーでは筋が外れています。
昨日、友達と電話で話していたら、彼の娘さんは、みんなが憧れるサイバーエージェントに入社して働いていましたが、会社を辞めて転職したとの事でした。その理由が、ゲーム課金を重視する社風が合わないとの事でしたね。おそらく今のネット業界は、みんな同じ状態なのでしょう。なにしろ部外者のユニデンが、ゲームに参入する時代です。ガンホー以来、市場はKLabにコロプラなどの目先を追い、方向性が歪んでいますね。僕が正しいとは限りませんが…、今の市場の流れに心を痛めています。おそらく政策に「信頼性」が生まれない為でしょう。本来は、此処で仕掛けるのはケネディクスが正しい道と信じています。
何しろ土地資産は2400兆から1100兆と…1300兆円も飛ばし、設備投資もバランスシート不況で痛めつけています。どの企業もシャープの二の舞は避けますね。しかし時代はユビキタス時代になり、スマート社会の誕生です。2010年10月の包括的な金融政策採用で、日銀は大きく舵を切っています。更に今年、黒田さんは異次元緩和を実施しているのです。ここで信用創造機能を復活させないと日本の未来はありませんね。ガラガラポンの時間が、刻々と迫っています。世間では円安・株高が定着し、円安が正義と言う見方を植え付けていますが…間違っていますね。経済産業省はクラウド家電の規制を撤廃すべきです。農地の自由な売買を認めるべきですね。「みちびき」に続く準天頂衛星の計画を前倒しで衛星をあげるべきですね。そうすれば関連産業が育ち、スマート社会が促進されます。ハコモノの予算を削り、乗数効果の高い産業に力を注ぐべきなのです。
そのケネディクスはジリジリと下がり、いよいよ最終コーナーですね。今日は、今の所503円ですね。前回は501円でした。果たして売り切る演出があるのかどうか…。この演出は中旬で、時間切れだと思っています。間もなくですね。ひょっとすれば…最後の演出があるかもしれないので、そこはチャンスですからね。狼狽しないでください。480円処と見ていますが…神様ではないですからね。的確に株価を当てることなどできません。ここ1週間程度で崩す事が出来なければ、時間切れのスタートでしょう。グリーなんてもんじゃなく、ここは本筋ですから、きっと良い相場になるでしょう。だから619円を抜いてからの参戦で良いのです。スケールが違います。明治から蓄えた富を失った復讐戦ですからね。相場のスケールが違うのです。おそらく10倍でしょう。何しろ1300兆円だから…。
さてユニデン、グリーと人気になり、残すカタル銘柄の低迷は、JVCKWだけになりました。円安の為に生産移転した合理化が、足を引っ張っています。マツダと相対に位置するイメージですね。もともと遅れていた劣等生のマツダが、時代の展開で浮上し、政府の無策に対応した賢かった筈の企業が沈むのですから、面白い現象です。007は心配ないですね。株価は組み込みソフト展で、9つものブース展示の意味を市場は全く理解していませんね。おそらく売上変化は四季報予想の4割程度ではなく、2倍とか…の変化率が期待されるはずです。既に2000円台を回復しましたが、押しはほとんどないと思いますから、下値は拾っておくと良いでしょう。どっちにしても、もう一段高は間違いない目先のチャートを形成するのでしょう。この形は一度、株価が飛ばないと済まない形の筈です。
何故、カタルはグリーを外したか…ユニデンなど、折角、人気になったカタル銘柄なのに興味を抱いてないか…皆さんも良く時代背景を考えてくださいね。何処でスタートするか分かりませんが、ケネディクスは、間もなく離陸準備でしょう。007も飛ぶ前に…。あらら原稿をアップする直前になり、ケネディクスの演出は進み500円を割れてきました。ワクワクしますね。それではまた明日。
投稿者 kataru : 2013年12月11日 10:34