今日の市況(2013年)(2013年12月18日)
かたる:気になるのは…清貧思想がなかなか消えない世の中の空気です。東京都知事の猪瀬さんの対応がまずい為に、議会に押され問題解決が長引いています。カタルは政治献金などの法律がどうなのか知りませんが、一般論として選挙を前にして、5000万円の徳洲会からの資金提供はありがたかったのでしょう。だから個人の借り入れであっても選挙に使う意図があったのでしょう。所詮は都知事の器ではないのでしょうが、しかしオリンピックの誘致に成功した実績は間違いないわけで…いくらスタッフの力とは言え、そろそろ無罪放免にならないのかな?とも思いますね。厳密に言えば、たぶん賄賂にあたる性格なのでしょうが…ソロソロ良いんじゃないかと考えています。彼は反省し1年間の給料返上を述べている訳です。この辺りにも、今の失われた時代の世相を感じるのです。
楽天の田中君が大リーグへの希望を述べたと言います。三木谷氏がどんな判断をするのか分かりませんが、行かせるべきでしょう。20億円に不満があるから、彼の性格からすると残留になるかもしれませんが、既に日本国民の希望の星でもあるのです。此処は不満でも、彼の男を挙げるチャンスですね。そうすれば否定的なカタルの三木谷氏に対する見方も変化するかもしれません。カタルは楽天の三木谷と言う人物が、あまり好きではありません。赤字企業を安値で買い叩き、税金を払ってない節税を続け、規模を拡大した嘗ての西武グループを思い出すのです。ソフトバンクは公共性もあり、税金を払い始めましたからね。法律を犯さずに節税の範囲だから…と言って、税金を払わないのはどうか…と考えます。
世の中には、いろんな意見がありますからね。株に関係はありませんが、様々な事象から世相を感じるのは、株式投資に必要なことですね。昨日は久しぶりにケネディクスの出来高は1000万株を割りましたね。カタルの相場に対する謎は、色々あります。その一つがケネディクスの人気の高さですね。通常、これだけ低迷すれば、出来高は減り人気が離散するものです。なかなか信用買い残が減らないから、注意喚起が取れないのですね。だから有力筋が一気に信用買い残を買い切るパターンを狙っているのですが…。きっと上がる時は、一気に4桁ではないかと考えています。よくありますね。売った瞬間に人気になり一気に株価が騰がるパターンです。だからと言って先回りして買うもの危険かな? 資金力の問題なのですね。どうせ4ケタ相場は決まっているのです。しかし時間が見えないのですね。カタルは年末年始と読んでいますが、消費税の引き上げ後の日本経済を見たいと言う考え方も、理解できるからです。しかしこれでは常識的ですからね。相場と言うものは、常に「意外」なのです。想定外の展開をみせるから、人々は株に魅了されるのです。
007にしても同じです。誰が見ても内容からすれば、買える株価ではありません。しかし調べれば調べるほど、ワクワク感が増す銘柄と言うのは、なかなか見当たりませんね。何故、株価が2倍、3倍になっても…カタルを魅了するのか…。まるで悪女ですよ。昔から綺麗なバラには棘があると言いますが…刺されても良いから冒険してみたいのですね。このワクワク感は、何処から生まれるのか? カタルはこれまでサラ金の武富士に拘り、同じ発想でJトラストを選択していれば…かなり結果は違っていました。100倍程度じゃないかな…。オリックスなんかもそうですね。ずいぶん狙いは正しいが…かすっている感じです。そろそろ本命に巡り合いたいと思っています。冒頭の清貧思想なんか、糞食らえ!です。歴史上の文化遺産は、みんなバブル期に創設されるのです。権力を示すためのピラミッド建設を見れば分かります。この性格が災いし、なかなか王道に進めませんね。別に日立の中西さんは好きですし…東レも嫌いじゃないですよ。でも魅力が湧かないのですね。
僕の読者はカタル信者も多いようで、毎日の閲覧者が現在は6000~7000ほどでしょう。007クラスは、みんなが現物で千株ずつ買えば、株が市場から消えますね。100株でも10%程度の弱小銘柄です。今日の1800円割れは、そんな水準です。もし失敗しても100株なら20万ですから、そう痛手はないでしょう。悪い女に引っかかったと思い、笑って過ごせる良い思い出の一つになります。ひょっとすれば、未来のピカソになるかもしれません。板の状況から需給バランスが改善されています。上がったら買う必要もないですが、持ってない人が居るなら、ここは買い場の場面でしょう。
良いですか…下がっても良いのですよ。皆さんは間違っていますね。僕はブツブツに出会い、彼の売買手法を学び、一時は3億の預かり資産を40億まで膨らましました。その手法は下がったらチャンスなのですね。10万株買うなら、先ずは1000株なのです。グリーを見て下さい。確かにカタルは失敗しました。1400円で買って1000円で投げましたからね。でも投げなくても良かったのです。買い続ければいいのですね。下がったら買うのですよ。ドル平均法で…最初1000株なら、下がったら2000株、更に下がったら4000株とゼロになるまで買えばいいのです。投資などそんなものだと思っています。
後は自分のリスクの許容度の問題です。自分の力量を見極めて行動すればいいのですね。絶対に儲かりますね。カタル銘柄だけ買っておけば、かなり成果を得られます。時間のズレは良くありますが…、大概のカタル銘柄は成功している筈ですよ。確かに、なかには上場廃止や倒産するものもあります。でも多くは市場の人気株に育っていますね。ドル平均法を採用する場合、特に下がっている場合は、多くの人が株価で判断しますが、これは間違いです。時間の経過で判断しなさい。正直に言えば、ケネディクスも007ももう怖くありません。理由は、株価が移動平均線52週ラインだからです。もう、嘗ての安い時代の株価に戻りませんね。それほど時間効果と言うのは、価値があるのです。人間が時間をかけて価値観を決めてきたのですね。
確かにアベノミクスの失望説は、一定の支持を得ているのでしょう。しかし2003年から2013年ですからね。金融機関が完全に立ち直っています。だから心配はいりません。米国は、まだなのですよ。フレディーマックやファニーメイなどの住宅ローン会社の公的管理からの解放が完了していません。住宅市況が回復していると言いますが、新築着工件数などの水準は低いままです。全米ホームビルダー協会が発表している住宅指数があります。このグラフのイメージが、たぶん今の米国経済の実態でしょう。
カタルこれまでにも何度か述べています。ナスダック指数の新高値更新を…この参考銘柄として光通信を10月の初めに掲げています。当時は6000円割れでした。まだこれからでしょう。1万円は行けると考えています。板状況からみると需給バランスが良いとは言いませんが、仕掛人が存在している様なのですね。それにITバブル崩壊後の金融危機の時に、重田さんは新興ベンチャー企業の「駆け込み寺」化していました。当時の金融界は無借金でも、お金を貸しませんでしたね。その為にベンチャリは…悔やまれます。僕が良く「失われた時代」を回想するのは、司馬遼太郎の「この国のかたち」を考える構図に似ています。増え続ける医療費なのに…何故、合理化が図れないのでしょう。電子カルテの共有化は、日本の技術で他国では実現しているのに…。何故、厚生労働省は実現できないのでしょう。昔からの読者ならご存知でしょう。カタルは早くから澤井製薬の成長性を述べていました。しかし値動きからカタルの嗜好に外れる為に、大きく取り上げていません。ピジョンと同じ理屈です。ニトリもそうですよ。ニトリは海外でもきっと成功しますね。ようやく米国に進出しました。本当はLIXILのようなM&Aの形が正しいのでしょう。
もういい加減にカスリではなく、本物に出会いたいものですね。1989年の上京した時にアスキーではなく、マイクロソフトに魅了されていれば人生は変わりました。当時のカタルを知る人は、知っていますね。100万円が1億、2億となるのです。007はそんな秘蔵っ子銘柄でもあります。末永いお付き合いを願う次第です。どうせ20万円です。一晩、銀座で遊べば消えるお金ですよ。信用ではなく現物ですよ。信用で買うのは、まだ先の話しでしょう。黒字化してからで充分です。
投稿者 kataru : 2013年12月18日 10:34