未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2013年)(2013年12月20日)

かたる:この年になって…世の中の仕組みが分かりはじめると正義とは何か?とか…疑問を覚えますね。「アマチュアの政治家だった」と猪瀬氏は述べていましたが、たぶん、その通りなのでしょう。日本村構造は足の引っ張り合いで…空気が読めないと村論理では生きていけないと言う奇妙な環境が、日本には存在します。長い低迷が続き多くの人にユトリがなくたったためでしょう。米国とシリアの関係に於いて、反体制派を支持している欧米さえ、自分達の意に反する勢力が増し、更にイラクの事例もあったのでオバマが躊躇したのですね。当然、同盟国だったイスラエルは、米国の裏切りを感じるでしょう。日米同盟と立ち位置は似ています。プーチンはこの成果を味方に、EU加盟を目指すウクライナに圧力を掛けます。プーチンはロシア支配下のEU版を作りたいのでしょう。中国と日本の覇権争いであるアセアン重視の動きに似ています。ただグーグルなどのグローバル化による税制問題から、いずれ税制も統一され、地球連邦化への動きは確実ですね。既に会計基準もBIS規制も世界統一されています。このグローバル経済化に於いて、日本は何処よりも強い仕組みを早めに構築しなくてはなりません。エネルギーや食糧は必要で、経済力と軍事力も、やはり必要なのでしょう。メタンハイドレード開発はどうなったのでしょうね。農業政策も然り、三ちゃん農業の限界は見えており、株式会社組織の農地解放は、誰が考えても自由にすべきですね。摺合せの妥協政治の自民党体質にはウンザリしています。

みんなの党を離れた江田憲司さんは、橋本政権下の首相秘書官でした。その当時、カタルは一度、彼からメールをもらったことがあります。彼の脱官僚意識は、ご自身が通産官僚出なのですが、その当時からの念願ですね。その後、政治家へ転向し苦労しています。長銀や日債銀、山一證券が倒産する時代からの付き合いになります。日本にも確実に改革派は増えています。しかしなかなか国民の意識改革は進みません。本当に日本人は知識レベルが高い国民なのでしょうか? そろそろ市場原理の仕組みや、このルールを理解され、ご自身で判断される心を養うべきでしょう。僕は何度も、日経新聞に騙されています。だまされた…と言う表現は、適切ではないかもしれません。記者はそう考え、最善の言葉を選ぶのでしょうが…この力を利用しようとする輩などもおり、偶然が生んだ産物の結果なのでしょう。しかし誰もが信じている新聞やテレビでさえ、嘘が多く存在します。週刊誌はさらに面白おかしく書きたてますからね。テレビも興味本位の番組構成も多く呆れますが、最終的には、あくまでも視聴者や読者の判断ですね。ましてやインターネットなどのブログは、いい加減と言って…良いのでしょう。カタルは自分で調べ、なるべく正確さに心掛けていますが…、実はなかなか政府のデータも改定や誤差などがあり、継続してみていると、いい加減なのですね。自分で調べてみると良いのです。そうすればカタルの言っている意味が分かります。

例えば昨日、日経夕刊の記事である5面の景気動向指数CIと日経平均株価は、景気動向指数が株価に先行するとの記述がありました。平川さんはもう引退されたのですかね? カタルの記憶によれば、国際証券の出身でその後三菱系に組み込まれました。彼は優秀でしたね。だから彼のレポートは比較的、好きだったのです。そこで彼の主張の裏を取る為に内閣府に飛んで、自分なりにデータを集め長期的に調べてみましたが…そんなに株価に対し先行性があるとは思えませんね。それが、下のグラフです。そもそも景気動向指数はTOPIXなども組み入れた指数で総合化されたものです。最終需要財在庫率指数、新規求人数とか…12の…、いや今は11かな? 要するに長期金利などの項目も含め、総合的にみて変化を捉えたものです。だからこの指数から株価の未来を予測するなんて、無駄ですね。連動はしますが…ね。でもこのレポートの補正予算などの考え方は、既に一般化しているのでしょう。その為に株価は弱いのでしょう。

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あれ、弱い? 日経平均株価は高値だよ。…と反論する人も居られるでしょうが…。RSIと言う指標を見ると、実感が沸きますよ。その様子が此方のグラフです。最近まで50割れですね。一定期間の値上がり合計を、この値上がり合計から値下がり合計で引いたもので割って、指数化したものです。要するに50を超えないと株価は下がるし、50を超えていれば、上がる方向性にある訳ですね。だからグラフを見てもらえると分かりますが…実際の投資家心理を示しています。でもケネディクスや007と同じで、チャートは確実に下値を切り上げていますね。だから平川さん達の懸念は理解できますが、2014年の相場をそんなに悲観はしていません。アベノミクスの失望説と同じようなイメージを、一部の人は、やはり抱くのでしょう。これは仕方がありません。何しろ20年以上も続く失われた時代です。しかしカタルは歴史的な時間概念が、この懸念より増しており、いよいよ転換期と考えています。

だって黒船来航1853年から西南の役1877年まで以上の時間経過です。プラザ合意は1985年で、今年は2013年です。24年経過し動き出した幕末から明治の動乱より、今回の28年間の失われた時代の方が、リストラクチャリング(再構築)に時間が掛かっています。そろそろ体制転換が完了し、自ずと変わるのでしょう。ソフトバンクを見れば、ファーストリテイリングをみれば分かりますね。安倍さんはラッキーな男ですよ。きっと…ね。本来の民主的な党票結果なら、石破さんが党首になっていたはずですが…政治力学が働き、チャンスに恵まれていますね。方向性の好き嫌いは別にして、行動力もあり期待しています。何より「出」が良いですからね。最近、家柄という事をよく考えます。やはり良い「出」のお坊ちゃんで、英才教育されて育った方が良いに決まっています。「品」と言うのは世代を超えないと、なかなか醸し出せません。カタル文章を読んでいれば分かりますね。品がないですもの…。馬鹿じゃないの…とか、平民の言葉をよく用いますね。

要するに…今日は自分自身で、よく考えて自己判断しろという事です。未来の事は誰にでもわからないのです。その分らないことを、様々な事象を積み重ね、推測して株価を予測するわけですね。刑事が立件するために証拠集めするようなものですね。先日、ヤフーの掲示板の事で、読者からメールを貰い覗いでみたら…。「カタルがどうのこうの…」との話が盛んでした。他人の動向など、どうでも良いのですね。噂話に躍らされず、自分自身で判断して下さいね。カタルはケネディクスも007も大変、有望な銘柄だと考えています。自分が買った株価より下がると不安感が増すものです。でも先ほど時間の概念を書きましたが…52週線と言うような移動平均線は、一つの基準です。およそ1年近くかけて創られた時間概念です。株の基本は、下げたら買い上げたら売りです。皆さんは上げたら買うから駄目なのですね。お金持ちは下げたら喜んで、いくらでも買います。世界は広いのです。一部の人が投げ売りしても、下値を買う人は大勢市場に存在するものです。一時的な値動きに一喜一憂せず、しっかりした概念を持って、投資の望んでくださいね。

再び007は安くなってきたようですね。今日は手替わりの動きもあるようですね。寄り前の板状況は、一部の投げが出ていたようです。でもあの売り物を拾ったのは誰なのでしょう。それともクロスかな? 「CGMLIPBカスタマーコラテラルアカウント」や「ノムラノミニーズ・オムニバスマージンキャッシュPB」などのファンドに続く、新たなファンドの登場が期待されますね。上がる前は、どうしても一旦フルイを入れるものです。9つものブースを設けた成果は売り上げとなって現れるはずで…カタルが観察して以降、初の現象です。来年は期待されますね。

今の市況環境はアベノミクスの失望説などもありますが、カタルは、それ以上に歴史的な時間概念が、勝ると考えています。1600兆円に膨らむお金が、低金利のまま、甘んじるとは考えられませんね。日銀の異次元緩和は確実に浸透して行くのです。資産価格の土地や株が上がるのは、自明の理です。長期金利が上がり始め、ようやく日銀効果が実現される日も近いのでしょう。目先ばかり気にせず、少し離れて相場を眺めると良いのでしょう。さて少し買ってみるかな?お金があるかな…。

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投稿者 kataru : 2013年12月20日 11:29