未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2013年)(2013年12月25日)

かたる:今日は今年最後の受け渡し最終日だそうですね。来年から税制が変わり1割から2割の税金がとられます。中央競馬会が25%を搾取し維持管理費に充てていますが、金融取引の2割は、かなり大きな金額ですね。アベノミクス効果で誰かが200兆円の時価総額の増加と述べていましたが…本当かな? 昨年末の東証一部時価総額は296兆で、昨日は…新聞を見ると447兆円になっていますね。概算で、今年1年は150兆円の値上がりですから、今年は10%で15兆円、来年は20%なら30兆円になります。結構、大きな金額ですね。清貧思想などが背景になければ、もっと増えていたのでしょう。信用創造の仕組みを利用するか、しないかでは大きな違いがあるようです。

カタル君の今年の成績は、およそ4倍かな?
しかしこの大半は5月までの儲けで…それ以降は損ばかりです。手痛いのが、常にハイリスクを目指し、目一杯に勝負していたために、僅かなフルイで投げねばならず…、買っては投げの繰り返しでした。ケネディクスは500円割れからの再介入でしたが…、結局、増額修正をしたのにも拘らず、株価は横這いでしたね。何度か壁を抜けるかと思い、高値も買ってみましたが、結局は駄目でした。同じことが007にも言えます。2300円台の買いは結果をみれば全て失敗でした。村田効果が確認できなかったためです。

カタルが失敗した5月以降も、時価総額を見ると10%ほどは増えており、やり方次第では儲けられたはずですね。ソフトバンクをはじめとする指数連動銘柄の寄与率の高い銘柄を買うべきでしたね。TDKなども、みんな上がっています。基本的に日経レバレッジファンドなどのETF絡みの銘柄が、時価総額を押し上げていたようです。特に11月27日の白井さゆりさんの講演が切っ掛けになり、円安が再び加速しました。日銀が異次元緩和を続けるなら、当然、裁定取引は増え、円安が加速します。三井住友銀行の宮田孝一社長の「日本国債依存の収益体制から既に脱却」とのコラムは、背景を物語っています。早くから三井住友は日本国債を売却していました。多くの識者が述べている為替の115円~120円と言う水準は支持を得ているコンセンサスなのでしょう。ソフトバンクが新たに借り入れでTモバイルUSを買収すると言う戦略も頷けます。

孫さんの事だから成功すると思いますが…前回のスプリントより博打です。仮にアリババを売らないとすると…明らかに借り入れ過多で特別背任罪に指定されても仕方ない金額です。金融庁は、一体、どう判断するのでしょう。それとも方針転換かな? もともと信用供与と言うのは難しいのですね。お金さえあれば、どんなビジネスも、ある程度は成功します。株式投資と同じで、最後は資金を手当てできるか、どうかが多くの場合、勝敗を分けるのです。だから人脈が大切なのです。株式投資などは絶対に儲かるのですね。しかし自分の力量判断が難しいのです。所詮、自己との戦いです。世の中の仕組みは、みんな一緒ですね。フィギアスケートのオリンピック代表選などをみても、ジャンプを成功させるかどうかは、精神力が大きく影響するのでしょう。この精神力を養うには、練習で自信を得るまで訓練を繰り返すしかありません。株式投資も似たところがありますね。最後は精神力なのですよ。もし揺れる自分の心を感じたら、その時点で勝負は負けで、精神的に負担の無い水準まで、持ち高を下げるしかありません。今は相場環境が良いから比較的に調整と言っても、株価の値持ちが良いですね。

為替に連動する指数買いを見ていると1989年の相場を連想しますね。あの時は、前年の1988年には既に儲かる相場は終わっており、1989年は指数の寄与率相場だったのです。値嵩株の東宝など…過小資本銘柄が乱舞していました。あまり小手先に頼ると、ガラガラポンのリスクが増えている様で…、嫌な空気も感じる次第です。本当は三菱UFJなどが買われる相場が本物の筈です。みずほなどもそうですが…。「永すぎた春」と言うのは、三島の世界だけで充分です。僕が中学生の頃、彼が市ヶ谷の駐屯地で演説をし、失望から割腹自殺をしたのが、何故か、鮮明に思い出されます。諫早の混乱を見ていると、現政権に指導力があるのかどうか…。アベノミクスの「失望説」は、依然、根強い支持が背景に存在するのでしょう。

この休みに、たとえ材料が偽物でも相場になると言いました。信用創造と言うのは、その様なユトリを社会に与えるのですね。この社会のユトリが余裕になり、冒険心を育て時代を進化させるのでしょう。ソフトバンクのスプリント買収から、ITモバイルの買収と成功すると良いですね。グローバル時代の価格統一が進みます。やがて税制から電力料金などの公共料金はすべて世界統一され、未来はお金の存在が無くなるかもしれません。お金と言う価値観は、ある意味で古い価値観のようにも思えます。清貧思想の蔓延からか…社会貢献ビジネスが栄えてきましたが、生きる喜びと言うのは…他人から必要とされる人になるという事なのかもしれません。株取引をやっている皆さんに、こんな話をするのは方向違いかもしれませんね。

なんか今日はおかしいですね。まぁ、いつもの事ですが…。ピントがずれる事はよくある事です。実は最近新しいアイディアを思いつき、実験を開始してみようかとも考えているのです。これまでのカタルのやり方から、大きく方向転換するわけですが…意外に成果が生まれるようにも感じています。僅かですが、ピッタリと当たるような気もするのですね。例えば先ほど触れたソフトバンクは、やはり下がる筈なのです。最近の新しい手段から見ると、株価はしばらく下げ方向にあることが19日辺りから見えるのです。あの時は9000円を超えていましたからね。

つまり空売りも含め、短期売買にスタンスを移すべきかどうか…あくまで実験ですからね。いつだったか…標準偏差を応用する投資手法を思いつきましたが、残念ながら鮮明に連動していないようなのです。でもある程度は当たっても居たのですが…もっとアクティブに行動できるように…。最近また、あるアイディアを思いついたのです。これが成功すればカタル君は大金持ちですね。アララ…。先ほど、お金のない未来社会の話をして、社会貢献など…と述べたのに、舌の根も乾かぬうちに、なんとやらの世界です。なかなか株屋根性は治りません。トホホ…。

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投稿者 kataru : 2013年12月25日 11:01