「志」(2006年03月17日)
先日お会いしたA社長は語られました。
「ベンチャー企業に必要なのは、独自性・社会性そして正義性。そして企業に必要なのは社会的貢献であるが、加えて社会正義の実現が必要である」と。
また「経営者には不可欠なのは志。そして、日本に自信を持つこと」と。
究極の夢は「世界への発信」。
日本の企業独自のものを世界に広めるということ。
オーバーラップするのは、幕末の志士たち。
頑なまでに「万国公法」を守ろうとしていました。
そして、世界への夢。
最近欠けていたものの一つです。
今となると、ホリエモンの対極。
株式市場をマネーゲーム経済と揶揄する向きもあります。。
しかし・・・・。
企業に対する「志」。
日本経済に対する「志」をマーケットで実現しようとする投資家も間違いなく存在しています。
もっとも、一番多いのは「利益」に対する「志」ですが・・・。
処々方々でセミナーをしていると真摯な投資家の姿にお目にかかります。
ご自分の生きざまを株式投資を通じて具現化されている方々。
「東京市場も捨てたものではない」との感。
春爛漫をまもなくにして、そう思います。
週末のマーケットの主役はソフトバンク。
ボーダフォンの売却が決まるとのデイリーテレグラフの報道がアシスト。
日英同盟の影が見えるような錯覚に陥ります。
やはり主役はイギリスの感。
週初は札幌。週末は福岡。
気温差にして20度あまり。
日本も結構広いものです。