詩と真実・・・

マーケット三国志

「明けてみて」(2006年05月08日)

GW最後の日曜日。
銀座で株式セミナー。
雨の日曜日というのに、満員状態。
投資家は熱心です。
もっとも、連休中、毎朝NYと為替が気にかかり早朝から日経CNBCウォッチング。
筆者を含めて、株病患者は結構多いものと実感しました。

ところで・・・。
たいした用事もなく連休を過ごしていて感じたのは、平日の昼のテレビの何もないこと。
毎日、平塚殺人事件の繰り返しで、役立たない知識をたくさん得ることができました。

その他では表参道の地下鉄出入り口にシトローエンが突っ込んだ事故。
あの狭い階段を良く下りられたものと感心させられました。
兜町に長く棲息している人の言。
「せいぜい3メートル位しかないところに2メートル程度の幅の車がよく入れた。
酔っ払い運転でも腕は確かなもの。
株式市場も、ときどきこういうピンポイント材料銘柄がある。
見事に嵌ることから止められない。
しかも、傷も少ない。
そういう銘柄に遭遇したいもの」と。
ここにも病気があるようです。

先週、ある社長とのミーティング。
現在は六本木の住人ですが、そろそろヒルズからは引っ越したいとの話。
ホリエモンの戻ったヒルズは人気がないようです。
これは、銘柄にもいえるところ。
この数日の活躍企業は、六本木や渋谷ではなく、丸の内、大手町、日本橋企業が多いように思えます。

アメリカ株についての外資家のコメント。
「米株は買われすぎの面はあるが、まだまだ強い。
金融セクターや薬品セクターに妙味。
ヘッジファンドはNY株売り、円ユーロ買い姿勢。
米国債も売りで動いており、ショートカバーの上昇期待がある。
株式投信への資金流入は継続。
ただし、外国株投信が多い」。
これは・・・。
東京市場にも当てはまるかも知れません。