アーカイブ:2016年6月

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かたる:安倍政権の良い所は新しいチャレンジ精神が旺盛な事ですね。再生医療などを観れば分かります。この制度は世界でも画期的な制度で続々と日本での起業が行われています。最低限の安全確認さえ取れれば、早期認証制度の下で後期臨床が行われるからですね。治験が認められるなら、それより安全な後期臨床を、厳格に求めなくても…時間を優先するこのやり方は優れています。今度はようやく、遅れているIoTの推進だと言います。相場の焦点は秋の財政出動に目が向き始め…既にブレグジットではないでしょう。

本日に日経新聞はファナックの増産体制の整備が報じられていました。昨日原稿を書いたばかりなので…あれ?僕が間違ったのかな? それとも日経新聞社の間違いか? …と思い調べたら、株主総会はこれからですね。稲葉さんから山口さんに総会を経て、移行されます。なんと言っても47歳です。つまり完全にクラウド環境を理解している社長の登場です。それに引き換え…トヨタの章男社長は嫌いではないのですが…怠慢ですね。

東北大震災の時の記憶は新しく、ルネサスが操業停止に追い込まれ車のマイコンが手に入らずに自動車の生産がストップしました。トヨタのかんばん方式は在庫を持たずに経費が節減できますが、部品の供給が止まると工場が生産停止に追い込まれます。あれから5年以上を経験し、今回の熊本地震やアイシンの事故などを受け、IoTの良さをまったく活用していない現実が判明しました。日本は地震多発地帯です。故に地政学的なリスクに対する配慮が必要です。この時代になって…一つの工場がストップしたら、直ぐに操業停止に追い込まれる生産体制は問題です。あれだけ苦労したのに…その経験が全く生かされていません。

村田製作と共同で作ったWiFiモジュールは、いよいよIoT時代になり活況期を迎えます。もともとユビキタス(3858)は、任天堂のゲーム機に採用されていたほどの優れた技術を持っています。「ダルキュミア」(此方がその仕組み…)は、車の開発途上に生まれた仕組みだと思いますが欠かせないアイテムです。機械のネットワーク化は、どうしても欠かす事が出来ません。ファナックの先行投資は、その事を意味しています。いよいよユビキタス社会の到来なのでしょう。長かったですね。

先日、買収したエイムは音楽ソフトを持っており、車と音楽は欠かせないアイテムです。まもなく車関連の多くの収益が、企業業績を後押しします。今回の株主通信も自信に溢れていた文言でした。この会社への取り組みも長いですね。1000円が基準になっていましたが、今の株価はそれより2割安の800円ですからね。村田への割当価格はもっと低いですが、海外での…この手の会社の評価は高いですからね。マゼランシステムジャパンなどにも出資をしており、衛星を活用したドローン活用農業などにも影響を与えています。兎に角、ワクワクする会社です。カタルは久しぶりに、今回の安倍政権の財政出動から一気に時代が加速すると思っています。今度は3度目の正直になるかどうか…。注目されます。

人気になっている「モブキャスト」ですが…、カタルも触手が動き一度は検討したのです。当然、目先銘柄として…ですからね。読者の皆さんも、毎日、カタルレポートを読んでいるのでしょうから、ある程度…理解されていると思いますが、カタルは近年、目先銘柄も手掛けるようになっています。所謂、偽物銘柄です。偽物でも、株が騰がることが多いのです。ただし上昇期間は短期的で、一度終わると…数年は人気圏外の銘柄です。しかし…間違いなく小野薬品は、本物銘柄ですね。だから長く付き合えば…たとえ、高値を買ったとしても、ドル平均法で対処すれば必ず報われます。偽物と本物の違いは区別が難しいですが…たぶんモブキャストは駄目です。大きくならないのです。

そう簡単に…様々な条件に合う銘柄に出会う事はありません。結局、何処かで妥協しなくてはなりませんね。いや…昨日のケネディクスは珍しい動きでしたね。カタルは395円、400円、405円と3本の売り物を用いていましたが…すべて売れちゃいました。これで3回目の追証整理で、しかも最後は3発も売れました。410円は想像外だったので…売り物を用いてなかったのです。しかし既に新たに買っても良い体制になり、本日は007を久しぶりに買いました。まぁ数日前からソロソロ良いかな?とは思っていたのですが、IoTと聞けば…やはり007ですからね。楽しみです。

もう少し…大丈夫ですね。ケネディクスの話を少ししましょう。この所、リート市場の動きが活発化しています。国内勢が利食いして海外勢が買っているとの事です。今回の不動産マーケットレポートは面白いですから…是非、読んで置かれると良いと思っています。リートの「含み利益」は、過去最高水準になっています。マイナス金利の適用から一気に海外勢が動き出しているようです。日本の不動産に投資している海外リートを、ローンスターやブラックストーンなどが買収したのです。何れも、名だたるヘッジファンドです。私募リート市場も急拡大しています。昨日は出来高が大きく膨らんでいました。まだはっきりしませんが…いよいよ、始まるかもしれません。

カタルは目先投資で僅かに利益が出ていたので…少しいい気になっていたようです。それが今回の失敗ですね。フュートレックは上手く逃げましたが…カイオムや新日本科学に捉まりましたね。この理由は逆業績相場に位置していると考えていたためです。しかしマイナス金利は実際に効いているから郵政も不動産投資をするし…海外勢がリートを積極的に購入している訳です。先日ヘッジファンドが購入した海外リートは、NAV倍率が1倍以下だそうです。NAV倍率とは聴き慣れませんが…株式のPBRだと思って下さい。つまり海外投資家はマイナス金利の適用を受け、デフレ脱却を視野に入れていることになります。だからケネディクスなのですね。

今回のIoT絡みの動きはまだ明確に市場に現れていませんが…間もなく、広範囲にIoT関連の人気株が生まれると思われます。金融相場の財政出動を考えてください。同じことですね。この辺りの解説が必要だと思われますが、相場は毎日たつし…先は長いので追々解説する事になります。でも折角だから1銘柄ぐらい持ってないと相場を観る楽しみがないですからね。皆さんも無理をする事はありませんが…多少余裕があるならユビキタス(3858)を100株程度買ってみたら如何でしょう。800円ですから、僅か8万円です。宝くじより面白いですね。きっと…ね。さて…それでは、また明日。

ユビキタス(3858=007)の週足推移

ユビキタス(3858=007)の週足推移



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