投稿者:kataru

相場の考察1

米国では懸念材料の一つのトランプ関税に対する最高裁の判決が出ました。しかし…否定にも拘わらず、株価は堅調でした。最近は、いくつかの「ちぐはぐな」現象があるのです。例えば物価高は続きますから…本来なら景気の検証で「消費が強い」から…金利が上がる筈です。

しかし雇用指数が低下したり、失業率が上がったりしますから金利は低下する筈ですが、逆に金利が上がったりします。この理由は「米国の信認」が揺らいでいるのでしょう。トランプが米国第一主義を掲げ、世界の警察官を放棄しました。故にドルへの信認も揺らいでいます。なかなか…道理付けが難しいのです。

このように「理屈に相反する事象」が見れるので、「スタグフレーション」(物価高の景気悪化)にも拘わらず、意外に…株価は強いのです。このような「奇妙な現象」をWSJも伝えています。この背景にはAI革命の進展も影響を与えているのでしょう。兎に角…混とんとした「カオス」の時代です。

カタル自身は「投機性(流動性)の目安」として、ビットコインを観察しています。この価格水準はマイニング業者を淘汰する価格と言われています。

もともと…カタル自身の好みは「儲かれば…なんでも構わない」と言う考え方ではありません。お金は「有効に使うべき」と言う論者です。確かに…お金のない生活は惨めなものです。今はどうにか…ある程度の暮らしを維持できますが、こんなものは確りした土台ではありません。吹けば、飛ぶ…環境です。

今の感覚は「ようやく…日本も変わるかもしれない」

この「ようやく」と言う時間は、途轍もない時間です。カタルが上京したのは1989年の10月14日でした。この未明に、東京では地震があったのです。親父が死んだのが7月6日でしょう。七夕の前だったと思います。彼の死が、カタルの心を動かして順風満帆のサラリーマン生活に終止符を打つ「切っ掛け」になりました。

そうして自分の力を試そうと…小さな子供二人を連れて、完全歩合給の生活です。その時に和光証券の常務は、いきなり…歩合生活は基盤がないから大変だろうから、先ずはサラリーマンとして雇うから、基盤を作ってから、歩合の道に行けばいいと言われたのです。よく覚えています。それを蹴り…完全歩合給でスタートさせた、東京での生活でした。

その東京駅前の八重洲口支店の3階だったかな? そこに僅か…10名ほどの歩合外務員が居たのです。その人達はバブル期ですから、直ぐに税務署に追われ、その税務署員は後々…「出世」を遂げたのでしょう。もともと東京の歩合外務員全員が、税務調査を受けました。少ない人でも500万円から1000万円程度の追徴課税でしょう。外務員に目を付けたのが彼の手腕でしょう。

当時の東京の外務員協会は100名以上の組織でした。勉強会が開かれますから、その参加者の数が、その程度でした。今も、評論家業やっている…杉村 富生さんは、僕らの仲間のようなものです。カタル自身も面識があります。と言っても名刺を交換した程度の付き合いです。まだ多少は残っているのでしょうが…たぶん、その連中は、みんな消えたのでしょう。

メディアと言うのは、少し株価が騰がると「バブル」だとは大騒ぎします。自分が経験をしたことがないのに…偉そうに、ものを書きます。財政規律派閥の高市批判など…呆れます。政策官僚と言う組織の構造改革を実施すれば、いくらでも…お金が湧いてきます。

一度、ぶら下がり組織を叩こうとした事例も在りますが、敢え無く…後退しました。例えば…日本学術会議会員の任命で、菅総理時代に揉めたことがあります。105名の内6名を任命拒否したのです。この会議への予算は政府から10億円出されており、その組織の職員は50名ほど居り、この人件費などに…5億5000万円が充てられていると言います。

トランプ大統領ではありませんが、日本は「ぶら下がり族」を多く抱えています。

一つだけ…それも組織の解体ではなく、任命権の話程度で…メディアは大騒ぎをしたのは記憶に新しいでしょう。実際にカタルの知り合いは「高級官僚」でした。退職して…長い時間が経過しますが、今でも…家のマンションの前に「黒塗りの高級車」が迎えに来るのです。いったい、いつまで国家の世話になるのでしょう。

まぁ現役時代の給料が安いと言えば、それまでです。しかし政策官僚は「金でなく」…働き方の達成感を求めた生き方でしょう。権力は凄いのですよ。民間の社長なんか…政策官僚の課長職程度の感覚です。それ程、本省の課長職と言うのは、凄い…ポストです。ノンキャリアの最高職が、本省の課長職です。なんとなくイメージを抱いてもらえれば…良いのでしょう。

基本的に、日本は1970年代後半でしょう。1980年代前半は、既に「日米貿易摩擦」でした。その時代に、国の指針である「国家戦略」を変えなくては駄目でしたが、その構造改革を怠ったのです。その「ツケ」がバブルの「発生と崩壊」の歴史でしょう。

2003年に…竹中平蔵の強引な手法で、ようやくバブルの清算が終わり…綺麗になったのですが、しかしその後「リーマンショック」が起こり、馬鹿な政策官僚は「バブルのトラウマに」怯えて…ガチガチの清貧思想を蔓延させました。

だから企業の内部留保が「途轍もない金額」に膨らんだのです。このお金が、ようやく…回転しだしたのです。「デンソー」(6902)の狙いは、此処ですよ。それも本家本丸のトヨタと言う村組織のグループ会社です。

豊田研究をすれば分かります。朝鮮戦争前のトヨタは「青色吐息」だったのです。誰もトヨタを相手にせずに、延命資金を、銀行は融資しませんでした。その時に動いたのが、確か…三井銀行かな? 

何故、カタルがトヨタに対してあまり良い感情を持ってないか? 

その理由は金融危機の時に、銀行は増資を依頼したのですが、トヨタはその話を蹴ったのです。自分は助けてもらった銀行だったのに…その恩も返さない「企業文化」です。毎年、恒例のように行われる「下請け叩き」は有名でした。場合によると一年間に2回も、値引き要請をするのです。まぁこの理屈は「功罪」が在りますから、いいとも悪いとも言えませんが、考え方が、みんなで負担を軽減しようと言う村社会論です。

日本は海に囲まれた島国ですから…基本的に個人の自由などより、全体組織の村の仕組みが優先されます。だから「村八分」と言う言葉もあります。

ようやく…35年以上の失われた時代を通じてからの構造改革です。「日立」の株価と今回カタルが相場の成り立ちを解説している「ユニチカ」は、基本的に同じケースなのですよ。

その「相場のイロハ」…発生から成り立ちの経過があり、相場になって行くプロセスを通じて、皆さんにも「相場の成り立ち」を理解して欲しいのです。ここが…この連休の特集の「狙い」です。同時に会員の方にも、分かりやすいように…このシリーズに連動させて、もう少し踏み込んだ会員レポーを、今回は初の試みですが「2部作」で提供したいと考えています。しかし…基本はこの「公開レポート」で充分でしょう。

だんだん…何故、カタル銘柄が次々に大幅高しているか? 同時に、此処では時代背景が違う実際の失敗談のメールを、何回も登場させて申し訳ないのですが、カタルの「第一次顧客」のTさんのメールがありました。 本当にごめんなさい。Tさんは、第一次の顧客でしょう。この時期はITバブルの時です。当時は「ソフトバンクG」だけの一本槍でした。

カタルは1997年~1998年に、2年間、営業活動を停止して…借金生活で家族の命を繋ぐ虚しい日々を送っていました。こっちは働きたいのですが、動けば…顧客に迷惑が掛かるから、営業活動を自粛したのです。年収が120万円の世界です。いったい、どうやって家族4人を食わせるのでしょう。当時の家賃は12万円ほど…なのでしょう。子供の学費や給食費など…大変でした。当時、2回ほど社会保険料などが払えずに…会社に月末にお金を入れました。歩合生活と言うのは大変なのです。

ところが、その陰で大蔵官僚は「ノーパンしゃぶしゃぶ」です。分かりますか? 村社会の実態です。

この事件の発覚は、カタルが苦しんでいる1998年です。今はネット時代ですから、簡単に過去の事件も、検索すれば…分かります。何故、無駄とも思える努力を続け、カタルが読者の皆さんに、「本物の投資家」になって…欲しいと願って、カタルの全てをぶつけて、このレポートは作成しているか? この背景は、色んな実体験に溢れています。

「鶯の谷渡り」は有名ですが、カタルは毎月…月末は「サラ金端末の谷渡り」です。

毎月、一定額を返済して、また限度額ギリギリまで借りるのです。それを数社、武富士は消えましたが、アコムにアイフルなどを、グルグル回る…恒例の月末イベントです。だからサラ金の社員の「ノルマ」を解消する為に、昔の義理で、必要もない金を50万円を借りてやり、翌日、その資金を返済したら、なんと1か月分の金利を取られた実話があるのです。たぶん契約書に書いてあるのでしょう。嘘のような本当の話しです。

チャート論なんか…あまりアテに出来ませんが、されど…テクニカル指標です。

一応、テクニカル協会だったかな? そんな組織もありましたね。日本の村社会論は末端まで広がっているのです。漢字検定? その組織の裏は、かなり多くの政策官僚の受け皿になっているのでしょう。昔…運転免許の更新にも、お金が必要でした。あれは寄付なのかな?でも半強制でした。今はなくなったようですが、この更新制度も上手く考えた仕組みです。日本中、「資格」が必要です。カタルも外務員資格の他に、証券アナリストの資格を取って、長く協会の会費を納めていました。

「構造改革」と一言で、語る言葉の背景には、その組織のお陰で食べている恩恵者の生活が在ります。先日、カタルは予てからの疑問の道路工事の話を採り上げましたね。建設現場で働く工事関係者より、周りに配置されるガードマンの数が多いと言う矛盾です。でもそのお陰で、競争に敗れた社会的弱者は、無駄な労働の提供ですが、それでも彼らは、自らが働いて、「生活保護」の世話にならずに、頑張っています。ある意味でこの制度も末端生活を支える村論理です。

効率化を突き進めると、社会的弱者が世の中に溢れて…犯罪の発生要因になります。格差の拡大です。これは難しい匙加減です。

しかし米国の129水準は、兎も角…せめて120程度まで「GDPデフレーター」を拡大させるべきでしょう。その基本政策の要が「成長」です。

高市総理の施政方針演説のなかで、成長と言う単語が、全部で21回登場したとメディアは伝えていました。でも同時に「税制規律」の象徴的な現象である、英国の「トラスショック」をメディアは伝えています。財源の裏付けがない大規模減税政策(ミニ・バジェット)に市場が反発し、国債暴落、ポンド安、株安の「トリプル安」を引き起こした金融市場混乱のことです。

だから必要以上に…高市総理は、財政規律に配慮した…発言を強調しています。

FRBがレートチェックした話が公で確認されました。あのスイスのダボス会議の場で決まった話でしょう。だから投資筋は協調介入が恐く、悪戯に…相場(円安方向に)を叩けなくなりました。そもそも市場と言う存在は我儘なものです。必ず…行き過ぎて、あとで「乖離調整」が行われます。

最近、「知ったら終い」の事例が、例のIPS細胞でしょう。

「クオリプス」(4894)の週足

心筋シートの「リハート」を開発したベンチャー企業「クオリプス」(4894)の週足が上のチャートで、カタル自身が相場を見逃して悔やんでいるのが…住友ファーマ(4506)の「アムシェプリ」です。下のチャートです。

住友ファーマ(4506)の 週足

知らなかったのですね。住友化学の子会社と言うのは分かっていましたが、まさか…あの「マルピー」(大日本製薬株式会社)だったんですね。僕らは、マルピーと言う愛称で、銘柄名を読んでいました。昔の大日本製薬株式会社の英語表記がDainippon Pharmaceutical Co., Ltd.で、そのバッチマークが、Pを丸い円で囲んだマークだったから付けた語源です。業界きっての…名うての仕手株でした。

住友製薬と合併した会社なのですね。もし…この事実を知っていたら、住友化学は最初からやるつもりはなかったのですが、ひょっとしたら、構造改革の最中に、この住友ファーマを手掛けていたかもしれません。カタルは、基本的にこのような「仕手色」が強い…株が好きな性格です。だから「ハイリスク派閥」なのです。

2023年の四季報の新春号

さて…ようやく「ユニチカ」の話題に入れますね。一度、ざっと過去の四季報を並べましたね。2月18日の今日の市況です。

2023年当時のユニチカの日足推移

カタルが、何故、ユニチカを観察株に指定して、長く株価の値動きを追っていたか? その解説をしています。最初の「切っ掛け」が、四季報数字はかなり良いのに、何故か…市場評価は低いままなのか? その話です。

2024年の四季報の新春号

その当時の四季報が上ですが…この内容で、当時の株価は200円台なのです。買いだろうと思っていましたが、何回か…買ったかもしれませんが、「パッ」としなかったのです。ですが時間の推移で、その理由が後で分かります。それが一年後の四季報に出ています。

基本的に…一つの銘柄の発掘から、その経過過程が重要なのです。

カタル自身の「観察株」(約50銘柄ほど)などは、このような銘柄の宝庫です。今日もある記事を読んで、新たな銘柄を発見しました。先日も…発見をしました。しかし…この発見から、相場になる過程の話を展開しています。相場のイロハです。

今日はその「さわり」部分です。この3日間の連休を通じて、相場のイロハの理解は難しくても「そんなものかなぁ~」と言う気付きになれば、幸いです。今日は相場のイロハの3連荘の初日です。また明日。

これから会員レポートの2部作の前半を書きますから、明日にでも…会員の方は、お読みください。このレポートと共に…



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