カテゴリー:今日の市況

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いやはや…狙っている株が、徐々に…上がり続けると「買いにくい」ものですね。カタルは何回か…Jトラスト(8508)の株を打診買いして、微損で…逃げたり、微益で…利食いをしていました。しかし今回は全く参加していません。

Jトラスト(8508)の 日足

もともと…株価は、論理的に「追い風」環境です。この会社は金融、証券、不動産の3セットです。金融相場の核を、攻めている…会社ですから、普通なら好業績の筈なのです。しかし…この過程においてM&Aを繰り返し、色んなマジックがあるから、なかなか実態の評価が出来ません。

Jトラスト(8508)の 週足

カタルが、この株を知ったのは大昔の話です。現在のオーナーの藤澤さんはもともと医師を目指していた…筈です。確か…彼は、東大です。非常に優秀なのでしょう。その時に、何かの切っ掛けで「金融の魅力」に魅せられて、この世界に入り、当時は消費者金融が問題化され、法整備の改正が進み…どの消費者金融も倒産に危機にありました。

Jトラスト(8508)の 月足

武富士などは「小説の題材」になるほど…有名な逸話が残っています。確か、大きくなって…大蔵省から人材を招き入れるのですが、その役員候補の幹部も「我が社のルール」と言う事で、新人だから便所掃除をさせたのです。定年を迎えるキャリア職のエリート官僚に…便所掃除ですよ。その先代も亡くなりました。武富士の親父さんの息子かな? 数百億でしょうが…今はシンガポールに住んでいるのでしょう。

そんな時に、彗星の如く…登場したのは、Jトラストの前身のイッコーです。当時は、100円以下の「ぼろ株」でした。確か…数十円の株価が、数千に大化けするのです。その演出をしたのが藤澤さんです。

でも成金ですから、彼は騙されます。確か…200億円だったかな? 金融詐欺に遭ったのでしょう。そんな過去の大相場を「夢見て」…カタルは、お祖母ちゃんの老人ホームの一時金を、捻出するために…馬鹿になった時期があります。でも失敗をしたのです。「空振り」でした。

当時はOKとか…いう投資ファンドが絡んだ案件だったように思います。そのおばちゃんも、既に他界し…2年の歳月が経過します。

どの銘柄にも…カタルは色んな「思い出」が在ります。このようなチャートの形が「じり高」と呼ばれる…相場感覚です。「派手さ」がありません。地味な株価の上げ方をしていますから、世間から注目されません。しかし…値動きは意外に強いのです。今回のような「外部環境」でも、株価は崩れません。通常、今回のような外部環境だと…どの株も下がるものです。

東宝(9602) の日足

しかし全体相場を観察しても分かりますが、いくつか…このような相場環境でも株が強い株が在りました。カタルの注目株であるIP銘柄の東宝(9602)も…意外にこの環境で逆行高して来ました。株価の「底入れ」段階なのです。

この株を買っていた種族が、空売りをした連中か…。あるいは、新規の買いの連中か…定かではありません。でも誰が参加しているにしろ、基本的に全体相場の中でも、強い値動きの株は注目されます。

基本的に他にもたくさんの観察株があるのです。その中で…自分がどの株を選択して、どの相場に参加するか? 

SHIFT(3697) の日足

今日もSHIFT(3697)を、昨日に続き…利食いしました。注目しているサイバーダイン(7779)も一部ですが…利食いをしました。基本的に…自分が株を買って…たとえ微益でも「利食い」出来るなら可能性があるのでしょう。あくまでも…この観察は、目先向きの短期の売買です。

時間軸の捉え方と言うのは、投資家の年齢、投資家の資産状況や性格など…みんな含めた対応が求められます。一度に…決めない事です。微妙な株価動向を完璧に読める人は居ません。だからブツブツ投資です。

この投資手法は、歩合セールスでもトップクラスの人間の売買手法です。カタルは彼の隣に座って…彼と共に働きました。彼は「両刀使い」です。カタルのような一方通行の…売買、つまり顧客に「買いしか」薦めないセールスと違い、駄目な銘柄は「空売り」を実践します。

だから相場が悪い時期も良い時も、常に年収が2000万円以上をキープしたそうです。「旧軽」に別荘を持てるほど大儲けをしたのです。軽井沢の別荘地もピンキリです。鳩山一族の辺りから…東レの保養所がある辺りの地価は、高いのです。そもそも売り物が出てきません。ブツブツが買った別荘は、ある建設会社の社長が売り出したものでした。軽井沢銀座のすぐ近くです。つまり…彼は優れたセールスなのです。

なかなか…一流の投資家の手法を目指しても、自分はその真似を出来ません。皆さんの中で、バフェットのように…50年以上も、同じ社会の株主の人が居るでしょうか? 呆れる時間です。株式投資は「時間を味方」に出来るかどうか…なのでしょう。

どの会社も「華やぐ」…時期があります。通常の経営者なら、いつまでも…「没落」はしていません。経営者と「苦楽」を供に出来るようなら、株主としても一人前でしょう。

皆さんの多くは、目先のイラン戦争の行方が一番、二番はプライベートファンドかな? でもこの問題は当事者しか分かりません。今は解約が殺到しており、「引き出し制限」が掛かっています。

当たり前です。だって、その運用の多くは3年~5年の案件でしょう。データーセンター建設には、2年~3年の歳月が掛かり、その後でデーターセンターが実際に稼働します。通常は、5年程度の投資期間が一般的なのでしょう。

なかには10年を超える投資案件もあるのでしょう。今回、日本はバーゼル3の緩和を受けて…M&A資金が拡大されると言う報道が相次いでいます。つまり…今までは眠っていたお金が動き出しますから、お金の動きは活発化します。故に景気が良くなるのでしょう。

米国では昨年7月に成立した大型の減税・歳出法(OBBB法)が始動します。日本企業は関税政策の影響もあり…積極的に米国で投資を始めています。何故、このような話がメディアで話題にならないのでしょう。

そもそも「減価償却」の知識も、皆さんは予備知識がないのでしょう。通常は定額償却か定率償却ですが…このような法律が出来たから、米国ではデーターセンター投資が、一斉に開始されたのです。この基本背景は米中の「覇権争い」です。このような論理的な背景があって…初めて、個別銘柄の企業業績の読みに至ります。

例えば…一例を掲げましょう。だからフィジカルAIの相場を支えると思われるファナックも米国で設備投資を発表しており、昨年は安川電機が同じように…発表済です。故に…株価が上がって来たとも…言えます。

ダイフク (6383)の週足推移

ダイフクの新規工場は完成したそうです。まぁダイフクは米国の法律に関係ではありませんが、工場の新設は、減価償却費が増えます。儲かっている企業は、米国の子会社なら、経費を多く計上できますから、利益は圧縮されますが、未来の利益が増えますね。これが減価償却費の仕組みです。

今回、ホンダが多額のEV開発の資金をバランスシートから外しました。しかしその技術開発における知識も設備も消えたわけではありません。あくまで…目先はゼロにしたと言う事です。

良く…過去の累積損失を一掃する改革をすることが在ります。カタルが会員レポートで紹介したバイオ分野のY君もそうですネ。だからここから…利益が大幅に増えます。だって減価償却費が消えるのです。だからその負担が利益に変わります。つまり売上高に対する営業利益は増えますね。

こんな事は…投資家の常識なのです。でも…みなさんのレベルはどうですか? 株価だけ見て…その値動きだけで相場を判断しています。しかし業績を支える現場は、実際の積み上げがあるのですね。カタルは昨日、クックパッド(2193)のチャート解説をしました。陰線が株価位置の低い所で連続した形です。チャートも冒頭のJトラストのように…日足や週足、更に月足と時間軸を変えてみようと述べています。失敗したら…どうするか?

相場に参加する前から、色んなケースを考えて、万全な体制で、相場に臨めば良いのです。だから「ノンビリやろう」と…いつも同じことを述べています。多くの投資ファンドは限られた時間で競争をしています。毎年、毎年、その成果を運用者は問われます。しかし僕ら一般の投資家は、1年や2年なら、我慢が効くはずですね。別に初年度から、30%の成果でなく…0%運用や2年間続き、最終の3年目で株価が2倍になるなら、平均すれば…年間で30%程度の運用になります。

ノンビリ待てば…良いのです。今では野村証券(8604)の500円を買うのは不可能に見えます。しかし…ほんの数年前、あのアルケゴスショックの時は、どうでした? 

野村証券(8604)の 週足推移

野村の奥田さんは、普通の経営者は1期で一連の処理するのですが、彼は村論理で動いていますから、3期に分けて…損失を少なく計上し、V字回復をしませんでした。僕らは大昔に…日産自動車(7201)を手掛けた事があります。その時にゴーンは未来に発生する費用も強引に前期に費用を先取りして、V字型演出をしましたね。

この価値観も差が、今の時代に合いません。時間を早める経営者が一流なのです。ソフトバンクG(9984)は、非常に危ない経営です。ハッキリ言って…他人資本(借金)を最大限に活用して、博打をしているようなものです。でもこのスピード感でないと世界競争に勝てないのです。今日は…業績を支える「バックボーン」(背景)の話をしました。減価償却費の考え方です。

カタルが何故、その株を推奨したか? 自分なりに…カタルレポートに登場する銘柄の背景を、自分で調べて、何故、カタルがジェイドGを推奨し続けているか? 今回の金融庁の指針にもマッチしています。



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