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昨晩のNY市場は次第に株価が下がっていましたが、ドイツ株価指数の「DAX」は強かったのです。終盤に「米国の影響」を受けて…崩れるのかな?…と思いながら眺めていましたが、意外にも崩れず、逆に大引けに掛けても…「一段高」していました。このチャートは1週間分のドイツの指数株の値動きです。


「DAX」 指数の1週間

しかしトランプの「減税政策」を受けて…「不安の壁」を登り続けて来た…米国株は「利食い売り」に推されていました。「不安の壁」が、「通常の壁」に変った瞬間なのでしょう。もともと…「空売り」のショート・カバーと言う「買い戻し」は、「一過性の動き」です。良く…続きました。

シカゴの日経平均先物

この二つの現象を観て…本日の日経平均株価の動向が、注目されました。シカゴの日経平均先物は、前半は高かったのですが、後半になるとNY市場に推され、安く…終わっていました。だから本日の日経平均株価は、見処が「満載」でした。カタルは「色んな現象」から、日経平均株価は「高止まり」を続ける…と思っています。

一番は、米国が「普通の国」になりますから、米国の優位性が消えます。

だから世界のお金は、米国から他の市場に「流れる」と言う仮説です。もともと米国株は多少、他の市場に比較して「割高な株価水準」です。これは「覇権大国」だから…認められた特権でしょう。しかしトランプ関税の導入で、ドルと言う基軸通貨の特権を、自ら「放棄する」のです。だから当然ながら、お金は世界に拡散します。この現象が米国株売りのドイツ株買い、更に日本株買いに繋がると思っています。

「案の定」…このシナリオで、カタルは昨日は下がり続ける「大阪チタン」(5726)を1420円まで買っていました。今日は1410円が買えそうな雰囲気でした。

「大阪チタン」(5726) の5分足

昨日は1440円で200株、1430円で300株、1420円で400株と少しずつ…「買う株数」を増やしてきましたから、今日は1410円で500株ずつ、他にも200株の買い指値を入れたら1408円の開始ですから、合計1200株の「大阪チタン」の株が買えました。

不安に思い…今度は、少し高くなってきたので、買ったばかりの1408円のものを1425円で、昨日、買った1420円のものを1435円で「売り指値」を用いました。どちらも利食い出来ましたね。「目先商い」の話です。株式投資の王道から「外れる」のでしょうが、目先の「遊び」です。

このような「遊び」を通じて…自分の「相場観」を鍛えていきます。論理的な解説が出来る株を、自分が建てた「仮説」を基にして「有言実行」をして行きます。自分の仮説が正しければ…市場はその通りに反応する筈です。市場の反応が、今回の「大阪チタン」のような形にならずに、続落するようなら、自分の仮説と市場の現実は違っていますから、自らの相場観を「修正」します。

カタルは、このような「仮説」を、常に考えて…行動しています。

昨日は「ジェイドG」(3558)を少し売ったので、売った株価より、高くても…逆に1345円で2000株かな? 1500株だったかな? 忘れましたが、買い始めたら…馬鹿が1340円も売って来ました。だから1335円、1330円と…「買いもの」を立て続けに…用いました。基本路線は「25日線を維持できる」と思っており、だんだん…良くなる「法華の太鼓」をイメージしています。カタルは一度、信じたら、株価の上下に関係なく…最後まで自分の意志を通します。

それで「ベンチャリ」で…40億円を飛ばしました。でも顧客が、自ら「売れ」と言われれば…売りましたが、此方から積極的に「利食い」または「損切りをしろ」とは、言いません。基本的にカタルは「買いは好き」ですが、売りは「嫌い」です。だから空売りなどは「意地」でもしません。でもこの方針は「間違い」ではないか…とも思ったから、カタルは証券マンを辞めたのです。

歩合セールスを辞めた理由は、一つではありません。現行の制度では、どんなに頑張っても手数料の上限がカットされますから、年収は、せいぜい1億円程度でしょう。それ以上を望むことは「不可能」なのです。自分でやってみると分かります。

朝から晩まで、電話をかけ続け、伝票を起こして、注文を出す作業の「物理的な限界」です。人間は神様ではありません。一日の場が、終わると「ぐったり」します。大変「疲れる」のです。バカバカしい…作業です。だから…辞めたことも事実です。

カタルが一番嫌いな奴は「口だけ」の男です。

自分が出来ないことを、他人に強要することは出来ません。自分が「歩く姿」を、後進に示すのです。それが本物の世界です。だからこのレポートは、いつも真実を語っています。でもカタル自身、分からないのです。でも皆さんの要望は、「神様」以上の対応を求めます。「バフェット」の領域に…「1年で達成させろ!」と言っているようなものです。

彼は94歳なのですよ。「コカ・コーラ」を50年以上、持ち続けているのでしょう。皆さんの考え方が「間違っている」のです。それをワイワイ…言う奴ばかりです。たった2年や3年を「待つ」ことも出来ない奴が、50年も、同じ株を「持ち続ける」事などは不可能です。先ずは、株式投資で一番大切な事は「自分を知る」ことでしょう。自分の性格を、しっかり把握して…その「力量」を超えないことです。この「自制」が出来る奴が「大人の対応」なのです。そうすれば…他人批判などをしません。SNSで他人批判するのは子供なのです。

もともと…日本の「教育制度」が間違っています。その方針を決める…文科省の事務次官は「大臣」を馬鹿にしています。大臣は、国民から選ばれたのです。しかもその「審判」を、選挙を通じて、何回も受けます。公僕の「政策官僚」が、それを超える認識を持つのは間違っています。前川なんか…大嫌いです。

今日も「高い」のですね。「データセクション」(3905)の話です。

「データセクション」(3905)の 日足

カタルは、何回も採り上げています。実際にカタルが利用したのは、年初の場面だけでした。その後は、気になっていましたが、何しろ…あまり余裕がなかったのです。「ジェイドG」(3558)の失敗の為です。僅かな…「歯車」の違いです。だから「悔しい」のです。「あと…一歩」と思う気持ちが、皆さんには、分からないでしょう。この株価の2883円は「新高値」かな?

同じことですが…まもなく「3Dマトリックス」(7777)にも、その可能性があります。カタルだって分かりません。しかし…昨日の330万株の出来高は、なかなかの水準です。カタルは、てっきり…200万株を割れるかも…知れないと思っていました。でも実際は330万株です。

金曜日に見られた「大引け」にかけた「売り物」が、昨日も、続く可能性を考えてカタルは大引けを、何とか…178円で終わらせたいと思っており、ガチャガチャ…買い物を入れましたが、昨日の大引けは179円でした。「売って来なかった」のです。

もともと…手元にない株は、売れません。「発行済み株式総数」は限られています。しかし…お金は「無限」にあるのです。なければ…「中央銀行」がドンドン…発行します。もう「清貧思想」を賛美するのは止めましょう。物価高は正しい経済の流れです。

それ以上に「稼げば」良いのです。だから年金生活者は「タイミー」(215A)を利用して…社会と繋がりを持ちましょう。孫にやる「おこづかい」を稼げば…良いのです。体力的に厳しければ「株式投資」をして…「野村証券」(8604)株だけを、買い続けても良いのです。何れ…1200円、1500円、2000円となるでしょう。だって時代は「名目経済」です。GDPデフレーターは、ドンドン上がります。EU水準の120まで行くのが普通なのです。老人は、頭を使って…「稼げ」ば、良いのです。

カタルは、この時代変化を35年も36年も待ち続けました。「馬鹿な男」です。普通の人は諦めます。カタルも一度だけ、株屋は「もう食えない」と思ったことがあり…2年間の国会図書館通いをしました。その時の年収は120万円ですよ。政策官僚は「ノーパンしゃぶしゃぶ」だそうです。でも、今の政策官僚は可哀そうです。友達の一人が…大蔵省のノンキャリアでした。だから政策官僚の「末端生活」も知っています。毎日午前様、大蔵省前には、深夜はタクシーが並んでいます。彼は「板橋の官舎」住いでした。

カタルは様々な経験をしています。だから真実を語る「レポート」ですが、なかなか…読者の要望を、全て「叶える事」は不可能ですよ。でもある読者から…こんなメールも頂いています。

「平均単価697円で10000株を持って、今日のぞいてみたら812.3円で、16.5%の上昇です。他の「九州電力」、「関西電力」は5%くらいの上昇です。ありがとうございました。「大真空」は、ちまちまと毎日買っていたら、平均単価554円で7000株になっていました。」との事でした。「北海道電力」(9509)の話です。

「北海道電力」(9509)の 日足

カタルは単純ですから、こんなメールを貰えば、やはり嬉しいです。「株屋冥利」に尽きます。この中の「大真空」(6962)も、カタル銘柄です。「水晶発振器」の大手です。

「大真空」(6962) の日足

この水晶発振器は「半導体」以上に…価格変動が大きいので…儲かるときは、ガチャガチャ…利益が湧いてきます。でもそこが、いつも「ピーク」になる株価です。近年は「光トランシーバー」市場が注目されています。そうして…今年初め2月10日に政府から補助金を受けて工場を新設します。何故か…会社のIRは英文ですから別のものを紹介します。

だからこの文章に…「当社は約 10 年にわたり開発してきた「Arkh.3G」を省スペースで大規模に量産化し、社会的責務を果たすとともに、2027年3月期を最終年度とする第二中期経営計画での過去最高益更新を確かなものにしてまいります。」との文言があります。カタルは、たった2000株ですが「打診買い」をしています。

今なら…マズマズの株価です。何しろ…「高利回り」配当株なのです。

でも「品薄株」ですから、慌てて…上を買う必要はありませんよ。また500円の株価を割れる…可能性もあるのです。皆さんの「御自由」なのです。カタルは「名目経済」下なら…いくらでも「儲かる株」を提供できます。でも「馬鹿とハサミは使いよう」と言います。使用に辺り…それぞれの「自己責任」の範囲で利用してくださいね。こんな事を何度も言わせないで下さい。カタルの心臓は「ガラスの心臓」なのです。壊れやすく…脆いのです。

でもいつも「博打好き」です。だから、今は「3Dマトリックス」(7777)の225円超え…そうして…また200円を割れて、直ぐに「データセクション」(3905)のような値動きで634円の奪回です。「データセクション」は、既に「PSR」が「割高」水準ですが…「3Dマトリックス」は常識的な2倍のラインです。あとは読者の選択です。また…明日。



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