アーカイブ:2025年8月18日

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「やはり」なぁ~と思いました。「NYダウ」(^DJI)の新高値の更新です。まだ鮮明な形ではありませんが、何とか「高値」を更新したと言う…動きでした。この指数と「ラッセル2000」の小型株は、まだ…でした。でも「ラッセル2000」は、まだまだ…指数は下の位置に在ります。小型株は、何処も同じですが、景気動向の風を敏感に受けて…反応するのでしょう。でも「変動率」は飛び抜けて…高いのです。

「NYダウ」(^DJI)の 日足

個別株では、やはり気になるのは「アップル」(AAPL)です。トランプ関税を受けて…とうとう、米国での生産に踏み切るようですが、部品の調達先を変えています。代表的な事例は「ソニー」(6758)の「イメージセンサー」がサムソン製に変わるそうです。たぶん…サムソンが米国内で工場を持っているのだろうと推察しています。「裏返すと」…それ程、「ソニー」の製品も、他の製品から「優位性が在る」と言う訳では…ないのでしょう。

みんな…「僅差の戦い」なのです。「村田製作」(6981)の「MLCC」の優位性が、中国勢に推され単価を下げて…市場シェアを確保している動きと同じです。パワー半導体も中国勢の追い上げが激しいのです。

流石に、あの資金と規模でやられると…どの国も、その優位性を保てません。技術? と言う壁も、人材の「引き抜き」ですから…お金で買えます。日本の半導体の凋落は、「食えない」から韓国などに「人」が流れました。カタルの知り合いも、韓国の「サムソン」から「三顧の礼」で迎えられ…今は「お払い箱」で、米国の半導体の会社です。でも円安になって、ドルの価値が大きく上がり…喜んでいました。給料は「ドル払い」です。

「ユナイテッドヘルス・グループ」(UNH)の 日足

このNYダウの不振は、米国の医療保険最大手「ユナイテッドヘルス・グループ」(UNH)の下落が響いていました。その原因は色々ありますが、公的医療保険の不正請求疑惑やCEOの辞任など…悪材料が相次ぎ、業績の下方修正の為でしょう。でもバフェットのファンドらしい…株式投資の戦略です。この報道が伝わり、NYダウの指数も高値を付けるほど「ユナイテッドヘルス」の株価が上がったから、指数も盛り返しました。

この現象は重要なのです。良い銘柄だから、株価が上がったと言うより、下げ止まっている所に…「買う勢力」が生まれたわけです。それ程…米国株の需給は「タイト」なのでしょう。誰もが、次の株を探している状態です。

この状況は、指数が高値を付けても、利食い売りが、簡単に「消化される」のでしょう。カタルが述べている相場環境の外部条件の「市場要因」の良好さです。個別要因と言うより、外部の環境が、個別株の物色も支えています。

日本株も、今はなかなか…株価が「下がらなくなって」来ています。一度、株価が上がると価格調整ではなく…時間調整で済み、その時間調整も、調整時間が「短縮」されています。今日は、流石に…株価が下がっていますが…何故、「北海道電力」(9509)を、カタルが薦めたか? 

「コンステレーション・エナジー」(CEG) の日足

米国の電力株は「データーセンター」需要を見込み…大幅高しましたが、大きく株価は下がりません。しかし…日本株は大きく下がっていました。スタート時点までの株価の下落です。おかしな現象です。

だって…これから電力を爆食いする「データーセンター」は、ドンドン建設されています。ここでは…上には「マイクロソフト」と20年契約を結んだ…「コンステレーション・エナジー」(CEG)と、下には北海道電力の日足を掲げておきましょう。

「北海道電力」(9509) の日足

今日の日経新聞に地方自治体に「AI担当の責任者」を設けろ…との報道です。日本の場合は、誰かが率先して動く仕組みではなく…「御上」(政府などの行政機関)が、主導しないと末端は動きません。日本人は失敗を畏れて…自分から進んでリスクを取らない人間ばかりです。

だから「相場」も同じです。カタルは、これを「ラッセル」すると表現しています。雪山を単独で歩くと…歩いた後に「道」が出来ます。後族の人が、歩くのが「楽」になります。株も新高値を買い進む人は、限りがあります。だから「仕掛け筋」が大切なのです。

「BASE」(4477) の日足

でも…最近まで、それに続く…人は居ませんでした。「BASE」(4477)を観ると…分かります。あれほど、株を買っても、なかなか…株価は「上がりません」。そうして、自分達が手を抜くと…途端に株価は下がります。これをカタルは「一人旅」と表現していました。でも最近は外部環境が、少しずつ「改善」しており、株価の値持ちが良くなっています。押し目を拾う人が増えています。

「大阪チタン」(5726)の 5分足

今日も最初、カタルは1760円、1750円と「大阪チタン」(5726)の買い指値を入れましたが、なかなか下がらずに…1770円まで下げてきたので、慌てて…1770円で200株ずつ2本の買い指値を用いましたが買えません。

仕方なく、今ほど…1780円で200株ずつ合計400株を買いました。この下値も、更に買えるなら…買値を下げて、株を集めますし…買えないなら「上」を買いに行くしか…ないのでしょう。

先ほどの話に戻ります。「北海道電力」(9509)を買った…理由です。データセクションの人気を観れば「やれる」と思っていました。「配当利回り」水準の株でしたからね。だから700円割れを買ったのですよ。でも買った当初は700円でも買ったのですが、直ぐに690円台に推され…680円台の有様でした。

自分で実践をしていると、その相場の株価位置が把握できます。今日も…「ジェイドG」(3558)を買っています。1476円は300株買えたのですが、「後続の買い」は入りません。仕方なく…1495円まで買った…次第です。

そうして株価は1510円まで伸びたので、今度は1500円で500株の買いを入れたら、今ほど…1500円で500株が買えました。このような感覚が大切なのです。「机上論」では、意味がないのです。1500円に1万株の売り物が出ていたのです。でも誰かが、それを買ったのです。でも一度、消化したのに、また売られます。

つまり、まだ…この1500円の株価は「固まって」いませんから、「ノンビリ」やりましょう。これが「実践」から得た…「相場感覚」です。自分で、身銭を切って、僅かな株数で良いのですよ。100株でも1万株でも同じ事です。規模ではなく…自分の気持ちに「負担のない株数」で、売り買いの相場を「楽しむ」のです。

自分が「楽しい」と…感じるなら、自分の力量では「適正」な水準なのでしょう。でも株価が下がって「不安」に感じるようなら、その持ち高は、余分なのです。これが「己の力量」を判断する…基準です。気持ちは…正直です。いつも「自分の心」と向き合って…自分の適正値を探って…己の「力量」を把握することです。今は良い相場です。馬鹿でも…誰でもが「儲かる」相場です。

こんな時に「余分に」負担した…「お金」は引き下げましょう。

もったいないなぁ~と思っても「安全の確保」を優先させます。「ジェイドG」(3558)は1000円を割れていたのです。株価の回復が遅れていますが、それでも、この6か月間では一番の高値でしょう。故に、無理をしないで、儲かるなら「微益でも」利食いを先行させましょう。

この程度の株なら、「いくらでも」…は、無理ですが、時々…なら、紹介を出来ます。そんなに「飛び抜けた」経営者でありません。でも「良い資質」を持っていることは、事実です。少なくとも大会社の「野村」(8604)の奥田さんより上でしょう。

300円台に入った「U君」の会員銘柄ですが、慌てて…買わなくても「買える」だろうと思っています。カタルは、実際に285円から287円を買った感覚は、まだまだ…売り物が出て来る感覚でした。だから288円の指値にしたのです。でも「大物感」はあります。基本的に「GDPデフレーター」が上昇するような場面なら、「無限のお金」を作れます。簡単なのです。

何故、カタルが「年金老人」~「働く若者」に、所得移転すると述べたか? 会員の皆さんは、嫌、このサイトを読んでくれている読者の皆さんは、みんな理解しているでしょう。基本政策が、如何に大切か…人間のモチベーションは「成果」が生まれると、その水準を高く保てます。成功体験が「モチベーション」を育む…のです。

だから「松平定信」の寛政の改革や、近年の「金融行政」などは、失敗なのですよ。検察の話も「同じ土壌」です。少数与党は、「政策論議」が加速するから…日本株は、ドンドン上がるかもしれません。やがて…政治家も、産業間の「競争力の話」をするようになるでしょう。

タクシーの運転手の雇用を守る? 

そんな事で…「ライドシェア」が、阻害されるのですよ。「自動運転車」が走ってない理由です。でも北京もサンフランシスコも、みんな既に「自動運転」の時代です。全部を守ることは出来ません。「淘汰の社会」です。

自らが…高い水準を保つことが、われわれ日本人の使命です。「条件闘争」をするような…「弱者救済」の報道は、止めましょう。別の形、「生活保護」などで、落ちこぼれを救えば良いのでしょう。制度はその一つで、充分です。

厳しい競争を促進させて…「新陳代謝」を促すのです。日産なんか、消えても仕方ありません。西川は、ゴーンの厳しい要求から「逃げて」、卑怯な手段で…「追い落とし」ました。あんな奴が、あの地位まで行ける「仕組み」事態が狂っています。

「ジェイドG」(3558) の板状況

もっと厳しく…「スピード感のある政策」を望む…次第です。そうしないと…ドンドン、中国との水が開きます。なんとか…更に「広がらないように」、我々は頑張らなくてはなりません。大きな「売り物」が出たら…1500円の壁を、喩え…100株でも買います。1万株以上の売り物を待っています。また…明日。

自分からラッセルをするのです。たとえ、微力の100株でも…参加する意義があるのです。また…明日。



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