アーカイブ:2016年6月

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かたる:昨年末は…税制対策に終始し、新しい銘柄を買おうとはしませんでした。パイオニアの損出しクロスで買値を下げていました。しかし…そのパイオニア、早々に失敗が明らかになりました。良い銘柄だったのですが…パイオニアの上昇角度(企業業績の改善度)が鈍く、仕掛け人達の力量不足です。やれば…良かったと思いますが、年初からの環境も悪かったですからね。相場が大きくなるためには、様々な条件がピッタリ合わないと駄目なのです。

基本的に、1月に入ってからは驚きのスタートに対処するために、事後処理に追われました。故に7月からの期日到来は皆無です。だから例年、夏相場は駄目相場なのですが…ひょっとすれば…新しい相場が誕生するかもしれない…と微かな期待感もあります。

ソニーの期待値は高いですね。カタルは、前回は相場にならないと思っていましたが、今回は可能性があります。「VR」(仮想現実)は、革新と呼べるほど…、市場の話題を誘います。ただ問題は、日本は難しい国で「VR酔い」が、脳にどのような障害をもたらすか?…必ず、この手の批判が起ると思っています。ソニーのチャートは非常に強く、今年の高値圏です。しかも確実に玉が拾われている様に感じられ、年末のスター株候補の一つです。でも、大型企業ですからね。

しかし驚きました。噂はあったのですが…電撃の退任が発表されました。ソフトバンクのニケシュ・アローラ氏の退任ですね。一部で高額報酬の批判はありますが、カタルはなかなか良い仕事ぶり…だと思っていました。もう少し、彼の仕事ぶりを観てみたかったと思います。投資したインドの案件は非常に楽しみで、今年に入ってから、キャッシュ化の動きは…何をするのか? 楽しみだったのです。スピード感もあり、なかなかだったのですが、やはり日本独自の村論理の壁が、存在するのかも知れません。孫氏も、一度、彼にソフトバンクの経営を任せても…良かったようにも感じています。

日本は難しい面もありますが、同時に、様々な良い面もたくさん存在します。しかし…それらを上手く利用すると言うか、統合できる指揮官が居ません。IoTの世界は、既に技術的に可能なのですが、役人は批判を畏れ、新しい試みに対して…尻込みします。田中角栄は「責任はわしが取るから、精いっぱい、頑張ってくれたまえ」と言っていたといいます。部下を使う器量が、政治家にあるかどうか…ですね。器量がないと、なかなか部下は付いて来ません。

カタルの郷里の偉人、山本五十六は「やってみせ、言って聞かせて、させて見せ、褒めてやれねば…人は動かじ」との名言を残しています。故にカタルは、何時もレポートに書く以上、みんなと行動を共にする為に、高値圏でも、必ず、できるだけ…自分でもレポート通りに行動をするようにしています。昨日も、007を寄り付き、そうして引け値で買っています。848円は、予想外に高くなってしまいましたが…、まぁ、こんなものでしょう。もともと1000円以下の株ではありません。カタルの007との取り組みは長く…この会社の内容は熟知しているつもりです。ようやく時代到来で…楽しみです。

さて…昨日はクラウドワークス(3900)にも…材料が出ていたようです。世界規模のマイクロタスク型クラウドソーシングを展開する米国のクラウドフラワーとの事業提携ですね。マイクロタスク型とは、仕事を細分化して発注して、一気に組み立てる仕組みだそうです。確かにプログラムも得意分野が分かれており、デザインもそうですね。小さな会社のような組織を、クラウド上で実現させる仕組みのようです。国境の壁がなくなり、仕事が世界中で共有できるのですね。やはりクラウドワークスは、大きく伸びる可能性を秘めています。

多くのプログラムは、バグ探しなどの…人海戦術を求められます。ある程度のプログラミングの知識があれば…人件費の安いインドなどにクラウド上で仕事を依頼し、片付けることが出来ます。この業界は、5割増収の世界で成長を続けています。この伸び率なら株価は4桁が、既に確定しています。カタルは吉田さんの力量が、どんなものか分かりませんが…四季報数字を増額させていることから、今後の数字推移に期待しております。非常に板が薄く…買うのに苦労しますから、慎重に集めると良いかもしれません。

この手の会社は、赤字でも良いのです。要するに、売り上げ推移が順調なら、何ら問題ありません。本来は上場すべき段階ではないと思っています。未上場企業のようなイメージです。仕事の出来る女性が、出産や子育ての為に、仕事を離れても…クラウドワークスなどの存在が、日本の効率化に寄与します。やはり応援したい企業の一つです。株価はこの下げで、折角、上昇を開始し始めた出鼻をくじかれましたが…、チャートを見れば分かりますが「トレンド」は崩れていません。

多くの人は株価動向により、右往左往します。しかし時代観をしっかり持っていれば…買われる銘柄は、事前に決まっています。あとは力量配分だけの問題です。実はこの力量配分が…カタルは苦手です。いつも目一杯の勝負を挑みます。名目の行け行けどんどんの世界なら、抜群の成果を得られますが…、実質の後ろ向き世界だと駄目ですね。はやく日本も、一所懸命に努力する人が、報われる社会構造にならないと駄目ですね。噂のような他人批判など…どうでも、良い話です。実力がないから、陰で他人批判をするわけです。

日経平均株価の15000円台はかなり固いと思っています。トヨタの株価位置などを観ると叩きようがありません。この秋には財政出動などの政策発動も控えており、恐くて叩けませんね。「いつか来た道、帰る道…」と言う「失われた時代」の繰り返しになるとは…マネーストックの動きから見て、考えられません。ただ上昇角度は鈍いと言うか…。これは世界的な現象で、人類は新しい時代の入り口に位置しており、戸惑っているのでしょう。やはりカタルは、金融規制がネックになっていると思います。お金はあるが、なかなか動かないのです。鎖に繋がれた犬は、元気に野原を駆け回ることが出来ません。自己資本比率規制を、緩めるべきですね。お金さえ与えれば…どんなビジネスも…大概、成功します。はやく活動的な時代になると良いのですが…。

そう考えると…やはり「1300兆円の逆襲」ですね。故に、ケネディクスに行き着きます。早く時代を動かし、先にスマートコミュニティーの世界を確立させたものが、次世代の覇者になります。市場は必ず、この動き(兆候)を先取る筈です。

IoTのユビキタス(3858)が、久々の大相場を迎えるかどうか…も、試金石の一つに見えます。儲けようとせずに…自分が信じる道を、歩めば良いのでしょう。儲けようとする邪推な心が、株価の上下で、気持ちが揺さぶられ、高値で買い、安値で投げることになります。トホホ…追証整理に追われたカタルのケネディクスの話をしています。この邪悪な心を、どうやって克服するか…株式投資で一番、難しい所です。

証券マンの人は…、カタルが高水準の手数料を維持できたのは、このような局面での対処の仕方が問題になります。今は、ほぼ全面安です。失敗したものは、素直に失敗を認め、銘柄を入れ替えることですね。買う方も、安い株価位置なのです。007はかなり休憩していますが…バイオ株などは、シコリを作ったばかりで、整理が長引きます。ただ小野薬は明らかに需給バランスに変化が見られます。実弾の買いと思われる筋が存在するようです。

この辺りの季節感の判断は難しく…、かたるもどっちなのか…。サッパリポンです。故に失敗している訳ですが…。でも短期口座の逆業績相場の比率を落とし、スマートコミュニティーの方に傾斜しています。「ピンチはチャンス」と言う言葉があります。証券マンは仕事をして下さいね。まもなく、ブレグジットのイベントも終了です。いきなり、お客様は動けません。故に事前に打診買いをさせておくのです。分かりますか? 僅か100株でも良いのです。持っていると…持っていないでは…、今後の展開が天地程の差になって現われます。事前に準備が必要なのです。仕事が出来る奴は、いつでも下準備を欠かすことがありません。



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