投稿者:kataru

NY市場の戸惑い

本日は「奇妙なNY市場の値動き」の話題を取り上げます。

NYダウ平均株価の5分足

まずはNYダウのチャートです。今回の焦点はFRBが重要視している「PCE価格指数」の発表を受けて、何故、インフレの「鎮静化の継続」の確認が取れたのに…MYダウは大きく下がったのか? 

それとも…カタルの勘違いで30日の段階では、このデータが分からなかったのかもしれませんが、カタルは30日の相場を見て…「奇妙な値動き」を語り、31日のレポートではその理由として「株価位置」が高いので、折角のPCE価格指数のデータ価値が無視されたと判断したわけです。

仮に…カタルの勘違いで、それでも31日の始まる前には分かっていたはずですが、実際の株価は大引けの1時間程度で「大きく反発」しました。この解説として…月末のポジション調整が指摘されていますが、それにしても、いろんな解説を読むと奇妙なのです。

「Target Corporation」 (TGT) の日足推移

例えば…消費関連株や金融株は上がっていました。気にしていた「Target Corporation」 (TGT)も株価が回復してきました。全米で大型ディスカウントストアを2000店近く展開する小売りの会社です。「ホームデポ」(HD)は、さすがに金利高で駄目ですが、「ウェルマート」(WMT)は確りしています。

「JPモルガン」(JPM) の日足推移

「バーゼル3」の行方は気になりますが、「JPモルガン」(JPM)はかなり高いのです。基本的に日本の「三菱UFJ」(8306)も、ここから本番です。ようやく金利のある世界です。正しい基本認識を持ちましょう。

なぜ、このようなデータの発表という「事象」を受けての…「相場の反応」が重要かと言えば…これからの相場展開を予想する「基本的な相場戦略」に大きな影響を与えるためです。

「米国10年債」の4時間足

カタルはFOMCのQT(量的縮小)の減額を受けて…金融当局は「利下げの準備」に入ったと解釈して、「相場は転換した」と判断しました。しかし、その後の「追加の経済指標」は、必ずしも…この行動を支援せずに、むしろ…まだまだ「インフレ圧力は続く」ことを思わせるデータが続き、米国の金利は上昇をしました。5月16日から金利は上昇しています。

基本的にカタルの構想は「次の段階である相場」を、前提にして動いています。

「米国2年債」の利回り推移(4時間足)

新興株中心の相場ですね。そのためには「米国2年債」の金利低下が不可欠で…今の逆イールド状態から正常な形、つまり10年債の金利が2年債を超える正常な状態に移行しなくてはなりません。たぶん…これほど長く「逆イールド」の状態が続くことはないでしょう。

カタルは基本シナリオ、「A」プランは「AI革命の進展」が加速して米国のGDPは実質でも大きく伸びていくというシナリオと…「B」プランの「ゴルディロックス相場」(適温状態の相場)で緩やかな株価上昇になるというパターンと…「C」のリセッションも含めた、インフレ状態のスタグフレーション懸念に近い…局面の3つのプランを用意しました。

このほかにも中国の爆発など…考えられるシナリオはあります。しかし当面はそこまで考えず、とりあえず…上記の3つのパターンを想定しています。

その中で…どのシナリオになるのか?

「ラッセル2000」 の週足推移

はっきり「区分け」が出来ているわけではなく、その境界線は「曖昧」なのです。常に経済は生き物ですから、揺れ動きます。カタル自身は、BプランからCプランに近い…「Bプラン」だろう…と思っているわけです。株価の基本的な株価波動は「横ばい」でしょう。その中で出遅れている「ラッセル2000」を中心に…小型株の「値戻し」相場を、早くから…皆さんに伝えています。

「ソフトバンク」(9984) の週足

故に「ITバブルの崩壊」から、「ヤフー」(4689)をはじめ、完全復活するパターンを参考にして未来の相場を見ているわけです。だから「ソフトバンク」(9984)、「メルカリ」(4385)、「BASE」(4477)に「ジェイドG」(3558)と4つの参考銘柄を取り上げて…相場論を語ってきました。最近になって「ソフトバンク」は、あの5000円割れから1万円近い水準まで回復しています。

「メルカリ」(4385) の週足推移

「メルカリ」は米国の不振が祟っていますが、そもそも…株価波動が他の新興株より遅れています。2021年末に近いところで高値を形成しています。「ソフトバンク」は2021年3月頃、「BASE」は2020年10月頃、「ジェイドG」は2020年8月が、それぞれ…の高値です。

「BASE」(4477) の週足推移

この4つの銘柄の中では「唯一、好業績」なのは「ジェイドG」なのです。他は、違うのです。

「ジェイドG」(3558) の週足推移

だからカタルは「ジェイドG」を中心に…レポートを展開しています。

ひょっとすれば…今は「3年」と言っていますが、「10年ほど」…田中君にお金を預けると、本当に…「大化け」するかもしれません。「成長株」の可能性を秘めた「27.3%」成長を過去において続けています。この数字が、どれだけ「驚異的」なのか? 

しかし…残念ながら、今までの売り上げは100億円以下で、世界基準から観ると「論外の部類」です。こんな「おもちゃ」のような小型株は、多くのファンドは「投資規制」があり…お金を運用できないのです。ファンドにも、いろんな制約があります。

最初から「小型株」専門でも…ある程度の時価総額は必要です。

自分が10億円ほど株を買ったら、簡単に株価は動く水準は「おもちゃ」なのです。この手の株は、個人投資家一人で、いくらでも株価は動きます。地方はダメですが、東京には10億円から100億円ほど…お金を動かす個人は、かなり居ます。実際にカタルは、そのラインの顧客を、数人ならすぐに挙げられます。

まぁだから…「タワー投信」の清原さんは、2005年に約37億円も納税をしたけれど、その後は「鳴かず飛ばず」…だったのでしょう。彼は野村証券の侍グループです。東大からのエリートでした。まぁ小型株は、カタル同様に…リーマンショックで「コテンパン」にやられたのかも…知れません。。消えた「ライブドア」の堀江さんのような…人生です。

どっちにしても…NY市場は「大幅な反発」を見せましたから、最悪の展開は避けられました。やはり…今はAプランの可能性も残っています。

ビストラを含めた比較チャート

ただ「エヌビディア」(NVDA)だけでは、全体の相場を引っ張ることはできません。まぁ…米大手電力会社の一角である「ビストラ」(Vistra Corp=VST)のような株もあります。カタルも早くに気づいていましたが、やはり「東電」(9501)の後処理で、「間違った選択」をしたために、素直に…今回の電力株相場に乗れていません。やはり…「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」の選択になるのです。

「北海道電力」(9509) の日足推移

それでも、一度だけ…「北海道電力」(9509)を取り上げています。「九州電力」(9508)と「北海道」ですが…やはり「原発の奉加帳」が引っ掛かります。あれは…菅直人でした。そもそも…原発問題は「自然災害」で、「東電には責任はない」という判断をすべきでしたが、「スケープゴート」にされたのでしょう。

このやり方は今でも「関西電力」(9503)などにも、多額の「責任負担」を強いています。既にこの負担金は13兆円を超えていますが、いまだに、先が見通せません。もともと国家負担になるのですから、何故、曖昧な形での、処理にしたのでしょう。カタルはあの時は、「東電には責任はない」として、東電株を買っていました。

本当に…ここでも「和を以て貴しとなす」という「村社会の押し付け」です。東電の責任にするなら、関電など…他の電力会社は、補償金を払う義務がありません。カタルの市場原理主義とは違う考え方です。

でもEUは、来年からの「バーゼル3」を認めました。米国は、まだ揉めています。日本は「京都銀行=京都ファイナンシャルグループ」(5844)のような…含み利益を抱えているところは、「自己資本の積み増し」が求められますから、銀行との「株式持ち合い」などは、どんどん…消えるのです。

ここにきて、「トヨタ」(7203)が、ギリギリになって…持ち合い株解消の行動している理由も分かるというものです。しかし日経新聞は、いまだに大きく紙面で扱ってないでしょう。遅れている「メディア」です。誰に「忖度して」(そんたく)…必要な記事も書いていません。

外資発で…トヨタも型式指定で「不適切事案」、週明けにも公表へとなっていますが、ホンダのことも、日経新聞では書いていません。

如何にも…「日本村社会」構造がわかる事例です。既に個人が、情報を勝手にネット上で公開できますから、隠すことはできません。だからネット時代は「本当の力」が試される世界になっていくのです。

ゆえに「個人商店」を簡単に立ち上げられる「BASE」(4477)の存在は、ドンドン…増していくのです。「時代の流れ」を先読みして…事前準備をして、あとは「時間軸」の話です。何回でも失敗しても…またやります。必ず…カタルの考える「未来図」は必ずやって来ます。

ただ分からないのが「時間軸の選定」です。

これはなかなか難しいのです。自分が、「自ら演出」を出来る力があるなら、その時間軸を自分で選択できます。しかし第三者の「心の中まで」見ることは不可能です。だから…時間を待つしかありません。じっと…その「時間」がやって来るのを、待つのです。

カタルは「大坂チタン」(5726)でも、なんでも…「ハイリスク・ハイリターン」派閥と事前告知しています。その代わり、大型株も取り上げています。

自慢ではありませんが…「リクルート」(6098)は、我が国の株式市場でも「時価総額」は上位の部類です。カタルは早くから「底値段階」で、この銘柄を取り上げているのですよ。そうして…最近では「ソシオネクスト」(6526)です。半導体の中でも「チップレス」に注目し…昨年かな? 年初から、何度もレポートに登場しています。今では立派なTICK回数に登場する「常連」銘柄です。

ほかに最近は「ニデック」(6594)を述べています。これに続く株として「ファナック」(6954)は、まだ大きく来ませんが掲げています。「アップル」の中国における販売復活を見て…「村田製作」(6981)も取り上げています。「東邦チタン」(5727)も「MLCC」で関連します。

「三菱UFJ」(8306)は、既に2倍以上になっており、「野村証券」(8604)から…割安の利回り株の「日本製鉄」と…超大型株も掲げています。どれでも構いません。自分の性格に合わせて…「200日線」乖離に、気を付けて、相場に参加すればいいのです。

でもカタルの本音というか、自分の性格は「小型株」です。一応、カタルはもうすぐ…卒業式になります。

「大坂チタン」の失敗で、米国株の観察を学び…「時間軸の把握」も、かなり縮まってきました。あとわずかな…期間だろうと思っています。今回も、お金は「使ってなんぼ」…の世界を痛感していますから、残された「残り少ない人生」を楽しもうと思っています。

本日は、これから…憧れの…「和久傳」です。

高台寺に予約を入れたら、昨日はお休みだそうです。昼も夜もだめでした。本日は、もう帰る日ですから…昼に予約を入れたのです。実は、読者から…ずっと前に「焼きガニ」の話をもらって、一度は、自分で行ってみたかったのです。今はカニの季節ではありませんが、やはり食は、京都かな? …と思っています。

今回の発見は、高瀬川かな? その河原近くの蕎麦屋です。

そば風懐石というか…まぁ料理はイマイチなのですが、そのシチュエーションが素晴らしいですね。川のせせらぎに、小鳥や鴨などが泳ぎ…おまけに、アジサイの葉っぱの裏に「ゲンジ蛍」を発見しました。たぶん夜は、光を放ち…舞うのでしょう。また行きたい蕎麦屋です。今度は「馴染み」になって…ざる蕎麦だけで一杯、やりたいですね。

そうだ…あのイタリアン・レストランの話ですが、前回はパンを、石で温める工夫に驚いたのですが、会計を終えて、小雨が降って居たら「どうぞ」…とビニール傘ですが「差しだす」のです。かみさんは「折りたたみ傘」を持っていましたが、カタルはなかったので…一本だけもらいました。料理の量も少なめで…老人向きです。味は、今のところは合格です。でも何回も行くと…こっちも慣れますからね。

今回のホテルは格下ですが…ハイクラスの45平米かな? 50かな? 少し前回の20台より部屋のランクを上げたのです。デスクがあるから…仕事もできます。まぁ休もうか…とも思いましたが、毎日、読んでくれる方が、一杯…居ますからね。

昨日も「お礼のメール」が届いていました。ある意味で「励み」になります。

事前告知をして「有言実行」で、「あちら側の世界」に行けるなら…本物でしょう。

あと、もう少しだろう…と思っていますが、なかなか、近くに感じて…「遠い壁」です。明日から「ジェイドG」の特集を組みます。申し訳けなかったね。2800円台に買ってもらい…目先は失敗をして、ごめんなさい。でもここからが…「本番」です。

でも「野村証券」の「アルケゴス」と同じで、単に「時間軸のズレ」だけ…の話だろうと思っています。だんだん…外部環境も育ってきました。まぁ、慌てることはありませんが、最近の「ジェイドG」を観察した感想を、月曜日から一週間程度かな? 語ることにします。

それでは…いつも、言っていますが、自分の「力量に配慮」をして…「ノンビリ」やりましょうね。また…明日。



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