アーカイブ:2026年6月7日

スペースXの株価を考える

昨日の原稿の続きを書く前に、皆さんは米国株の雇用統計を受けての「明日の株式市場」の展開が気になるのでしょう。その話からスタートさせますか…。

シカゴの日経平均株価の先物様子

近年の研究でカタルは、日本人は米国の相場を観て、日本株を判断していると言う仮説を検証しています。所謂、日本人は、米国と言う「金魚の糞」に過ぎない…と言う考え方です。実は、この傾向は中国株にも見られ…更にEUも同じように見えます。

しかし金の価格が上昇したように…米国の資産から逃避と言うより、分散をして…遅れていた日本やEUへ資金が移動していることも分かっています。近年はプライベートファンドの首脳が、日本を訪問して、大物政治家に面会しています。日本も海外からの投資を望んでいます。

バフェットの商社株の買いは「自明の理」ですが、数年前から始まり…日本で起債(サムライ債の発行)をして、それを投資に回しています。最近はグーグルなども、日本でサムライ債を発行してデータセンターの建設を始めます。ようやく…日本が「普通の国」になるから海外から資金が流れてきたのです。

この源にあるのが、日本の基本政策の転換です。

安倍首相が2012年末に誕生し、翌年から異次元の金融緩和を含めた、名目経済への転換を図りました。しかし…日銀総裁が述べるノルム(遅々として進まない…金融緩和の社会通念)現象です。つまり…実際に、民間企業は過去の歴史で政府に「騙され」続けているから…積極的な行動である「内部留保の活用」、つまり、株主還元を始め…研究開発などの設備投資を合わせた投資です。この活用をしてこなかったのです。だから異常な水準である「内部留保の蓄積」になったのです。

この状態が不自然だから、東証はPBRを1倍以上にすべきだと…PBR改革を推進し、更に同じようにセブンアイHD(3382)に対するM&Aの仕掛けや「ものを言う株主」もフジメディアHD(4676)に対する…要求を強めました。だから…日本も、ようやく内部留保の活用に舵を切って、企業自らが構造改革に着手した事例が、日立(6501)であり…最近ようやくトヨタ(7203)が動き始めました。つまり…「実質経済から名目経済への転換」です。

このような現象が、板に付いて来たから、海外からどんどん資金が流れ込んでいます。この基本的な概念が、我が国の政策官僚もメディアにも「欠けて」います。株式の取引をしたことがないから分からないのです。自分で、失敗を繰り返せば、馬鹿なカタルでも…大阪チタンの失敗に懲りて、米国のボーイング(BA)の株価を検証し…海外動向に目を向けます。更に…ジェイドGの失敗に懲りて…「成長性と収益性」の関係を学びます。どんな馬鹿でも学習をするのです。

しかし未だに…経済学者様の多くは「財政規律」派閥です。馬鹿ですよ。本当に…失われた時代の反省もありません。

だから「考える教育」と言う…最も大切な人間の原点である「教育改革」が必要なのです。本当に…情けない連中が、国の実権を握って来たから、エルピーダの坂本さんも、草葉の陰で…だからあの時に「自分の主張を聞いて、国が支援をしてくれていれば…」と嘆いているでしょう。狂った連中が、上にたくさん居ます。しかし最近は検察内部も「構造改革」を支持する力が、芽生えてきました。国家の最高権力者の人達です。だから冤罪認定が進んでいるのです。

僕らは、本物の投資家になるための「基礎知識」を武装して、市場に挑む「ラッセル」部隊になるのです。先頭を開拓するのですよ。

その為にカタルが、無駄だと思う努力を、何年も何年も続けています。一つはカタルの勉強の為、その副産物として、会員制度のお陰で…少しだけカタルの生活も助けられています。しかし、このIRNETはカタルに年収で300万円も払えない赤字法人です。本当の話しです。毎年、毎年、カタルがお金を補填しています。何とか…プラスにして終わりたいと思っています。

でも近年は、消費税を100万円まで行きませんが、毎年払っています。あとは赤字法人ですから、東京都の7万円の税金とボランティアで手伝ってもらっている仲間に10万円ずつを渡しています。先日は日本IBMに長く勤め…マイクロソフトかな? 転職して退職したT君に、家に来てもらってメールソフトを直してもらいました。このサイトの維持も大変なのです。

日経平均株価の日足

今日も皆さんに理解してもらう為に「資料」を用意しました。嘘は書けませんからね。でも読者の皆さんは、目先の株価ばかりを気にします。困った事ですが、しょうがありません。基本的に、日本株は心配ありませんが、目先の日経平均株価は、半導体関連株中心にAI革命関連の株式の物色で…乖離が「大きく開いています」から、僅かな動揺で「利食い売り」が入ります。

カタルが、何回も…何回も…相場観より自分の「力量」が優先されると述べていても、人間は駄目なのです。株価が高ければ、更に株が上がると思い…株価が安いと更に株価が下がると思います。ジェイドG(3558)を手掛けていますから、その意味が、皆さんにも分かるでしょう。その日経平均の先物価格を掲げておきましょう。だから半導体株中心に、明日の朝は…ともすると「売り気配値」のスタートでしょう。

基本的に…現段階では、単に「目先の利食い売り」での乖離調整です。しかしスペースXの上場を控え…大型企業ですから、資金配分の「リバランスの動き」が予想されます。でもプライベートファンドの連中は、専門家ですから、既に資金手当ては終わっています。その動きが、おそらく…カタルの「漠然とした不安」に繋がっていたのでしょう。だから6月中には、日証金の回転率もTICK回数の変化も観られるかもしれません。一部の人気株だけではなく、横への物色の広がりです。

さて…昨日の資料です。まずはブルームバーグが作成したものです。

米国株と韓国の半導体株の比較

でも…カタルが作成したものは、そんなにPSRは高くありません。ただし時間軸の関係で2024年末までのものを、作成しました。この表を見ても分かります。船株の謎からロームの謎の意味は、日本経済が名目経済に変わったことを示す…具体的な事例です。この資料はオープンAIの作成です。

ロームの謎は、未来の「夢や希望」を株価に織り込む動きです。ようやく…日本でも前向きに未来の夢や希望を語れる世界に変化しています。此処でロームの謎は続々と時代の推移を経るとその意味が明らかになります。これは大きな話です。

株式投資は、この「時間軸の変化」に賭けるのです。もう…みなさんが思う前に、これから上がる株は…事前に「決まって」います。しかしカタルには、明確な時間が、まだ…見えません。玉関混合の段階です。

大真空(6962) の日足

此処で未来は既に決まっている話を述べた実例があります。会員レポートでは昨年から…何回も採り上げています。この当時は200日線を超えた辺りで…推奨をしています。一般読者にも今年の4月4日のレポートから…。会員レポートでは19回の12回目の4月19日に採り上げていました。それから5月8日~5月25日、26日と連日伝えています。そのチャートを載せて、更に最近の報道を伝えましょう。此方です。こんな時間軸で株価は推移をするのです。

完成形を目指して、日々の努力をしています。皆さんの想像を絶すほどの時間をこのレポートを作成するために…費やしています。そろそろ疲れていますから、この作業から解放されたいのです。あとは、うちのミーハーのかみさんの説得です。これが…なかなか難しい。もともと…音大卒ですから「芸術家気質」な所があります。女は、タダでさえ難しい…動物なのに、よりによって音大出を選択したのです。

あの高校の古典の授業で、学校の先生が授業をせずに、自分の体験談を語るのです。自分が自殺しようと思っている時に、何処からか…リリークラウスが弾いているモーツァルトのピアノ曲で、最も有名な「ソナチネ」の調べが、聴こえて来たそうです。そうして、世の中にこんな美しい曲があるなら…「もっと聴きたい」と思って自殺をするのをやめたとか…。

その話を、カタルは、かみさんが音大1年生の時にしたのです。それが縁で結婚することになったのです。確かに…ソナタの11番などのK331などは奇麗な曲です。たまたま…当時、来日して演奏に来ていたリリークラウスを、学生のかみさんが、コンサート行って聴いたのです。その話が「縁」になったのです。

高校の古典の先生は、面白く…渓流釣りの岩魚の話やクマに遭遇した話など…本当に面白かったのです。でも赤点を、初めてもらったのも「古典」でした。トホホのカタルです。初めての赤点で…カタルは一人旅に出ます。そうして…上野駅で「補導」されるのです。

まぁ、この話は良いですね。さて…基本的にあまり心配はいりません。むしろ12日のスペースXの上場が控えており…場を盛り上げますから、早晩…「反転するケース」もあるでしょう。だから、この押し場面は「買い場」かも知れません。

兎に角…現在のスペースXの売り上げから観て…135ドルに決まった公募価格からの算出で時価総額は1兆7700億ドルになります。しかし現状の2024年の実績で187億ドル、2025年の予測数字で200億ドルなのです。だから200億ドルとして…PSRの評価は88.5倍です。この意味は88年分の売り上げが、全部利益になって…ようやく「ペイする」株価数字です。なんと88年分もの…売り上げ数字の評価ですから、カタルは「馬鹿げた数字」と述べました。

スペースXの売り上げ予測のGemini(ジェミニ) の回答

しかし…その後の報道で、テスラを始め…グーグルやアンソロピックなど…続々と「複数年の契約額」を増えています。そこで…現在の2030年の売上高予測をAIで計算させると…なんと…24倍の4740億ドルとGemini(ジェミニ)が回答してきました。

この売り上げ数字なら…2030年は1兆7700億ドルでもPSRは3倍ですから、株価は合います。あとは収益率ですが…、これは、かなり高いのでしょう。技術進化は早く…毎年エヌビディアのGPUはパワーアップしており、演算能力も上がっていますし…半導体の技術革新も、早いのです。毎年、平均で121%成長です。倍増以上の成長力です。だからPSRが88倍もの…高評価なのです。

グーグルの成長性と収益性とPSRの推移

このような株価を支える金融力は、「人類の進化」を早めます。つまりGDPの成長力がドンドン…上がりますから…金利が多少、上がっても大丈夫なのです。既存の経済を考えるか? それとも…未来に「目を向ける」か? ここが焦点です。参考までに、先ほど…時間を掛けて作った、売り上げの成長力と収益性から観た…株価評価のPSRの表を、グーグルと…ネット販売のアマゾンのケースの二つを掲げておきましょう。

収益力が劣るネット販売のアマゾンのケース

何故、カタルがジェイドGの田中君を、応援するのか? このアマゾンの場合の売上高成長力と収益性を比較すると、カタルがジェイドGの田中君の成長に賭けて、株を買っている意味が理解できるでしょう。

現状のジェイドGの過去10年間の平均成長率は28%で、現在の収益性は12.36%ですが…今回、掲げた数字が「控えめな」10%です。だから…2025年の再現を疑い…株価は「ストップ安」を付けたのでしょう。期待感の剥落が、株価の変動になりました。あとは自分の頭で考えると良いですね。

最低でも、カタルはPSR 2倍(株価で4352円)、市況次第で…このPSRは3倍評価です。つまり株価は6529円に変わると思っています。

カタル意見が、正しいかどうか…。年内から…来年には明らかになるでしょう。

先ほどの大真空(6962)などは、ほんの一例に過ぎません。デンソー(6902)の相場も、既に事前に…決まっているのですよ。その材料の一つが此方の報道です。しかし続きがあるのです。徐々に明らかになるデンソーは、保守層にも向いた株です。

そんな事で…後は、自分がどう判断をするか…自分の頭で考えて行動をしましょう。大切な事は無理をせずに、自分の力量を守って、ノンビリやることです。また…明日。



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