カテゴリー:今日の市況

7/23

かたる:三菱UFJが「買い気配」からスタートし…何故なのでしょう。日銀の金融政策変更に関する報道がされており、金利上昇の思惑が背景にあるのかもしれません。何しろ、地銀の経営は苦しいですからね。これを懸念した擁護論が背景にあるようです。本日は690円台の動きです。カタルが鉄板だと勘違いした株価(720円台)まで、あと30円ほどの水準まで戻って来ました。

そのせいか…全体相場は安いのですが、何故か、相場に安心感が生まれているように感じています。「疑心暗鬼」の戻り相場に入っており、「砂上の楼閣」のイメージです。

その理由は、安川電機やSUMCOの動向が影響を与えているのでしょう。安川は兎も角、SUMCOは2363円の関門を抜き2410円までありましたから、カタルのチャートの見方では…悪くても横ばい波動。良ければ…上昇波動に入ったことになります。本日は2250円で再び買い増しを実施しました。次は2200円割れを買うかどうか…迷います。

ソニーの方は7連騰の後に…本日も安いと4日連続の続落になります。タイミング的には本日が買い場に見えます。残念ながら5850円の買い指値は買えず、上を買い増しすべきか…迷います。6100円を抜くのが相場のセオリーでしょう。この株の出来が相場全般に大きな影響を与える存在だろうと思っています。

それに続く東芝を本日は349円で…再び買い増しを実施しました。ジャムコの2400円を買いに行きましたが、此方は、今の所は買えていません。為替に口先介入が行われています。FRBの金融政策に、現役の大統領が口を挟むとは…驚きですが、トランプ氏ならあり得ます。ただ進化論では、金利高を容認するような、経済成長をするのが米国の姿です。

しかし債券金利は、依然、フラット化から逆イールド状態の過程だと言うのが一般的な解釈です。進化論と言うカタルの想像は、奇異のシナリオです。

ドル債務に苦しむトルコやアルゼンチンに続き、ブラジルやインドネシアなど…ランクが上がり、最近は、元安に米国は関心を抱いています。でも中国の貿易は黒字のままで、ベトナムなどへの生産移転が始まっていますが、まだまだユトリがあります。ただ最近は景気への配慮から金融を緩和し始めています。シャドーバンキング問題も道半ばなのです。

ここにきての株価上昇は外人投資家の見直し買いと言うか、貿易戦争の隙間を突いた買戻しが主流なのでしょう。この所の相場は、日証金の回転率を示したように…指数中心の戻りなので個人投資家としては、「戻っている」と言う感触がありません。底打ちしたかどうか…と言う淡い感覚なのでしょう。

今、2400円指値のジャムコが買えました。次は2390円に入っています。その下も…随時、買う予定でいます。なにしろ、カタル好みの値動きを示す…好きな株です。まぁ、何倍にもならないでしょうが、ソコソコなら行けると思っています。皆さんもユトリがあるなら下値を買ってみると良いのでしょう。

ただ、どの銘柄もそうですが…大きく儲かるとは考えていません。故にソニー株の動向が一番の注目なのでしょう。今現在の株価は…やはり5915円であまり下げないようです。出来高は180万株で5860-5947-5859-5913と言う相場です。此処は狙い目なのでしょう。試に…共鳴する読者と共に100株だけソニー株を後場寄りに買ってみます。公約です。

どの銘柄もそうですが…基本的に疑心暗鬼の相場ですから、戻りは弱く、気迷い相場が当面は続くのでしょう。でも下がらないし…しばらくはボックス相場だとカタルは述べています。ソニー株の出来次第でしょう。

基本的に相場論では、いつも先導株の行方が、全般相場のバロメーターになりますから、その感覚を身に付けると良いのでしょう。「雁行型」と言う言葉がありますね。先頭を行く鳥がリーダーです。

ソニーがこけて…全体相場が上がる訳がありません。それほど…この半年間の値動きは、素晴らしい成果なのです。準備をして…いよいよ舞台が開幕するのです。4K放送は、いよいよ本番を迎えます。エコ減税からの薄型テレビブームの更新需要期を迎えます。この関連株、シャープもそうですが…この秋の目玉になるのでしょう。消費は賃上げが浸透しており、段々加速します。でもカタル向きの選択ではないのです。カタル向きはジャムコのような小型株です。

あまり先が見えてないカタルが、戯言を言っている…と思ってもらっても良いのでしょう。兎に角、今は、難しい相場なのです。トランプ氏の方針はコロコロ変化するし…彼は金持ちのボンボンです。ヤンチャな悪戯小僧のイメージです。でも彼の政策は、この時期に必要なのかもしれません。何しろスマートコミュニティーと言う「シンギュラリティ」(技術的特異点)を迎えています。この爆発的な人類の進化ポイントに、僕らは生きています。

世の中、何が起こるか分からない。だから…面白いのです。AIなどの進化やスパコン、半導体と…そうだ。半導体株が弱くなったのはTSMCが設備投資計画を下方修正したせいですが…その翌日には、今度はスマフォ見通しの変化でTSMCは大幅高したと伝わっています。その二つの記事をブルームバーグが報じています。前者は此方後者は此方です。

要するに…今は相反する見方が、交錯している難しい局面なのでしょう。

半導体もそうです。一般的には中国の増産体制が整い、価格の下落は懸念されています。既に、後半は市況が崩れると言う見方が、一般化しています。だからSUMCOなどは大きく株価が下がったのです。でも…ね。株式市場は、常に半年先の動向を織り込んでいます。

カタルは落ち込みが、ごく軽く…景気上昇期は延長されると言う「進化論」を、既に可能性として披露しています。まだ分かりませんよ。そのシナリオも…あり得ると述べているのです。ただの可能性の話です。一般的には、このまま逆イールドに突入して、景気後退と言うシナリオが信じられています。

逆にカタルはスマートコミュニティーなどの設備投資が膨らむとして、その目安に、古河電工を、早めに買ったのです。米国の5G投資の行方を観る為に…。

このシナリオは、未だに生きています。ただカタルが早読みしたのです。その為に古河電工で損を計上しました。でも…ね。シナリオは存在するのです。単に時間推移がずれているだけの可能性があるのです。一般論としては、景気がピークを付ければ、必ず、やり過ぎから景気後退に陥ります。特に設備投資はそうです。でもね。

カタルは貿易摩擦を歓迎しました。年末年始に「燃え尽き症候群」を懸念したのですが、丁度、良いと考えました。もともと…こなせない受注だけが、積み上がっています。此処での気迷いが、丁度…円滑に進む水準と考えているからです。だから軽い…落ち込みと言うか、休憩と言うか…そんなイメージなのです。これから本格的なスマートコミュニティーの投資が始まるのです。これが進化論です。

カタルは常に、自分なりに現状を分析して、そのシナリオで行動しています。航空機などの受注もそうなのです。ジャムコはシートに進出して、この分野の赤字を計上し、業績が落ち込んでいますが、村田のメトロサークと同じ形の失敗でしょう。今度は、航空機内装のギャレーやラバトリーだけでなく、もう一つの柱が生まれ、収益が更に拡大するのでしょう。だから高値を更新する可能性があります。

この村田やジャムコの一時的な落ち込みに、似たイメージで世界景気を考えています。

まぁ、4日の続落だから、後場寄りで予定価格より高く買い増しを予定しているソニー株ですが…通常は6月末から7月初めの5750円辺りが下値の目途になるのでしょう。でもカタルは自信家ですからね。自分の読みに、いつも自信を持って行動しています。6050円での買いが、たぶん最高値の買いですが…6100円からの一服はセオリー通りの動きです。

相場全般の動きも、ソニーの動きに整合性を感じています。後は…他人の意見を聞いて、自分がどう感じて…どう行動するか?…の問題です。大切なことは自分の力量を把握して無理をしないことです。こんな事は初歩の鉄則です。それを理解しないから、株で損をするのですね。

自分の力量を弁えるのが…どれ程、難しい事か…此処さえ、克服できるなら、株式投資は巨万の富を産物する道具です。果たして…カタル君、最後の壁を超えられるのかどうか…。もう棺桶が控えている時間推移です。ソロソロ…川岸の向こうへ渡りたいものです。

それでは…また明日。



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