カテゴリー:株式教室

米国株は強い

昨晩の米国株価は、新高値を続けているラッセル2000やナスダックは一服して…NY平均株価やSP500は上昇しました。 批判のあるFAANG株(FB、AAPL、AMZN、NFLX、GOOGL)の株価推移を見てみました。

フェイスブック(FB)の株価推移

アップル(AAPL)の株価推移

アマゾン(AMZN)の株価推移

ネット歩リックス(NFLX)の株価推移

グーグル(GOOGL)の株価推移

そのチャートを並べますが…どれも新高値圏です。Nはネットフリックスが一般的な解釈ですが、ネヌビディア(NVDA)の指摘もありましたから、半導体関連だから株価はさえないかな?…と思ったら、こちらも同様に新高値圏です。加えて最近はBATと言う(百度、アリババ、テイセント)と言う投資もあるようです。此方は中国です。

ネヌビディア(NVDA)の株価推移

最近、カタル君の成績が、イマイチなので…その背景を調べています。因みに「NPC」は昨日の動きを見て、損切りをして…撤退をしました。見事に…「東邦チタン」の二の舞を演じました。

春の乱での「小野薬品」は「仕上がり宣言」をしましたが、東邦チタンやNPCは深追いをし過ぎたようです。今年は難しく、株価が伸びない…と自ら宣言しておきながら、やはり根は株屋です。困った性格で、つい深追いをして…傷口を広げました。此方の2銘柄は「敗退宣言」です。

日本にはファング(FAANG)のような銘柄はなく、ヤフーも楽天も早々に脱落しており、ソフトバンクやファストリかな? カタルは「村論理」が、原因の一つだろうと考えています。なにしろライブドアのような企業を育てません。米国のフェイスブックは叩かれましたが、あそこまで追い込みませんね。

此方の記事は、如何にM&Aが多いかを示すロイターの記事ですから、紹介しておきます。日本はなかなか活性化しないのは買収などが…ない為でしょう。株式の持ち合いをして…新興勢力を排除します。今の金融株の下げは…ようやく日経報道を見て、嬉しく思っています。これで「あく抜け」かも知れません。でも「金融正常化期待が後退して株価が下げている」と言う記事は、本質を捉えてないと思っています。

この論理だと…市場の整合性を説明できません。三井不動の株価は既に上がり始めています。いちごHDは、新高値を更新しています。だからNPCも行けるだろうとも思っていましたが…仕掛け人が不在では目先は駄目なのでしょう。それに週足の大陰線は調整が長引くことを示している現象と考えて、撤退と言うか敗北を認めました。まぁ、話は別の事です。

金融株の下げは、ようやく…日本も持ち合い構造をやめる動きが、加速しているのだろうと考えています。この動きは東芝の自社株買いにも、繋がります。一般の人から見れば…、東芝の自社株買いは、「奇怪な行動」に見えるかもしれません。故に来週の株主総会で、自社株買いをする必要がないとの反対意見も出るのでしょう。

でも…資本市場の原理を考えると…東芝の自社株買いは、正しいのです。過剰資本を株主に返却する事は当然です。アップルがなかなか自社株買いに応じなかった時期があります。それはアップルの成長が非常に高かったために…自社株買いをするより、投資を優先させたのでしょう。でも今はレパトリ減税もありますが、成長力が落ち、必要もない資金がたくさんあるから、自社株買いに、応じたのでしょう。

資金効率の基本は、資金運用の最大化です。要らない資本を返すのは道理でしょう。もともとヘッジファンドの6000億円は必要なく、半導体部門の儲けは1000億円くらい見込みより多かったので…7000億円の返却が適正と経営陣は判断をしたのでしょう。

この三井銀行から来た車谷と言う新しい経営者は、信頼が置けそうです。通常なら予備資金を取って置き、余裕を持って経営をするところです。ケネディクスの宮島さんのやり方が普通なのです。でも車谷さんは違いますね。自ら、自分自身を追い込んでいます。東芝は良い会社に復活するかもしれません。

カタルが、何故、最初の1万株の保持から、高値圏でも買い増しをしているか? その理由は…この辺にもあります。企業は経営者の資質が、大きく影響します。いちごHDのスコット・キャロンは、なかなかです。ROEが四季報数字で16.5%なのです。だから株価は復活して高値圏なのです。

因みにケネディクスは11.7%です。三井不動は形態が違いますが7.4%なのです。ソフトバンクは低金利を活かしレバレッジを掛けていますから、単純比較はできません。でも今期は23.7%で、来期は、いきなり減り13.3%です。投資業だから…大きなブレは仕方ないのでしょう。

ROEのデュポン方程式は、説明する必要はないでしょう。知らない人は此方をどうぞ…。

カタルは株価を上げる政策が、正しい政策だろうと思っています。その為に日本でも是非M&Aの活発化が欠かせません。その意味もあり…先ほどのロイターの記事を紹介しました。

金曜日の日経新聞の夕刊にFRBの金融規制が載っていました。どうもパウエル新FRB議長は前評判とは違い、財務官僚あがりなのに…銀行マンらしい人間なのかもしれません。カタルは、やはりオーバーキルの「ダリオ時間」を懸念しています。

辛うじてブラジルのボベスパ指数は7万台を維持しており、22日は70640ポイントです。でもネイマールは、アルゼンチンのメッシとは違い頑張っています。まるでサッカーも経済も似ています。トルコは事前に、ワールドカップに出られず敗退しています。

本日は雑感を述べただけですが…昨日、見た安川電機などの200日線割れの銘柄が一般的なのです。ソニーなどの銘柄は異質な存在です。でもカタルは、常にギリギリの稜線を歩き続け…頂上を目指したいのです。故に、いつも自分自身の投資行動の分析もしています。

今は本当に駄目なのです。折角、当てている東邦チタンやNPCも充分に活用していません。まぁ伸びる相場ではないから仕方がないと言えば、それまでですが…この程度では、なかなかカタルの目標に到達できません。

ある意味で、カタルらしくない銘柄を選択しているのも…手詰まり感が、物語っているのかも知れません。自分自身、全く、「暗中模索」の有様なのです。そりゃ、そうですね。毎日、相場が見えているなら、今頃は、南の島で豪遊です。都会のコンクリートの囲まれた小さな一室で、キーボードを打ち込んでいるようじゃ…まさにトホホの人生です。

この逆境に負けず…頑張るじゃん。それでは…また明日。とりとめないレポートでした。



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