アーカイブ:2018年5月26日

二つの優良パターン

やはり社会の認識とカタル個人の倫理観のギャップを感じます。カタルの文章も「馬鹿」など…下品な言葉を用いることが多く、何度か、差別用語の認識もなく書いた言葉で、読者から指摘を受けたこともありました。今回のセクハラの認識も、パワハラの認識も同じように…カタルはあまり意識していません。時代とともに倫理観も変化するのでしょう。でもこの失われた時代で、社会の「寛容さ」が、薄れたなぁ~と感じています。

些細な事をメディアは取り上げるようになったように思います。政治家の失言は、明らかにウケを狙ったジョークのような発言を一部だけ取り上げ恣意的に攻撃しますからね。

例えば日大のアメフト事件、確かに行き過ぎた行為なのでしょうが、監督やコーチの立場からすれば、そこまで選手を追い込まないと強い精神力が芽生えないのかもしれません。でも相撲界と同じで…やり方が、きっと違うのでしょう。でも此処まで、世間は叩く必要があるのでしょうか? 今度は学長や理事長の危機対応がやり玉に挙がっています。カタルは少しメディアの対応が、行き過ぎている様に感じています。

誰かの不手際と言うか、失敗を、どんどん攻め続ける風潮は、いつまで続くのでしょう。森友・加計学園問題もそうです。今、審議されている「働き方改革」もそうですね。過剰に、過労死が引き合いに出され…結び付けられています。メディアの偏った視線でニュースが構成されている様に感じています。

このような清貧思想より、カタルは目標達成の精神構造を評価します。東芝の社長が今回の問題の発端だとされましたが、部下に成績を挙げることを求めるのは当然で、ノルマが当たり前の世界でカタルは育ってきました。

ずいぶん無理をして目標をやり切る根性を持って生きて来たように思います。今もそうですね。この年になって、自分に自らノルマを掛け…必死に達成しようともがいています。自分を追い込むことが「モチベーション」に繋がっているのだろうと思います。ただ達成感を得る為に、必死になって努力をしているのです。

カタルの家は貧乏でした。なにしろ、親父は息子がもらったテープレコーダーを質屋に入れて生活費の足しにしていた生活です。母は一所懸命に頑張るタイプで、世間の風に負けるな! やる気の根性だけで生きてきたような人間でした。貧乏を敵にして戦ってきました。まさに戦って生活をしている、そんな印象です。

だからアメフト事件の背景は、ある程度は分かるような気がします。それは指導方法としては間違っているのでしょう。難しいものですね。昔は当たり前の教育が、今は間違っている体罰になります。カタルは何度か、教師に殴られたことがありました。二度かな? でも自分に非があったのでしょう。教師は熱血漢で取り組むから真剣なのです。でも今はそれさえも否定される時代ですからね。

なんか…妬みや叩きの社会風潮は、嫌ですね。株式取引に意見対立は当たり前だし…価値観が人それぞれ違うのは当たり前です。だから株価が成立します。違うと思う人は売るし、そうだと思う人は買う訳です。株価を見て人それぞれが、高いとか安いとか判断を下します。

そんな…意見対立が株価になって表現され、その軌跡がチャートとなって現れます。多くの人が嵌るように…カタルも当初は、チャート論をかなり勉強しました。カタルの時代は分析よりチャートを方眼用紙に書く作業時間が長く掛かりました。何年も十数銘柄のチャートを書き続けました。それこそ…RPAさえあれば時短の効率化が出来ます。

NPC(6255)の週足推移

本日はチャートの二つの形を観ましょうか…NPCはボックス離れの形です。この形は急騰型に発展する可能性を秘めています。週足を見ると…400円の壁を抜けると真空地帯に突入して…意外高を示す可能性があることが分かります。

NPCの日足推移

チャートを見ると分かりますが…昨年9月の出来高増の壁があり、普通は、この出来高の壁を高値圏で消化できないものです。しかし、およそ5カ月程度かけ、その売り物を消化しています。この形が素晴らしいのです。

しかも週足も日足も同じようなボックス離れの形です。一度、ボックスを離れると一気に人気が加速して、次元が違う相場になります。そうですね。僕らが手掛けて悔しい思いをしたクラウドワークスなどはその形ですね。参考にして下さい。

クラウドワークスのボックス離れ

基本的に「綱引き」状態から離脱するパターンは、その後に、強い相場が出現する可能性が高いのです。

ホトニクスの日足推移

もう一つ強い形が持続的な上昇を示す形です。一度に爆発的な上昇を示すわけではないので…人気になりにくいのですが、次第に支持者が広がるパターンです。この相場は優良株によく現れます。カタルが先日、気付いた浜松ホトニクス(6965)です。

資生堂のチャート推移

もともと光センサーの会社ですが、カタルが気付いたのは最近です。車にこの技術が応用されるらしいのですね。カタル向きではなく100株だけ買いましたが…時間が掛かり、証券マン向けの手数料稼ぎの銘柄に成りにくいのです。ですが…いつの間にか、株価の位置が大きく変わり、顧客の資産が増える株の上昇パターンの形です。そうだなぁ~。最近の先例では、ブツブツが空売りでやられた資生堂のチャート型になるのでしょう。

ボックス離れは、一気の上昇が期待できます。逆に持続的な上昇パターンは時間がかかりますが…いつの間にか、株価の位置が変わっているパターンです。本日はチャートの代表的な二つの事例を見てみました。チャート論は、あくまで…可能性の話しですよ。それでは…また明日。



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