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市場が「新しい事象」を受け入れるために、どの程度の時間が必要なのか?

カタル自身、これほど丹念に…米国の経済状況を観て、相場を眺めたのは初体験ですから、経済の基礎知識があったとしても、未知の部分が多いのです。故に、「逆イールド」から「順イールド」に変化する…この場面の「急激な変化」に驚いています。

米国10年債の利回り推移

もっと値動きは、マイルドに変化すると思っていました。「景気後退」のシナリオは、昨年から「頭の中」にあったために、なかなか…下がらない金利が不思議でした。みんなは「インフレ」ばかりを強調していましたが、その減速は、年初から観られています。だからこそ…「高止まり」する2年債の利回りが不思議でした。

期間の短い米国10年債の利回り推移

しかし…8月初めに発表された7月の雇用統計が「劇的な変化」をもたらしました。

まだ1か月です。カタル自身は「景気後退」を前から読んでおり、その上で、米国の「潜在成長率は高い」のだろうと考えています。故に、大きく金利が下がるような景気後退はあり得ずに…「ソフトランディング」を支持しています。イエレン財務長官の観方です。故に「ゴルディロックス相場」と言う「ぬるま湯」状態の株式市場になるという見解です。

この背景はAI革命の進展です。

基本的に「時代の変遷」を決めるのは「人類の総意」です。全世界の人が「目指す道」を先取れるかどうか…。この時代革新をリードする株を買えば…株式投資は成功です。あとは自分自身の「力量」問題だけです。方向性が最も大切な事です。

目先の細かな相場の「アヤ」を、皆さんは、どうの…こうの…と考え過ぎです。基本路線を歩めば、良いのです。「相場のアヤ」は、長くて…3年程度でしょう。大概は2年もするとどんな相場も「整理が完了」します。人間の気持ちと言うのは、2年程度しか…持たないのです。

色んな情報を観ていると…大丈夫そうな「ニュース」が並んでいます。先ずは、懸念されていた大手銀行の資本要件の引き上げを半減するニュースが此方です。

そうして…日本の金利高騰リスクの懸念は「打ち消されている」ニュースが此方です。

米国の実質賃金動向の推移

米国の景気を心配する人が居るのでしょうが…大丈夫そうです。ただ「政策転換」を早めないと駄目でしょう。しかし、このグラフは価値がありますね。此方の報道からです。

何処かで、日本のものがあるでしょうが、米国と比較すると、日本が、如何に「馬鹿げた実験」をしたか分かります。何故、こんなバカな「失われた時代」を創ったのか? 村社会論はドンドン…崩れます。小泉進次郎が、仮に総理になるなら「労働改革」を掲げていますから、時代の変化が加速します。

「パイオニアの指名解雇」事件の1992年から、実に2024年ですから…32年間の時代変化の遅れを、一気に取り戻すのです。このグラフと関係があるのです。自分の頭で…考えないと分かりませんよ。

加えて…「タイミー」(215A)の1万円相場が、満更…法螺でなくなる可能性が在るのです。「労働改革」を進める…と、このような産業には、「追い風」が「強く」吹きます。仮に…進次郎の「芽」があるなら、今は「博打」ですが…やはり面白いのです。

今から「宣言」をして、おきますからね。でも現時点では、早過ぎます。今の相場は「休み」を欲して…います。「尖った」…運用戦略です。

今は「ジェイドG」(3558)の方が、面白いと思っています。あとは「メルカリ」(4385)も「やる気」になっています。ここ数日の動向は重要です。でも一般的に、あのような…「もの」をいう株主の「オアシス・マネジメント」が登場をしたと言うニュース程度では、どうでしょう。「ソフトバンクG」(9984)の「エリオット・マネジメント」のようなものです。名前を出すと言う事は「逃げる」と、「同意語」にカタルには、聞こえます。

多くの新しく生まれた投資家は「目先ばかり」を観ています。

株式投資の「本質」を理解して、「時代」を感じて…投資をしてくださいね。

例えば…こちらのニュースを聞くと、日本株は大きく上がるのでしょう。カタルはそう思っています。だから今は「二番底」の「確かめ算」相場ですから、本日も「野村証券」(8604)を1000株だけですが、寄り付きの760.5円で株を買っています。これで合計が6000株になりました。未だに「打診買い」の最中です。

グロース250の週足推移

本命は新興株ですが、まだ明確に…「ジィエドG」(3558)の相場も始まりません。たぶん…10月の半ばから「本格スタート」だろう…と時間軸を観ています。この理由は「チャート論」です。今は大きく…下がることも、上がることもないと思っています。せいぜい2200円から2000円ですが、ひょっとすると、全体安に引きずられ…2000円割れがないとは言えません。でも「買い場」である事は、事実です。

「メルカリ」(4385)では、数字が、なかなか…合いませんから、高値を買う事が難しいでしょう。ムードで株を「買う場面」では、ないのです。この事は、今の「タイミー」(215A)にも言えます。しかし、ここで充分に休むなら…話は別です。

そろそろ…「ジェイドG」の下値は、買えなくなるはずですが…まだ期日の売り物があるのかどうか…たぶん、多くの人は信用で買っていても「クロス」の対応の筈です。観ているとその手の「売り買い」ばかり…が目立ちます。この弱い局面を利用して…空売り筋が、盛んに「仕掛け」ますが…四季報の予想数字を見せられていますから、続々…と「新規の買い」も入ります。無駄な挑戦をしているように見えます。

空売りで、叩くなら…春の「半導体」株です。

日経平均株価の日足推移

もう一度、日経平均株価は200日線を割れて二番底を探っているのに…「空売り」を考える方が「大馬鹿」です。今は「手仕舞いの時期」です。だから空売りの人達は、慌てないと駄目ですね。あっという間に、株価位置が大きく変わると思っています。

2828円なんか…「目先の目標」に過ぎません。まもなく…2200円台に、株価位置を上げる展開になるでしょう。皆さんが、やるなら、なるべく…2150円までの株価を丹念に集めましょう。たぶん…ですが、もう2000円割れの可能性を考えていましたが、ないかもしれません。

ジェイドGの日足推移

だって…月曜日の「あの弱い時」の安値は2022円でした。金曜日の安値2017円を、下に叩けなかったのです。カタルが、株を買っていることは事実ですが…僅か2万株程度の話ですよ。2万や3万の買いものを、叩けないでは…空売り筋とは言いません。ここで100万株を売れるなら、話は別でしょうが、「買いたい弱気」では、相場は次第に…「下値を切り上げる」のでしょう。

もう少し…様子を見てから、カタル自身は、「上値」を買い始めます。あとは、皆さんが自分で判断をする話です。世界のお金が、どっと…入る「年末年始」相場になる可能性が非常に高いのでしょう。何しろ…34年ぶりの大転換なのです。

実質賃金が政策支援もあって「プラス圏」に浮上した意味を、皆さんは「軽視」し過ぎです。メディアに登場する経済学者は、なにを観ているのでしょう。馬鹿ばかりの偽物です。

先ずは「名目値」が、前年比でプラスになってから、実質値がプラスになるのがセオリーです。まだ分かりませんが…実際に「田舎の土地」が売れるかもしれません。新潟の長岡に行かれたら…街を散歩すると分かります。駅前はゴーストタウンのようなものです。一歩、メイン通りから外れると、銀行が差し押さえた土地が更地になっており、駐車場になっています。その土地に「買い手」が出てきたのです。

少し前に、建売業者が500万円なら買うと言ってきました。今度は一般の方らしいのですが600万円で買うそうです。2割の上昇です。実は1000万円で買った土地ですが…バブル期は2000万だったのです。まだ実際に売れないと分かりませんが、「時代の変化」を感じた次第です。

これが「お金が動く」話です。「貨幣乗数効果」の話を展開したでしょう。TSMCの進出で…熊本は大変です。ラピダスが北海道の千歳に進出したので…来週、視察しようと思っています。来週、久しぶりに札幌に行くのです。実に40年ぶりかな?


「エレクトロン」(8035)の 日足推移

こんな話より…日経新聞が盛んに「エレクトロン」(8035)の事を書いてきましたから、たぶん「仕掛け筋」が、これから…入るのでしょう。何しろ…「キオクシアの上場」も掛かっていますから、スケジュール的に観て、半導体株は「反転」をするのでしょう。

カタルは、遊びで「ルネサスエレク」(6723)と「東京エレクトロン」(8035)を買っています。春や夏の高い時には、半導体を「売れ」とは言っていませんが、その相場に「懐疑的な意見」を書いていました。本当の話です。

しかし…今は逆に、自分でも買うほど…「買い場」だろうと思っています。何しろ…株価は、約「半値」です。株は同じ「品物」ですよ。株価が安くなっても…同じものです。「劣化」などしません。「時代を買う」相場を、「心掛け」ましょう。それでは…また…明日。



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