日経新聞の一面の中途採用の報道は、日本が確実に「本物本位」に変わっている「証」でしょう。基本的に、今までは「終身雇用」により自前で…人を育ててきました。しかし「三菱重工」(7011)の造船技術など…MRJの航空機開発でも良いですが、基本的に、過酷なグローバル競争に勝てず…技術の伝承をするユトリがなくなったのでしょう。
「楽天」(4755)を創業した三木谷さんは一ツ橋大学から興銀ですが…きっと優秀だったのでしょうね。早くに「米国留学」を興銀の金で実現していました。その時に彼は米国のネットの成長を感じたのでしょう。そうして会社の金で世話になったのに…その恩も興銀に返さずに、脱サラして起業しました。
「義理と人情」の村社会論理の崩壊です。
彼は、なかなか賢く…必ず、赤字法人を買って、自身の楽天の利益を大きく計上せずに、規模の拡大をして来ました。本業で儲かっても…赤字法人を買う事で利益を大きく計上せず、常に、総資産経営の方針です。法人税を払わないのです。
だからカタルはあまり好きではありません。むしろ…こんな奴は嫌いです。今、苦戦をしている楽天モバイルの携帯事業も「未来の利益」を相殺する赤字計上です。多額のインフラ事業は未来の利益を生みます。その時に多額の「累損」が寄与します。合法だから賢いのです。
自分の金で米国留学をすれば…相当のお金が必要です。ですが、彼は興銀にそのお金を払わせて…自分のスキルを高めました。
そうして本来なら、儲かっているネットショッピングの利益は税金になりますが、赤字経営を賢く使います。全て…合法です。いつ「社会貢献」をするのでしょう。話はそれましたが…基本的に、日本企業は「終身雇用」が前提で、人を育てました。しかしそのユトリもなくなったのが「MRJ」の国産旅客機の撤退です。故に自然に…中途採用の拡大に向かっています。これがグローバル論理です。
一から育てるのは大変ですよ。カタルは新人教育を1年ほど…かな? やりましたから…その苦労が良く分かります。なかには、どうしようもない奴もいます。毎月、毎月、自分の最低限のノルマも消化できないのです。カタルは辞表の書き方は…「こうやるんだ。」…と印籠を渡しました。今なら、パワハラでしょう。でも彼にとっても、その方が良かっただろうと思います。この中途採用の拡大は、日本が変わって来た「証」です。
もう一つ…3面の米国金融の「貸し出し態度の悪化」の報道は重要です。SVBショックは確実に広がっています。既に米国の貸し出し態度は硬化しています。景気動向が悪化するのはこれからです。此方の記事が参考になるでしょう。
テスラは、辛うじて…売り上げは維持していますが、利益率が若干低下しました。EVの値下げの影響です。トヨタの章夫社長は完全に間違っていました。なにが…全方位だ。そんなユトリ等は、ない筈です。
彼の存在は、日本経済の「進化の遅れ」になりました。誰も大スポンサーだから、その事を書きません。ですが…このあと10年程度は、相当…大変でしょう。株価はしばらく上がらないと思っています。
あらら…「J・TEC」(7774)がストップ高ですね。カタルは、会員ページかな? 何処かで「ユビキタス」(3858)と、このJ・TECの話をしています。ユビキタスの365円以下やJ・TECの500円割れは、なかなか…買えないよ。と言う話です。過小資本株はある日突然、材料が出てこうなります。
ですが…帝人の支援は、大きな話ではなく…たぶん黒字化を狙った話です。こんな時に下値で買った株をぶつけます。
先日の「Jトラスト」(8508)の話と、同じ感覚です。
あの材料も目先は売り場になりますが…株価水準が上がって行く現象の一つです。要するに…下値圏の株を、しつこく…買えば、いつか「陽の目」を観ることが出来ます。問題はその時間を我慢できるかどうか…ですね。
「ロコンド」は、リーボックの提携でこうなるのは…ある程度、予想がつくのです。しかし…あの1000円割れを買うのは、誰も居ませんでした。カタルは1万株程度を買い、僅かな利幅で利食いをしています。その後もそうです。何回もやっていましたが…たまたまタイミングが合わなかっただけの話です。
本日は下値に1750円から下に200株ずつの買い物が入っています。昨日は100株だけ1900円で損切りをして…そうして1800円で、その100株を買い戻しました。まだ分かりませんが…目先やるチャンスですが、どうやるのでしょう。
今は「買いたい株」が「山のように」存在しますが…肝心の担保がないのです。昨日は大阪チタンが下がったので…仕方なく、儲かるエーザイ600株と大阪チタンを3500株だけ大引けで売っています。何しろ担保がありません。
今朝になり…そのエーザイを600株買い戻しました。更に株数を増やして…200株を7650円で買い戻しました。そうして大阪チタンは3100円の指値が3085円で1000株だけですが買っています。その代わり…BASEを289円で5000株、そうして今、290円でも更に5000株を買い直しました。どれが早いかどうか…カタルにも分かりませんが、カタルが買いたい株は、だいたい…上がります。
アララ…「QDレーザ」(6613)は強いですね。基本的に、このクラスをやれるのですから、「マズマズの市況」なのでしょう。そんなに米国の動向を見て危惧する必要もありません。しばらくは…大丈夫でしょう。ロコンドも…たぶん上に行きます。下値が在るなら、買って置けば良いのでしょう。こればかりは…カタルがやっている訳じゃないから…タイミングは分かりません。カタルは「時代背景」が合った可能性のある株を、つまり「資質の高い株」を売買の対象に選択しています。
しかし時間軸は分からないのです。ですが…その多くは必ず、未来において選択される時期が来ます。
「アイスペース」(9348)だって1000円割れた時に、買おうとしたのです。だから初日でしたかね。原稿に綴っている筈です。ですが…こんな株を仕掛ける論理的な背景がなく、自分の「アイデンティティー」に反するから、買うのを止めましたが…良く、人気になりました。
まぁ買っても、今回のQDレーザのように…直ぐに売ったでしょう。目先、やれば…目先も出来るでしょう。でも…ね。今は、そんな事より「本物の壁」に挑戦です。流石に…2年半も待つのは大変です。しかし…本当のお金持ちは、その時間が平気なのです。丹念に下値を買い続けます。Jトラストもチャンスですよ。でも多くの人は、この時間の我慢が出来ません。
素質の在る株を10万株程度…金額で5000万円ほどを集めて…10銘柄程度を集めて置けば、どんな相場でも対応でき…楽しめるでしょう。でも大阪チタンのようなケースもありますからね。あの時に2667円~3905円まで行ったときは、やった!と思ったのですが、3635円で売った株を買い直したのですが早過ぎました。魔坂、ボーイングの「生産調整」が隠れていたことは、あの時点では分かりません。でも調べている奴には、事前に分かっていたのでしょう。
ただボーイングは先週、航空部品メーカー、スピリット・アエロシステムズが製造した部品を巡る製造上の問題に対応するため、737MAXの引き渡しが短期的に遅延すると表明しました。その後…このように述べています。今年6月までに38機に、2024年1月までに42機2024年6月までに47機、そうして2025年1月まで52機の計画があるようですが…今回の事件で疑問符がついています。
なにもボーイングだけが納入先ではありませんが…この事件が大阪チタンの相場にも影を落とした可能性があります。でも株価は下がる話では、ないのです。むしろ…このような傾向が「株価妙味」を高めます。悪材料も「相場の火種」になるのです。
ただ目先、まだ需給バランスを観て、やるような雰囲気ではないようですが、これほどの逸材を、市場が「ほったらかし」にするとは思えません。この株価水準は「天与の買い場」でしょう。ただ時間が分からないから、下値を買う姿勢が正しいのでしょう。上まで追わず…下値を貯めます。
BASEもそんな感じ…です。エーザイは、少し「アクティブ」になって来ました。何しろ、下値を拾うと利食いが出来…そうして、再び下値を拾えなくなります。何れ…大阪チタンも、こうなるのでしょう。でもいつかは分かりません。相場を観ていればわかります。
こんなところで質問のメールの回答になっていますか?
皆さんの多くは短絡的、みんなそうです。自分が中心に「世界は動いている」と考えるのは、普通です。しかし自分の買値が基準ではなく、市場がつけた株価が基準です。安値を買わなくていいなら…人気になってから買えば良いですね。だから最初は打診買いをして、何度か利食いが出来るようになります。ロコンドの1万の儲けは、僅かですよ。レポートにその事を書く以上調べましょう。
これは短期売買の口座だけの話ですが…僅かに儲けは394540円です。売買数は全部で37100株ですから、やはり半分は買っていますから、2万株近く利用しています。他の口座の方が、ロコンドは大きかったのです。嘘ではありませんよ。証拠があります。こんな事は、別に珍しい事ではありません。
カタルにユトリがあるなら、我慢が出来たのです。ただそれだけの話です。故に皆さんはユトリをを持って…ノンビリやりましょう。今日はエーザイ、大阪チタン、そうしてBASEを買っています。
原稿を読み返していたら…なかなか買えないロコンドの株を1800円で200株だけ買ってみました。ここから下を買う予定です。もう一つ忘れていました。このNHKの放送の副総裁の岩田さんの談話が重要ですね。4:40秒ごろから…NHKプラスはみんな簡単に会員になれて、この番組がリアルタイムで観れます。此方です。黒田さんは間違ってなく…後世の人は彼の功績を称えるはずです。カタルが「名目時代」と…何度も述べていることを、副総裁だった岩田さんは語っています。
こんなところで本日は、お終いです。また…明日。