報道の裏を読む…

カタルの近くの…運河沿い(汐見運河)は、「白もくれん」が綺麗に咲いています。木場公園近くの川には、「河津さくら」もかなり前から咲ており…既にピークアウトでしょう。モクレンも ひなたは既に枯れ始めています。日陰は、これから満開です。花も陽当たりにより…咲く速度が大きく変わります。株の相場のようです。

カタルが問題にしている「村社会」論理は、基本的に…弱者救済です。

この失われた時代を観察すると、時代革新が進んでいるのに…日本人は進化を拒むのです。まるで老人のような国です。でも…転職も含め「変化を畏れて」は、何も…前に進みません。成功者の多くは「チャレンジ精神」が旺盛です。

興味があるなら…必ず、実行しています。皆さんは、既に、マイクロソフトの「Bing」のサイトで、チャットをやってみましたか? これが噂のチャットGPTです。これは「オープンAI」と言う企業が開発したものです。

その解説を問うと…「オープンAIは人工知能(AI)を研究する非営利団体と営利法人からなる研究所です。人類全体に利益をもたらす形で友好的なAIを普及・発展させることを目標にしています。オープンAIは、2015年にイーロン・マスクなどの有力な人物たちによって設立されました。オープンAIは、人工知能オープンソース化を推進することで、AIの発展に寄与しています。」…と回答してきました。

ただ…この小さな数字は、どういう意味か?…コピペするのに邪魔です。

なるほど…。調べたリンク先のウェブページの参照項目を示しているそうです。でもその数字を外して…とお願いをすると、…それは出来ないようです。「機密扱い」だそうです。近いうちに「おしゃべり」をします。ロボットと会話をする時代です。

そう言えば…お祖母ちゃんが、新しく入った老人ホームに犬が居て…そうして小さな会話型の「動くロボット」が導入されています。テレビで紹介されたものです。ユピテルかな? 10万円ほどのものでしょう。活用されているのかどうか…分かりませんが、この老人ホームの「売り」(特徴)の一つになっているようです。

先日、シンガポールから孫が来たので、ひ孫を加え4人で食事をしてきました。その時に、彼女に「どう…新しい住まいは快適ですか?」と聴くと…彼女は「こんなもんだ、こちゃ…」と曖昧な回答でした。拒絶反応が強ければ…対処しようと思っていましたが、大きな拒絶反応もなかったのです。

カタルの自宅から木場公園を、グルリと回って…行って帰って来て、約一時間です。カタルの「天気のいい日」の散歩コースになっています。広大な大地の空間は「安らぎ」を与えてくれます。

都会の小さなマンションの一室は、やはり精神衛生上…心理的なストレスを与えるのでしょう。もともと「未来を考える」株式投資は、様々な事を知らねばなりませんが、新聞の報道は「恣意的」ですよ。

どのメディアも、彼らの基準は「正確性」より「視聴率」基準です。新聞も雑誌もスクープが重視され、「話題性」を第一に考えて…原稿を綴ります。

カタルが誇張して、株価を煽り続けているようなものです。カタルだって、大衆を誘導するような原稿の書き方をすることが在ります。恣意的な原稿です。昨日書いたSVB(シリコンバレー銀行)破綻の記事が、新聞の一面に踊り、中見出しが「リーマン後 最大」となっています。

何か…とても「大きな不安」を感じる人が、いる事でしょう。でも総資産で、僅か2090億ドルです。基本的にFRBの利上げのスピードが速すぎたので…その対処が出来ていない弊害です。つまり利上げの「副作用」は、既に表れ始めています。

カタルは昨年、0.75%ずつの早い「スピード利上げ」に噛みつきました。このような弊害が必ず、出てきます。小さなところは…「機敏な対応」が必要ですが…ダメなのです。

米国10年債の価格は、昨年の8月は104.5ドルだったそうです。そうして今年の3月は98.3ドルに下落しました。 つまり価格で6%近くの下落です。10兆円の投資で…6000億円の損失です。預金の換金が殺到したので…手持ちの国債を売って、現金を作った損失がこのサイトでは…2500億円になっています。つまり5兆円ほど…売ったのでしょう。

基本的に、このような緊急時代に対処した減損会計を、常にしなくてはなりませんが…通常は決算期にします。あまりに早いスピード利上げだと…このような弊害が多発します。

米国債は、まだ「売れる」から…良いのですが、ジャンク債は簡単に売れません。現金化を急げば…当然のことですが損失は更に拡大します。銀行の自己資本比率は10%程度のものですから…この僅かな期間のFRBの行動が、如何に、狂人的な処置だったか? 

それが、わかります。我が国の地銀も金融庁の査察対象になっています。日本人は馬鹿なのです。そうして村社会論理ですから…お上からの「通達」がないと、簡単に動きません。自分で決断して…対処をするところは少ないですよ。

カタルは昔、法人マンの頃、何度も、信用組合などの理事長に会っています。田舎の名士などは、ロクに経済を知りません。国債が「元本保証」だと思っている輩です。

確かに…日銀のように満期まで持てる所は、国債の値下がりを心配しなくても良いのですが、民間金融は別です。先日、ブラックロックの「不動産投信」の解約がストップしていました。通常は、簡単に解約が出来るのですが…このような激変処置になると、市場は混乱します。この「逆イールド」と言う。混乱を示す指標の理解度が、日本人には、その意味が分かりません。

だからカタルは、相場が弱いことを見越して…事前に、大阪チタンやエーザイなどの「仕手材料株」を選択したのです。

逆イールド状態の米国債の歴史的な検証

本日の日経新聞には、SVBの事が解説されていますが、「逆イールド」を絡めた解説をしていません。基本的に、この逆イールドは経済の混乱要因になります。時間経過で回復するのです。問題は時間です。

金融システムが「脆弱」と言う訳ではありません。大きな金融機関は対処済みで、隠れ債務など…中国の話です。先進国は、情報の信頼性は高いのです。

SVBの規模などを観て…そんなに「杞憂する」ことはないのです。既に、再建策が始まっており、こんな透明性が高い「破綻処理」は時間が掛かりません。たぶん1週間程度の混乱で「終息」でしょう。だから…逆に、チャンスでもありますね。銘柄は、勘の良い人なら直ぐに連想できます。銘柄は近々発表します。大きな会社です。

買いチャンス到来か?

むしろ…むしろ本日の新聞記事では、未来の原油確保を狙った中国の行動の話の方が…未来の市場に強い影響を与えます。SVB問題より重要でしょう。

「イランとサウジアラビアは10日、中国の仲介で7年ぶりに外交関係を正常化させることで合意した。イスラム教シーア派大国のイランと、スンニ派の「盟主」を自任するサウジの電撃的な和解は、中東地域の緊張緩和につながるとみられる。一方で、これまで中東で影響力を行使してきた米国の退潮ぶりと、中国の台頭を強く印象づけた。」と言う内容が、日経だけでなく…どの新聞にも載っています。

この報道は、「グローバルサウス」の…近年の活動動向の一環です。

ブラジルとアルゼンチンの通貨統合なども…同列です。もともと…「米国第一主義」からトランプが強引な政策を実行して…世界各国に米国に対する評価が落ちています。故に、カタルは何れ「デジタル通貨」が普及すると、ドルの「基軸通貨」制度が崩壊すると考えています。

この話と…米国の覇権主義とグローバルサウスの関係は、これからの国際社会において、非常に重要なウェートを締めます。

米国はアルミの関税を最近になって200%に引き上げました。基本的に…自国の都合で制裁品目も決定されるのでしょう。だからエアバスの政治力が、チタンの輸入禁止になるかどうか…焦点になるのでしょう。

でもこのような動き(環境)が続きますから…当然の事ですがチタンの輸出交渉でも…日本は「有利の立場」です。

大阪チタン(5726)の日足推移

皆さんは、簡単に大阪チタンの株価が動いていると思っているかもしれませんが…チャートを観ると、第二株価波動の時が長く、出来高も膨らみ…時間をかけて玉を吸い上げているようにも感じています。

そうして…この事は、今回の200日割れから、「一気の半値戻し」の達成を観ると分かります。しかも「事前の布石」があります。大量保有速報です。ご丁寧に…布石を打っています。その報道は…

2023年2月16日、神戸製鋼所(東京都中央区)は、大阪チタニウムテクノロジーズの保有株式に関して変更報告書を提出した。報告書によると、報告義務発生日(2023年2月10日)における筆頭提出者の保有割合は13.86%(1.09ポイントの減少)であった。保有目的は「政策投資・・・当社のチタン原料の安定供給および将来的なチタン事業の強化から、1999年3月新規取得し…以来株式を保有している」としている。…と報道されています。

そうして…安値形成です。

2009年の新春号の四季報

そこから「好材料を連発」させて、一気に人気株の復活です。誰が考えても「仕掛け筋の演出」であることが分かります。しかも…過去最高利益は一株利益が300円台です。カタルが、何故、既に一株利益は200円以上が、既に、確定していると述べているか? そうして既存の「四季報の観測数字」が間違っている…と述べています。小学生程度の理解力があるなら、この相場の背景が理解できます。

つまり…戻りますが、イランとサウジの関係修復は、こんな環境が背景にも流れています。いちいち説明をするのは面倒なのです。さりげなく掲げる「逆イールドのグラフ」にも…隠れた意味が多く潜んでいます。

単に、ニュース一つ見ても、様々な角度からの「検証」が欠かせないのです。皆さんに、いちいち説明するのは大変です。でも分かる人は大勢います。

日本人の教育システムが問題なのです。文科省の責任ですが…効率的に限られた予算で、やるとすれば大きな期待は出来ません。娘がシンガポールに住んでいて、6歳になる娘(孫)の月額の学費が25万円の時代です。年間300万円です。自国の人は安いのですが、インターナショナルは高いのだそうです。でも…日本は無料です。日本でも…イギリスだったと思いますが、全寮制の高校が出来ましたが、確か…年間1100万円程度の学費だったと思います。

つまり…良い教育には、お金が必要です。教育は非常に高価なものです。情報も同じですよ。

皆さんは、そのような目に見えないものが「無料」だと思っているようですが…情けない価値観です。それでは株式の価値観も分からないのでしょう。東芝なん…外資のヘッジファンドにくれて、あげれば…良いのです。悪戯に「安全保障」などの「タガ」を嵌めるのは、どうかと思います。

もっと「スピード感」が溢れる社会に変えるべきでしょう。やはり…カタルは「市場原理主義者」の考え方です。村社会論とは違います。米国の共和党に考え方が近いのでしょう。

報道の裏に潜む…意図的な狙いを、自分がどう感じて、総合的にどう…利用するか。情報の「鵜呑み」にする「画一化」の路線とは、明らかに株式等は違うのです。賢い投資家になって…儲けてくださいね。

今は「良い相場」なのです。カタルは営業活動を出来ず、国会図書館に2年ほど通いました。あの「失われた時代」から観れば…今が天国のような時代です。それでは…また明日。

会員の方は、新しい原稿をアップしたので…お読みください。



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