株と言うのは、本当に…分かりませんね。やはりお船は「謎」のままです。本来なら一株利益の水準で、株価が決定されるべきです。更に…その利益は株主のものの筈です。
ところが日本は、この利益を私物化して…経営者は自分の為に使っているケースも多くあります。それなら最初から「上場」などをしなければ良いのです。この利益は、誰のものか? 従業員? 仮に給料が安くて社会競争に勝てなくては、利益は生まれません。適正ラインだから、上場が維持できているのでしょう。
利益は、取引先…社会のもの? 色んなことが言われますが…上場企業は競争が全てです。様々な制約が法律であります。そのルールに則って、上場が維持されています。
本日、また株を買ったのですが、「東芝」(6502)は、なんのために上場がされているのでしょう。「日証金」(8511)のように…天下り先の受け皿ですか? 日本の企業は、官僚の「受け皿」組織の為に存続するのでしょうか?
利益を、どう配分するか?
カタルはやはり「ROE経営」が正しいと思います。常に資本効率を基準にして…利益を計るべきでしょう。ROEの高い企業に資金が流れるのは当然の帰結です。「資本主義」と言う概念も分かり辛いですね。日本は「異質な国」だと…カタル自身も思っています。先日、強制収容された成田空港の農地…既に当事者は抜けられなくなったのです。調べると最初は反対でしたが…いつしか時間の推移で…勝手に止めたくても、やめられない。ウクライナの戦争のようなものですね。
最初に、妥協して領土交渉をしたら…どうだったのでしょう。カタルは米国が煽ったようにも感じています。その陰には膨大な軍事産業、資源産業が控えていたのでしょう。ロビー活動でしょう。その「トヨタ」(7203)が、とうとう「EV」に傾斜を始めました。
来年はロシアも選挙だとか…ここでトヨタの章夫社長のように…プーチンも退任すれば…良いですね。それが一番、良い…やり方だと思います。面子の問題なのでしょう。領土を取り返し…無駄なエネルギーにお金を使うより、未来の宇宙ビジネスの方が楽しいですね。
後ろ向きのお金の使い方などをせずに…ROE経営で「自社株買い」された資金は、市場に還流して「新しい産業」を育てます。チャットGPTなどの未来技術に、お金を使った方が有意義です。建てては…壊して、日本の公共事業など、もう少し効率的な発想に変えるべきでしょう。本日の日経新聞にはシンガポールの教育費は、日本の2倍だとか…報じられていました。株式市場を観ると…色々考えます。その一つが冒頭の「船」株です。
カタルは「川船」(9107)のPERは「謎」と述べ続けてきました。
本来は一昨年にやるべきだったのでしょう。そうして株価を、過去最高株価に押し上げるべきでした。ところが間違った報道に揺れ動き…正しい評価まで株価は、なかなか…上がりません。その後遺症相場が今回なのでしょう。川船は不思議です。方向性は、どんどん利益は減っていますが、株価が逆に上がって来ました。2018円から3420円ですから69.4%も株価は上昇を続けています。
故に信用の取り組みも、こんな感じになって…売り残が多くなっていますね。でも利益の元であるコンテナ市況は、下落を続けています。
まぁ利益の多くは、スポット価格ではなく…事前に決められた定期便の価格です。それでも実際の価格もスポット価格が反映されます。コンテナ船は、たぶん…35%程度かな? だから四季報の業績は、間違った観測でしょう。四季報数字より悪くなります。
でも…PER評価は、最初から5倍が正しいと思ってやってきたのです。この判断が間違っていました。1倍割れなんか…誰も思いませんからね。一つは市場が劣化しており、市場参加者が居ない事。そうして最近の傾向でしょうが…市場が大きく…「目先的」に動きます。あまり先を考えていません。
きっと、「先読み」が苦手なのでしょう。この時間軸を自分の頭で理解しないと、タイミングがピッタリ…と合いません。あまり早くても駄目だし…、そうかと言って、遅くても株を買う時間がありません。大きな「お金」で張るためには…株を買う時間が必要です。どの時間軸で株を買い始めるか…難しい課題です。
さて…NY市場を少し解説しますか…大きく下げた理由は、3月の「利上げ幅」の問題でしょう。最近の経済統計は強く…リセッションなどあり得ません。イエレン財務長官が述べている50万人も雇用が増えるのに、失業率だって…3.4%です。でもクレジットなどの延滞率はあがり、借り入れも増えています。不思議な現象が続いています。
「テスラ」などのカラ売り残効果により、大きく株は戻りましたが、まだ底値の確認作業が出来ていません。故に、それを「確かめねば」ならないでしょう。アップルもテスラの同じです。でも8月のラインを抜いたNYダウ指数もあります。ナスダックは駄目ですが…インフレが長引くと言う観測は「杞憂」でしょう。ここから1か月ほど…株価が下げるなら、形は良いですね。今、考えているシナリオはその動きです。だから難しい。
「エーザイ」(4523)は、既に…下値を固めたのか? それとも…やはり200日線(7101円)を割れるのかどうか…。
一方、本日も買っている「大阪チタン」(5726)は「川船」(9107)のように…25.7%のマイナス乖離になるのでしょうか? その水準の株価は2352円です。
既に乖離が高いので、たぶん…「日本製鉄」(5401)も「三菱UFJ」(8306)も「野村証券」(8604)も…みんな時間軸の短い「調整波動」に入るのでしょう。だから…カタルは余程、「利食い」をしようかどうしようか…迷いました。
でも年頭に述べたように強気を堅持して…本日も色々と買っています。
理由の一つは日経平均株価ですね。基本的に綺麗に…多くの株は立ち上がっていません。この理由は昨年8月の米国株高を受けた日経平均株価の「期日売り」でしょう。どの銘柄も同じですね。どうしても…この売り物を消化する程の「買い需要」はないようです。
分かりやすい事例が「BASE」(4477)の株価かな? 2020年10月ですから、もう直ぐ…2年半です。今年の4月に、この「2年半」が経過します。まだ一度も…200日線を抜いてないのです。これが時間調整で、同時に1/10以下ですから…値幅調整も進行しています。
でも今回の業績数字は、悪くなかったのです。カタルは満足していますから、本日はこのラインで3000株を利食いして…そうして寄り値の261円と260円で1000株ずつ買っています。理由は口座により、担保率が違うためです。
大阪チタンの2800円まで、300株ずつの買いを用いており、初めて本日から「別口座」でも…買い始める予定です。まだ慎重に…2900円から200株単位で始めます。此方の口座も2800円まで合計で600株の買い物を用いました。ここから…参戦します。
既に、早めに買っている短期口座の買値の最高値は4190円でした。たった100株からスタートしました。確か…カタルは3000円台に乗せた時に「野村証券はやり過ぎだ!」…と述べて「自重」を促しました。でも実際は一株利益80円予想で…畏れ入りました。となって白旗を上げて、高値から買い参戦を始めました。800円の時に買っていれば、「良い男」だったのに…4190円からのスタートです。
「レーザーテック」(6920)なども、そうですが…こっちは全く買っていません。良い株だったのです。でも何故か…途中でカタルの心を、動かさなかったのです。何故かな? よく分かりません。「Vテク」(7719)の時はやったのに…。この手の株は、嫌いではない筈ですが…。まぁ良いですね。カタルは「市況もの」が意外に好きです。企業業績の推移が激しくて株価が乱高下をします。日本製鉄も、厳密に言えば…市況ものですからPERは5倍程度が限度でしょう。
あっちもこっちに継続をできないから、何かを…諦めねばなりません。
今はBASEと大阪チタンに絞ろうかな?…と思っています。でも意外に強いのは設備投資絡みですね。「DMG森精機」(6141)を…掲げましたね。これは大型に近い存在です。
そうして、本日、目についたのは、やはり寺町さんの「THK」(6481)です。あの爺さんは亡くなったのかな? 今は子供でしょう。確か…通産官僚だったんじゃないかな? かなり優秀なのでしょう。
実は…まだ決まっていませんが、自民党内に「設備投資100兆円」構想があります。この流れは…円安に国内回帰が合っています。安全保障なども…年末にかけてのテーマに浮上するかもしれません。
まぁ…選択肢は、色々あります。要するに、どんな株も「ブツブツ投資」なら、恐くありません。船の市況は悪化していますが…造船は空前の好景気が続きます。そうしてコンテナ物流なども好業績です。半導体関連も同じです。
大阪チタンの株価が下げているのは、買われ過ぎた反動でしょう。その分、下げがきつくなっています。そうして「持ち合い株」の売り物です。三井住友などの銀行を始め…ショックだったのは、「神戸製鋼」(5406)の売りです。
「KPPG」(9274)も奇妙な動きをしているのも、この持ち合い株の解消の為でしょう。「Jトラスト」(8508)同様に、決算を境に…売られました。この動きは通常は3月半ばで、この「決算対策」は終了します。
ハイ、今2900円の大阪チタンを、合計で…500株(300+200)をお買い上げです。何処まで売られるか? まぁ、皆さんは「安全パイ」の選択もあり得ます。たぶん1か月程度…「嫌な場面」が続く確率が高いと思っていますから、株の下げに対処するのも一つの方法でしょう。
前に述べたように…「節分天井、彼岸底」と言うようなジンクスと言うか…言葉が生まれるのは、そのような確率が高いためでしょう。時間的には3月の中旬過ぎまで、通常なら弱い場面でしょう。このような下げを経て…株価水準は、徐々に上がります。まぁブツブツ投資なら、どこでも買い場でしょう。的を絞って…「無理をせず」に頑張りましょう。また…明日。