米国株動向に比べ…日本株は相変わらずの低迷ぶりのイメージです。たぶん…カタルと同じような「迷い」が、市場にあるのでしょう。カタルの一番の選択は「仕手材料株」の選択でした。つまり…「エーザイ」(4523)や「大阪チタン」(5726)です。でも…エーザイは保険適用になっておらずFDAの認可にも拘わらず、一般化してないようです。
そうして大阪チタンは「東邦チタン」(5727)のMLCC部門の落ち込みに影響を受け高値圏での安値水準です。所詮、決算書のセグメントまで見る人は少ないのでしょう。大阪チタンはスポンジチタンだけなのですが…同じように観られています。
カタルは本日も100株だけですが買っています。金曜日は300株を買いましたからね。これで…合計で700株になりました。「ボーイング社」は、リストラが続く米国では珍しく…「1万人の増員」を発表しており、大阪チタンの増産計画は順調でしょう。ここからは買い場の筈です。昔、仕手性を発揮して1万円を超える相場を創っています。
この仕手材料株の潮流が第一の選択肢でした。
そうして米国のテスラの戻りと同じように…新しい時代を築く新興株です。「ソフトバンク」(9984)、「メルカリ」(4385)、「BASE」(4477)、「サイバーダイン」(7779)などの株です。前者は戻っていますが、後者の2銘柄はなかなか…「戻り相場」に入りません。
今、BASEの255円が5000株買えました。実は「夢」を観たのです。このBASEの株価が300円台に入る夢を…カタルは夢を見ることは少ないのですが…。本日の板状況は奇妙で…アンダーの買い物の2倍程度、オーバーの売り物があります。作為的な演出かどうか…。色んな解釈があります。
この新興株の戻りが一つです。そうして本命の金融株と言うか…。「名目成長時代」を買う展開です。「三菱UFJ」(8306)や「日本製鉄」(5401)、小型株では「ナ・デックス」(7435)もこの範疇で…勿論、「野村証券」(8604)も同じことです。今は割安株を買う動きと並行して動いています。基本は銀行・証券・不動産です。
折角、買ったのに…大阪チタンは関門の3560円を割れましたね。他には「アイサンテクノロジー」(4667)を1900円で100株だけですが、追加で買いました。ある意味で気に入っています。この狙いは「全体相場の復活」です。基本的にテスラのような株が買われるという事は…未来に「夢のある株」を買う動きです。
今年は自動運転の実験がスタートしています。中国では既に実用化…米国でもサンフランシスコなどは、この手の車の走行を街中で、よく見かけるようになっていると言います。いよいよ…始まります。日本だけが「周回遅れ」です。車の生産で、日本が世界で一番と思ったら、大間違いですよ。たぶんトヨタの章夫社長の「拘り」が影響を与えており…時代革新に、既に乗り遅れています。
米国のインフレ率がなかなか下がらないと思うのは…バイデン政権の「財政出動」です。たぶん…ソフトランディングの達成でしょう。米国は確実に中国に負け始めており…中国の「専制主義」の真似を始めています。国が補助金を使って、産業を支援し始めています。何も半導体だけではなく…他の面でも大きく変化しています。
やはり米国と言う国は面白い国です。今回のウクライナは、「代理戦争」と言う主張も理解できます。過去、ベトナムから…イラク、アフガニスタンと定期的に戦争に関与していますが…でも、成功した事例はないのです。日本ぐらいのものでしょう。今回は賢いと言うか…。EUを巻き込んでやっています。
ゼレンスキー大統領の主張は理解できるのですが、カタルには、あまり良い選択とは思えません。そりゃ、ロシアが一番悪いのですよ。でも…そんな相手に何を言っても無駄のように思います。むしろ領土を譲渡して交流を図った方が良いように思います。あとで亡命を受け入れれば良いのでしょう。株と同じで、なかなか…実際の選択は難しい話です。
あらら…なかなか株価が入らないと思っていたら、「イントラスト」(7191)は、なんと100円以上高いのですね。この銘柄はカタル銘柄で…昨年の7月末から8月にかけて500円台で株の売り買いをしていたのです。僅か…半年程度で株価は2倍です。嘘だと思うなら右のカレンダーで遡ってみると良いですね。きっと好業績だったのでしょう。このようなヒット株も、このレポートでは、数多く…出しています。
この株も…先日まで買っていた「ロコンド」(3558)に似ていますね。一旦、200日線を回復して割れた所が買い場になっています。そこから、なんと…一気に株価は上昇しました。きっと…ロコンドも何れ…こんな展開を歩むのでしょう。そう考えています。
皆さんは「銘柄を教えろ」だとか…。良い銘柄を求めたがりますが、所詮、成長株に当たることは…なかなか困難です。時代の流れがドンドン変化します。仮に成長株を手掛けても、こんなものです。基本的に、途中で参加してハイ、「さよなら」です。故に…自分が気に入った得意な銘柄を観察して、何度も繰り返して…「売り買い」をすれば良いのでしょう。
「SDGs投資」です。
なかなか皆さんが、目先で動いて儲かるような相場になりませんが…何れ、株価水準は徐々に安定して上昇するのでしょう。皆さんが強気な行動を取るような相場付にはなっていません。ノンビリ構えましょう。
このイントラストを観ても分かるように…小型株と言うのは、こう言うものです。アイサンテクノロジーが、2016年に9000円台の株価を付けたことが分かります。もういい加減に「レーザーテック」(6920)などから離れたら…どうかな? 今のレーザーテックはそれほど魅力的に見えません。むしろ同じ仕手株ならエーザイとか…大阪チタンでしょう。
まぁ、失われた時代ですから、成功体験に乏しいから、こんな選択になっているのでしょう。基本的にカタルは「様々な選択肢」を用意しています。カタルの眼を通じて、銘柄を選別していますから、外れもありますが、マズマズ…の「出来」だと思っています。いつも思います。カタルにお金があるなら…良い相場を演出できると思っています。そうして相場の方向性を示せると考えています。
問題は最後に残った時間軸の壁だけですが…基本的に仮に失敗をしても1年か…2年程度の話です。これは時代の変化の流れです。ブツブツ投資なら…そんなに怖いものではありません。買ったら直ぐに上がる株ばかり求めずに…下値を買えば良いのでしょう。
今、人気になって来た三菱UFJもそうです。たった1年か2年の話です。たぶん…このアイサンテクノロジーを追い続けても、なかなか面白い選択肢ではないかな? SDGs投資では…「グッドコムアセット」(3475)などを再び買い始めています。本日は大台を変えて800円台に入りました。先日は4ケタ乗せ…だと思ったのですが「市場要因」が悪く不発でした。
本日は関門を割れた大阪チタンですが…ボーイング社の増産計画を受けて、ボーイングは1万人の増員ですよ。これで…株価が上がらない筈がありませんね。目先の需給に拘るばかり…「大物を逃さない」方が良いのでしょう。1万円台に入る確率もあると思っています。
要するに…銘柄なんか、何でも構いません。
株価が下げて来た「Jトラスト」(8508)の選択もあり得ます。それぞれ…読者が自分の好きな株をやれば良いのでしょう。大切な事は…自分の力量を守り…「自分は神様だ」と思わないことです。株価の下値も上値も、誰も分かりません。自分だけが上手に売り買いを出来ることはあり得ませんからね。
だから…売り買いの方法として、カタルは「ブツブツ投資」を掲げ…しばらくやって駄目なら、時間を置いて…また考えれば良いのでしょう。
ロコンドなんか…もう結構、長く売り買いを続けています。今の1016円は、そんなに高い「株価位置」ではありません。イントラストのように…一度、200日線から顔を出しており…目先の「売り物を消化」しています。だから、ここからの上昇には、そんなにエネルギーは必要ない筈です。問題は、むしろBASEの方です。まだ、その「一里塚」にも、なっていません。先ずは…200日線を回復しない事には、話になりません。
さて本日は個別銘柄の解説ばかりでした。こんなところで本日はお終いです。
大型株をやりたい人は…三菱UFJは、たぶんこのラインの売り物を消化します。だから難しい所は手掛けずに、4ケタ乗せをした後の…4桁割れを買えば良いのでしょう。そんなイメージです。たぶん…どの株も「目先の売り物の消化」に時間が掛かっていますが、徐々に上昇が加速する筈です。それでは…また明日。
今年は強気になって…行動した者が勝者でしょう。