基本的なシナリオは、昨年から大きく考え方は変わっていません。ただ想定より新春相場は「弱い印象」を持っています。基本的に…今の時期は見えにくいために、方向性が定まるまで時間経過が必要です。
米国も完全に…株価の「上を買う人種」は消えたようです。再構築が必要なのでしょう。この背景は複雑です。今回のロシア制裁に対しても…意見が割れています。和平を求めるべきか…。それとも「イデオロギー」と言うか…、民主主義の基本的な概念を守るために犠牲を払うべきか…。
そもそも…民主主義の定義も曖昧です。中国の大学生の中でも、中国は民主主義国家と言う人も多く居ます。言論統制などがあっても…そう考えるのです。
一方、今回、米国では「債務の上限」が話題になっていますが、米国だけが財政問題を切り離していられるのは…「おかしな論理」です。軍事力を行使する「世界の警察官」の地位も低下しており、いつまでドルを基軸通貨として、世界が認めるのか…カタルには不思議なのです。故に「未来の課題」として、ドルと言う基軸通貨の崩壊が何処かで訪れるのでしょう。その時は大混乱です。今回のドル高は、その布石かも知れません。株屋は、常に色んなことを考えて…その時の対処を事前に考えます。でも多くの杞憂は「幻想の域」を出ません。
基本的にインフレ圧力の軽減が「一般認識」をされて…株価は次第に強くなると思っています。日本は実質経済から、「名目経済」に向かうように…資産高効果がようやく出てきます。
論理的におかしな株価は、みんな株価の水準が訂正されます。「日本製鉄」(5401)の橋本さんのように、真剣に「総資産経営」から「ROE経営」にスタンスを変え始める経営者が増えて来るでしょう。「日立」(6501)は時間をかけて転換しましたが、遅れた分、日本製鉄はスピードを上げて…改革を推進するでしょう。何しろ…明治からの国策企業ですから、「東芝」(6502)なんてもんじゃなく…傘下企業は多く存在します。
この流れが、市場に定着して…株価の居所が変わって行きます。
昨日紹介した「ナ・デックス」(7435)などの株価は当然のことですが、1902円の純資産を株価が上回り…何れ2000円台に変化するのでしょう。「三菱UFJ」(8306)も同じことですね。1369円の純資産価値は光ります。「日本製鉄」(5401)も純資産価値は4294円なのです。
日銀と市場との攻防という事で、メディアは「金利政策のみ」に目を向けた解説をしていますが…純資産価値、配当利回りなどの面も、株価の評価に加わります。このような流れは「実質経済成長」から「名目経済成長」に、時代の流れが加速し始めています。だからようやく賃上げの方向性に時代が流れ始めています。つまりカタルの認識は「名目時代の流れ」の相場との認識です。
このような流れがあるから…会社を私物化し「ユニデン」(6815)の藤本さんが消え…「フジテック」(6406)の経営問題に火が付いたのです。そうして昨日かな?
このニュースでは「村社会論」に、村上さんは噛みつきましたね。此方の報道です。「日証金」(8511)はいつも割安株のランキングに入っていました。週足を掲げておきましょう。日足でも最近は上がっています。分かりますか? カタルが何故、相場の時代解説をしているか? 「市場の整合性」の説明をしているのです。
時代を正しく認識してないと…銘柄の選別も出来ません。「ナ・デックス」と言う小型株の過小資本銘柄はチャチャが入り辛いので…時間軸の解説なんかに、ピッタリかもしれません。その内、株価ステージがいつの間にか…変わるでしょう。事実、同様のケースの「イントラスト」(7191)はカタルの推奨銘柄で…昨年の7月頃から10月頃は、盛んに売り買いをしていました。そのチャートも付けておきましょう。これは思いのほか…良く株価が上がりました。
時代の流れを感じて…投資をすれば、良いのでしょう。
本日は日経新聞に「エーザイ」(4523)の「割れた意見」が日経新聞に載っています。だいたい…痴呆症の介護をしたものでないと、その苦労は分かりません。自分が様々な経験をしてないと…株価の評価も出来ないのでしょう。
カタルは3人の老人の衰退する過程を観ています。最初は分かりません。身近に生活していても、なかなか…気づかないものです。でもいつしか…どんどん症状が進みます。もう…通常の神経の人が介護をすれば、普通はこっちが狂います。常識が通用しない世界です。だからこそ「リスクを承知で」…「進化」を選択すべきです。故にカタルはエーザイを買い続けています。何度も利用しようと思っています。
この株と「大阪チタン」(5726)の二つを仕手材料株の本命として、今回は取り上げています。
どうなるか…結果は分かりませんが、序盤はこの2銘柄、そうして春になると新興株の復権だろうと思っています。この路線が当たるなら…万々歳です。三菱UFJなどの本命ラインを加え…相場は、徐々に名目時代の相場に突入します。34年の悲哀です。「石の上にも3年」ではありません。その10倍以上の馬鹿政策です。
丁寧に解説をしているつもりです。あとは読者の皆さんの選択です。本日は「ロコンド」(3558)の960円も1000株だけですが買っています。勿論、下値を買い続けます。その為に「野村証券」株(8604)を1万株、上がる株なのに、僅かな利幅で利食いをしたのです。まぁ、色んな戦略があるから…様々な「流れ」を紹介しています。
さて人類は「未来の夢」に向かって…動くものです。これまでに…「I君」と表現していた銘柄の話です。世界中で最も関心を集める未来の産業は、何か? やはり…目先は車の自動運転でしょう。既にレベルは4の段階です。この段階は完全無人運転の一歩手前です。多くの車に高速道路の無人運転機能が既についています。手を放してアクセルも離し…車が渋滞に入った時は便利ですね。此方を紹介しておきましょう。
年を取れば…交通事故も多発します。故に自動運転化をすれば、過疎地域を始め…人類の利便性は大きく向上します。ナスダックには「モービルアイ」(MBLY)が上場され、カタルは会員レポートで値動きに変化が生まれて来た「アイサンテクノロジー」(4667)を、会員の皆様には11月に紹介をしています。だから今回は、1月10日の「変化」に気づいたのです。会員の皆様には、この11日の「今日の市況」で…この変化を事前に伝えています。カタル自身も、たった1000株ですが参加しています。
通常、このような小型株の場合、成り行きである程度の株を買わないと買えませんから、このような打診買いから本格的な株集めをして…未来の種玉にします。その後も継続の手が確認されているから…13日に1941円を付けて一気に人気化したのでしょう。そうしてその後です。
今も出来高から観ると…誰かが「仕掛けている」可能性が濃厚です。時間軸は、春の新興株相場に合わせるのでしょう。基本的に未来図は、こんなイメージで既に決まっています。だから時間の問題です。事実、アイサンテクノロジーは、既に「三菱商事」と組んで…実証実験を開始しています。昔、9000円台の株価で評価されるのは…それなりの背景が存在します。
充分な時間経過で時期到来、相場としては面白い「種まき」になります。関心のある人は背景を調べて…一緒にやれば良いのでしょう。
危ないと思う人は日本製鉄でも構いません。世の中は、色んな選択肢があります。アララ…日本製鉄を買おうと思っていましたが、また上がって来ました。2600円台です。いよいよ三菱UFJと同じタイミングで来ていますね。日本製鉄は、金利だけで潤いませんよ。だからカタルが名目時代相場だと述べています。
エーザイでも…三菱UFJでも…BASEでも、小型株のナ・デックスでも構いません。
自分の好きな株を、手掛ければ良いのでしょう。要するに大切な事は…自分の力量を守ることです。それぞれの力量も性格も違いますから、その判断は自分が下します。一度、自分で決めて行動した以上…あいつのせいで損をしたなんて、他人に、自己責任を転嫁しないことです。日本人はこの辺りの決断が苦手です。それなら対面取引をすべきです。優秀なセールスを紹介しますよ。ただし…それなりの手数料を落とさねばなりません。無料などと言う都合のいい話は、世の中にはありません。
カタルだって…いつかあちら側です。いつまでもこちら側でこんなレポート屋など…馬鹿らしくて…やっていられません。何とか…今回の名目時代の内に、早めに卒業をしたいものです。
お約束通り…一般読者の皆さんと共に、「アイサンテクノロジー」(4667)の株を100株だけですが…一緒に「後場寄り」に買いに行きます。
良いですか…ブツブツ投資なら、どんな高値から参加をしても必ず、利食いになります。大切な事は自分の力量を守り…諦めないことです。一度やってみて駄目なら時間を置けばいいですね。「ロコンド」(3558)は、まもなく2年半になります。今回の下値はチャンスだと思っています。
理由は信用買い残が、初めて…この水準なのです。なかなか100万株を割れない人気株でした。先日は70万台まで下がり…最近は83万株台です。カタルが当初、始めた時は100万株程度でした。この水準からやっていれば…下がっても「恐く」はありません。むしろ株数が増えて良いのでしょう。時間をかけて…下値だけを買えば良いのでしょう。
どれを選択しても、皆さんの自由です。カタルはレポートに登場している株は、必ずと言っていいほど…自分自身でも株を買っています。まぁ昨年は2018年に続き、トントンでしたが…株で損はしていません。それなり…なのでしょう。でも今は「失意の中」に気持ちは沈んでいます。どうにか…この泥沼から抜け出したいと思っています。
まぁ互いに無理をせずにノンビリやりましょう。それでは…また明日。