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先ずは何処から始めましょうか? 昨日の原稿の続き…FOMCを受けての市場の反応ですね。カタルは今回のFRBの対応を観て「安堵」しています。パウエルの「トラウマ」を最も警戒していましたが、どうも流石、米国のFRB議長です。通常の対応に変わったと思っています。

これで10月にNYダウが46年ぶりの月間上昇率だったという株価の「先見性」が分かります。ようやく…長かった対応の試練も終わり…市場は「変化」を見せるのでしょう。

ラッセル2000の日足推移

ただ昨晩は、まだ売り物が残っていたようで、一時的にNYダウはプラス圏に行きましたが結局は駄目でした。最近、感じているのは「ラッセル2000」の動きです。他の3指数と少し違うのです。たぶん…ETFなどの関与度合いの関係だと思っています。少し強いのです。微妙な違いですから。よく観察しないと分かりません。この小型株指数は6月の安値を辛うじて…まだ割れていません。小型株が一番、「金利の上昇に弱い」という定説は正しいのかどうか…。

カタルはなんでもそうですが…「一般常識」を疑って物事を考えます。株屋の習性かも知れません。常に報道の裏に「隠された意図」が、何処にあるのか? 何故、今、この報道を流す…必要があるのか? その背景を考えようとしています。「市場の整合性」とは…他の現象とその事象に関連性があるかどうか…。相反する動きを市場はしてないかどうか? そのような総合的な判断が出来るかどうか…なのです。だから「時代の流れ」が重要です。

何故、トヨタの章夫社長を、最近は嫌ってレポートに挙げているか? 

彼は立派ですよ。車の運転も一流域です。まぁ素人のなかでは…の話ですが、車をこよなく愛している事は分かるし…日本の為、トヨタの為、社員の事を考えているのでしょう。

でも資本政策において株主として観ると…良い経営者かどうか…は、疑問です。彼は米国で脱炭素の動きを遅らせる「ロビー活動」をしていたようですが、日本ではあまり報じられていません。基本的に「ハイブリット」を浸透させよう…と努力をしましたが、結果は失敗です。欧米の車社会は、みんなEVです。中国の戦略にも後れを取っています。これだけの経営資源を無駄にしたから…テスラとの評価で大きく負けています。

日本のEV化が大きく遅れているのは、トヨタの責任です。彼がブレーキを踏んでいるから、この分野の開発競争に遅れたのでしょう。まぁこの話をし出すと、長くなりますから…この辺りで切り上げます。

決算にも触れないと駄目かな?

「野村証券」(8604)が大幅な減益になりADRは大幅安だったそうです。その決算は此方です。決算を観れば分かりますが…別に「普通」でしょう。大きなサプライズはありません。それにしては、日経新聞の扱いは面白いですね。 

最近の野村証券の動きは弱く…連日、売り物の消化に追われていました。自分で丹念に「値動き」を観ていれば、動きが分かりますよ。何故か…500円を、なかなか…超えられませんでした。事前に誰かが株を売っており、今回の対策をしていたのでしょう。

カタルはまもなく…「過剰流動性」相場の可能性も考え、一度、「Jトラスト」(8508)を買うために、野村証券を5万株を売りましたが…でも最近、「みずほ」(8411)と共に、買い直しました。この理由は、この後にイメージしている「過剰流動性相場」の可能性を観る為に…実際に、自分で株を買ったのです。

本日も一応、売り物を警戒して…465円から下値に、野村証券の買い物を用いました。でも今のところは「寄り値」の470.2円が「安値」です。

同時にBASEを275円で5000株と2000株買いに行き、これは運よく…274円で買ったようです。本当はメルカリも、買いたかったのですが、あっちこっち…と手を出しても成績が良くなるとは限りません。あとはJトラストを640円から下に…638円は内出来の100株だけしか買っていません。川船の2170円を200株、買い直しました。先日、買ったのは2230円だったかな? 2220円かな? 僅かな利幅で利食いをしました。

今は、まだ「薄利多売買の路線」でしょう。FRBへの信認も足りません。ここに来て…重要な事は、こんな事ではありません。

イギリスもECBもFRBの路線にように「利上げ一辺倒」ではありません。例えば…こちらの報道です。スタグフレーションを警戒しています。もともと物価高の元凶は、米国の「勝手な戦略」です。ロシアの侵攻を、たぶん…「故意」に許したのです。カタルはそう考えています。米国はその前に、止めようと思ったら…「止めること」は出来たのですが…自国の利益を優先したのでしょう。世界はその戦略の「煽り」を食らっている…とも言えます。考え過ぎでしょうか? でも結果は、米国の一人勝ちです。

EUの立場は微妙です。ハンガリーに続き…ドイツのショルツ首相は訪中するそうです。イギリスの新首相のスナク氏も「親中」派とか…。イタリアも似た動きでしょう。何れ…ドルと言う「基軸通貨」が崩壊します。この下準備が至る所で起きています。

今回の中国の米国債の売却、日本も同じ背景ですよ。米国の勝手は、米国の危機に繋がります。だから…インフレの金利だけでの相場の下落など…可愛いものですが、他の懸念もあります。まぁ、基本的に株屋と言うのは、様々なリスクも「想定の上で」相場に臨みます。でも今はそんなに心配は要りません。取り敢えず…パウエルの「トラウマ」と言う最大の関門を超えました。

カタルの「杞憂」でした。だからほっと…安堵しました。

やはり米国です。馬鹿は上に行けません。この様子見の時間、相場が大きく戻ることになります。伊達に…NYダウが46年ぶりの月間記録に迫ったわけではありません。ちゃんと背景があり、お金が動いています。馬鹿だけです。目先のメディアの嘘に染まるのは…。

ニュースと言うのは「総合的な検証」が欠かせません。ロシア侵攻も、もともと…ロシアの領土で、少し取り返しただけ…ウクライナのゼレンスキーは妥協すべきでしょう。それが自国民の安全と世界の為です。イデオロギーで飯は食えません。EUもそろそろ「ヘキヘキ」…として居るでしょう。

やはり狙っている株は、どれも堅調です。きっと…カタルの読みは正しいのでしょう。ただ…自分自身の力量問題の為に、Jトラストの目先狙いが「時間軸が延びる可能性」も視野に入れて、17万程度から4万株を減らし、13万程度まで縮小させましたが、本日より下値は買い始めました。

カタルは基本的に「国際紙パルプ商事」ではなく…社名を変更して、今は「KPPG」かな?(9274)より、Jトラストが「上だ」と判断をしていますが…同じ株価でしたが、今は200円ほど…Jトラストより株価は上になりました。これは「戦略の違い」でしょう。自分で買う訳ではないですからね。時間軸の決定は「他人任せ」です。

ハイ、また川船の2150円が200株だけですが買えました。今回のONEのアトラスの「買収」が「重い負担」に変わる…という認識でしょうか? 

でも日本的に選択ですね。好況の時に投資をするとは…。日本は時間軸より、総資産経営で「規模の拡大」を優先します。効率を無視して失敗をします。東芝の凋落の「引き金」を引いた…米原子力発電設備大手ウエスチングハウス(WH)の買収は面白いですね。この報道が詳しいかな?

そうして…カナダの会社が、また買うのです。このWHを、わずか…1円で売却した東芝は、この買収をした決断の為に「今の試練」があります。物事の考え方は面白いですね。基本的に「塞翁が馬」でしょう。世の中は上手く出来ており、大きく落ち込むなら…大きく浮上します。

今回の「船株」相場は2017年頃の「大不況」が生んだ馬鹿環境だったのです。馬鹿利益があるから…1兆6000億円も払ってアトラスを買うことになりました。環境対応の新造船なら安いのでしょうが…古い船ばかりでは…採算に合わないでしょう。この馬鹿利益だからどうしてもガードは甘くなります。どうなるかは…2年後辺りに判明します。

いや…休むべきだとした…「大阪チタン」(5726)が決算を受けて大幅高し、ボーイングも強いですからね。ロシアへの制裁が続く…とエアバスの需要も取り込めて…ウハウハです。価格交渉も強気に対処できます。

過去、大阪チタンが馬鹿高値を付けたことが在ります。やはり…あの800円前後でやるべきでした。コンチクショウ、悔やまれます。2018年に東邦チタンを手掛けましたが…4年後です。東邦チタンもサウジでやっています。だからエアバスに対応するのでしょう。株価と言うのは面白いね。一株利益が80円程度ですが、2年後は200円以上でしょう。

レーザーテックも、こういう具合に育ったのです。今のJトラはKPPGの株価が今は861円なので、やはり…200円ぐらい負けています。ウサギと亀の「喩え」が良いか、どうか…。カタルは、何れJトラの真価が発揮されると思っています。カンボジアも、なかなか…の選択です。

でも…「仕掛け人」が居るから「成せる相場」でしょう。早く…カタルも、自分の手法で試してみたいものです。コンチクショウです。本日は大阪チタンの株価を観て反省をし、そうして自身への「挫折感」も同時に感じています。せめて…次は敵討ちなのです。

それでは、この辺で…また明日。今日はソフトバンクが安く、メルカリは高いのですね。面白い動きです。BASEも戻って来ました。



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