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昨日はアタフタ…大引け間際に「在庫整理」を余儀なくされました。

理由は「Jトラ」君(8508)の値下がりで「評価損」が膨らみ…担保率のギリギリの為です。その為に売りたくもない「川船」(9107)や「BASE」(4477)を売らざる…えなかったのです。BASEなんかは、285円で買っているのに、277円で株を投げる羽目になりました。まぁ、投げと言っても、実際は250円台の買いの利食いですが…担保率がギリギリだと僅かな株価の変動で整理を余儀なくされます。その代わり…Jトラストの在庫は過去最高に膨らみました。何処まで増えるのか?

さて…「商船三井」(9104)の決算数字を観ても分かるように、海運の今期の数字が前期より「増益」です。しかも「増配」です。不思議なのは…「川船」です。たぶんPERは1倍以下なのでしょう。1倍ですよ。常識では…現在値で買収する資金は、わずか1年で回収できるのです。 何故、TOBが掛からないか? 

それは短期の「一時的な利益」と言う観方なのですが、それ以上に、他に多くの企業は、買収しても数字が合う企業が、ゴロゴロしている「バーゲンセール」の日本株市場です。たぶん…この理由は、「東京機械」(6335)の最高裁の判決、更にここに来て…また揉めている「日産自動車」(7201)とルノーの関係でしょう。

日本も中国同様、「世界の眼」から、見ると「異質な国」です。小池百合子は一時、東京の国際金融都市を画策しました。安倍首相もそうです。でも実際はそうなりません。税制もありますが、やはり…閉鎖的な日本なのでしょう。独自文化ですからね。まぁよく観察すると、やはり…それぞれの国には「独自の価値観」があります。でも日本はもう少し変化をしても良いように思います。

せめて…「資本論理」が、明確に働く市場にして欲しいものです。

その為に…バブル崩壊以降に乱れた「市場の整合性」の改善が、急務だと思っています。PERやPBRの基準の関係の正常化…そうして経営者は「ROE」の改善です。兎に角、日本企業の場合、雇用を守る為と言う大義名分の為に無駄が多く…効率的な資金の使い方がされません。ここが問題です。

カタルが抱える様々な「謎」を改善しないと、正常なお金の流れになりません。まぁ非常にゆっくり…市場価格の改善は進んでいますが、カタルはもう直ぐ…「棺桶」組です。バフェットのように長生きを出来る保証もありません。早く、早く…改革のスピードを上げてください。

「メルカリ」(4385)が高値に躍り出ました。理由は1Qの黒字化…という事でしょうが、こんな事は、経営戦略を少し変えれば…簡単に実行できます。何といっても…あの成長率です。もう…「この次」は、話さなくても分かりますね。カタルが述べている過去のレポートを何度も読んでいる人は「耳にタコ」でしょう。

今、九州地区は大変な投資ブームです。これを観て…伊藤忠も動いているとか…。日経新聞一面の報道です。この意味は「回帰現象」ですよ。

何故、日本株が38915円を超え10万円を目指すのか? もうこの路線は余程の馬鹿政策を実行しない限り、自然に…進みます。ただその進化のスピードが問題なのです。カタルは河野大臣のやり方でも「トロイ」…と思っていますが、メディアは批判をします。このメディアの人間は、本当に日本の置かれた立場が分かっているのでしょうか? 今のテレビは、既に「斜陽」産業です。だからどのテレビ局も買収価格になっています。でも日本は難しい国ですね。

あの時にライブドアが、フジテレビの買収に動いたときに…クーデーターを起こした日枝は見えてないのですね。あるいは知っていて時間闘争をしたのでしょう。もうこんな奴ばかりが、日本の上層部に君臨をしています。それを支えるのは日経新聞社です。もう…この論調は腐っています。鶴田天皇の傘下で…人が育ってなかったのでしょう。あの時に大塚さんが解任動議を出したのですが…返り討ちに遭いました。権力は何処も長くいれば腐ります。

何もロシアだけでなく、中国もその可能性を察知しているから、外人を中心に資金逃避です。日本の経営者は大丈夫かな? 仮に…ロシア化したら、大変です。日本への影響度はかなりのものです。故に、心ある経営者はキャノンのように「方針転換」をします。このようなバックボーンを理解して居るかどうか…。これが重要なのです。

そうしないとカタルが未来図を解説していても、何の事か…分からずに、間違った選択をします。

今回は会員の更新期に辺り…様々なメールを頂いております。なかなか…難しいね。大概の人は結果が判明して、どうしようもなくなってから…騒ぎます。例えば…「危ない賭け」と述べた船株の相場ですが…色んな可能性があります。今回もカタルは買っています。

でも、これは実験なのです。だから持ち株は13000株から、僅か1000株です。大きく減っています。でも低PERの謎は、深まるばかりです。メディアのこちらの報道があります。他にも…既に、この料金価格は「赤字領域」だという指摘もあります。でもカタルはこのような報道は嘘だと思っています。このギャップが、来年から再来年に賭けて…判明するのでしょう。カタルは、だから…ノンビリ時間をかけて、この成り行きを見守ります。

これで海運とメルカリは解説しましたね。あとは「レーザーテック」(6920)か…相変わらずの好業績です。でも危ない会社ですよ。オランダのASMLは中国比率が15%だと言います。米中対立から米国は半導体の規制を設け…厳格な運用をするのでしょう。たぶん多くの米国発の技術が使われている筈です。レーザーテックの会見の席上で、この疑問は解明されたのかどうか…分かりませんが、最高の状態の中で買った相場は、PER100倍以上の評価だったのです。だから相場は未来を買いました。

でも同じ最強の環境のお船は、過去最大利益の大幅更新なのに…株価は過去の高値も取れませんでした。PERは2倍前後です。結局、高値を更新できなかったのです。ここが謎なのです。別会社だから…と言う解説も分かりますが…実体験をしないと相場を観ての認識率は、大きく違います。やはりなんでも体験です。

このレポートで推奨した株が、安くなったら買えば…良いのです。多くは、必ず、儲かっています。たまに…時間のズレはあります。今年はBASEは時間がズレています。買っても、買っても駄目でした。なかなか…本格的な反転になりません。でも今回は、たぶん…大丈夫でしょう。

今、一所懸命に買っているJトラは2019年の銘柄です。2年じゃないね。3年遅れか…。ここらから「旬」を迎えます。下値を買う場合は、時間を覚悟です。逆に株価位置の高いものを買うなら…時間の節約です。その代わりにリスク度は増します。こんな…小学生でも分かる常識が。皆さんの多くは欠けています。下値の株を買えば「時間闘争」になります。

メルカリ(4385)の日足推移

メルカリは下値のボックスを抜けたので、先ずは高値でも株を買って、下がったらまた買い始めれば良いのです。

ソフトバンク(9984)の日足推移

このように株価波動が変わった株をやるのも一つの手です。ソフトバンクが何故か…高いのです。アリババの株価は低迷していますが…あれだけの自社株買いだから浮動株が枯れ…「仕手戦」の可能性もあります。カタルは、今年、一貫して推奨を続けています。つい最近の5000円割れもお勧めしています。

みんな「事前告知」をしているのです。どうして…皆さんは真似をしないのでしょう。それではお約束のJトラの続編です。忘れていました。

低株価時代のイメージのJトラスト

カタルが現役の頃…武富士が倒産騒ぎになる時分の話です。当時はイッコーと言う社名かな? 兎に角、危ない100円以下の株価のボロ株でした。そんなイメージだったのですが、あれよ、あれよ…という間に変身を続けて高収益の企業に変貌します。その過程の「二つのチャート」を付けておきます。

4年後のJトラストの収益時代からの変身相場

低株価時代と、まともな企業になった後の成長です。藤澤と言う人は、なかなか…のやり手ですよ。流石、東大の医学部です。きっとパッパラパーとしている面もあるけれど…緻密な計算が出来ているのでしょう。

しかもこの「相場の作り方」が凄いのです。あっという間に「あちら側」の人間です。ソフトバンクの孫さんもそうですが…お金と言うものは、こんなものなのです。簡単に「億円単位」の人間になれます。その「度量」が、あるかないか…本人の資質でしょう。そうして後は「運」でしょう。

追い求めれば…必ず、カタルは可能性があると考えています。諦めない…弛まぬ努力を続ければ…きっと運命の神様は微笑むのでしょう。その時まで、じっと…耐えねばなりません。そんな訳で、本日は担保率の関係で株を買えませんが…また担保が空くなら、買おうと思っています。また…明日。

過去の事例は大切です。「歴史は繰り返す」ものです。



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