タイムリーな話題を…提供しようと思っていますが、なかなか選択も迷います。
たぶん読者層で一番多いのが、何しろ株式投資ですから…「団塊の世代」前後から50歳代まででしょう。この人たちは、カタルが67歳ですから、ある程度、今の心境を理解できます。大企業は間違いなくリストラ経験が「あり」ですね。定年まで本社に残れる確率はかなり低く、カタルの娘の同級生の親御さん…例えば東芝勤務だった人はリストラに遭い、最後は途中でリタイヤしています。でも家が裕福なので生活は困りません。物産も早くにリストラで「介護の世界」に転職でした。トヨタは、最後まで残っていますが…家庭環境を観ると、あまり良いとは言えません。キャリア官僚は、流石ですよ。今も黒塗りの車が家まで…迎えに来て出社です。
でもクラスを落とすと、カタル同様に、かみさんの「ひも稼業」と言う生活の人もあったようです。みんな「失われた時代」は、トップの大企業でも…大変なのです。定年まで勤務できるのは、まず…周りには居ません。
その統計が厚生労働省から出ており、その資料を使ったサイトを紹介し…表だけ載せておきます。先ずは正社員のものと非正規の比較です。たぶん今の時代は五分五分程度の割合だと思っています。いや…調べたら正社員は6割、非正規は4割ですね。
先ずは…正社員の賃金と非正規の賃金比較です。更に管理職と平社員の比較もあります。
このような統計数字を観て「失われた時代の意味」を考えて…自分の生活と比較をして、相場を観ないと「日本の現状」は理解できません。日本は、兎に角、貧乏な国になり…世界比較では韓国に負けるほどの「劣化をしている」と考えて…良いのでしょう。
この理由の一番は資産価格の上昇と言う「パイ」を活用しないで…否定した清貧思想です。この間に中国は利用し過ぎ…バブル崩壊化しています。日本の場合は、「バブルの反省」が強すぎた為、33年間も日経平均株価は高値を取れません。更に地価は、ようやく住宅価格が全国規模で反転し始めた所です。
このような現状なのに…僅か3%~4%程度の物価上昇を「円安の責任」と決めつけて、日銀批判をします。カタルだってコントルールしない方が良いという「市場原理」主義者ですが…日本の場合、国民が「画一化教育」を受けており、正常な判断が自分出来ない人ばかりです。みんなと同じ行動です。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と言う大衆心理が一般化しています。市場を観れば分かりますね。人気株の動向を観れば分かります。でも、たとえ目先でも…株式投資に関心を持つ人種が増えてきました。これは「嬉しい」ことです。
日経新聞には何故、賃金が上昇しないか? …が書かれており、最近の日本のテーマになっていますが、いよいよ…始まります。ようやく…ね。
もともと日経新聞などの連中が、「清貧思想」を振り撒いて…間違った政策を正論のように、実行してきた過去の経緯があります。その弊害を受けて、日銀が異次元の金融緩和を継続しているのです。
黒田さんの方向性は正しいが、カタルなら、もっと過激に、無理やり…資産インフレにします。そうして円高になります。簡単ですよ。黒田さんは、まだ「手ぬるい」のです。だから2012年の後半から10年も掛かっています。カタルなら3年、1年でも可能です。河野さんが、デジタル改革を前倒ししてやっていますが、カタルなら、マイナンバーカードに移行しない奴は罰金ですよ。
先ずは最初の6か月は75歳かな? 医療費の20%世代を30%に上げ…次の段階は全員が40%、更に次は50%にして…最後は100%が「自己負担」にして…尚且つ、医療費の天引きです。負担だけ、背負わせます。こうやれば…あっという間にデジタル移行できます。現金の利用も止めます。日銀が主導するデジタル貨幣への利用促進です。既にある金融機能を利用します。ペイペイなどの仕組みです。
先ずは、少額の…庶民が利用する10万は低すぎるか…30万円程度の支払いは、全てデジテル移行です。そうすれば…イカサマは出来ません。税務署もお金の流れがハッキリします。スクリーニングをかければ…一発で「脱税」も判明します。振り込め詐欺などの犯罪は消えます。日本の場合、昨日も述べましたが…あまりに「配慮」の「し過ぎ」です。もっと効率的な制度へ移行できます。
スピードが「命」です。この「時間」の価値を理解できない馬鹿が大勢います。時間は、命より大切かも知れません。成田闘争をすべきではありません。馬鹿は時代の変化に取り残されても、自己責任で…仕方ないのでしょう。
既にカタルは株式市場の「復活」を夢見て、33年間も…待たされ続けています。その為に…散々の目に遭ってきたのです。この苦労は他人には分かりません。どんな思いで「末端生活」をして来たか…。確かに誰もが羨む、年収1億円レベルを3年間だけですが経験もしました。でも結局「ふりだし」に戻され…更に谷底です。
弁護士から「破産」宣告の勧誘を受ける人間は、そう居ないのでしょう。僅かな借金なら払えると言っても、世間では通用しません。仕方なく…「個人再生の道」です。この労働統計以上の「棘の道」を経験しています。まぁ、一時期は一晩で20万円を使うのが大変で…もう銀座は行きたくない…と思うほど、「知らない人」が、すり寄って来ます。本を書いた時期が、丁度…その頃です。
会社も「銀座」で立ち上げましたが、敢え無く…整理をしました。今のIRNETではなく「ビスタニュース」と言う会社です。色んな事を体験したのです。まぁ自分の話は兎も角、この労働統計の「背景」を読まないと駄目なのです。
この管理職と平社員の年収の差を観て、カタルは思うのです。社員の頃、他人のノルマまで背負って、店のノルマを達成してきたのですが、やっぱり年間で100万ほどしか違わないのです。会社の対応は一般的だったのですね。
カタルが最初に月間1000万円の株式手数料をあげたのは、入社4年から5年生の頃です。その時に年間表彰に輝き…「金一封」の賞金が10万円でした。ボーナスも、同期では常にトップだったのでしょうが…100万程度のものなのです。バカバカしい…歩合なら1000万円の40%が自分の収入です。月間で400万なのに…何故、手取りは20万か30万なのでしょう。これが社員です。
だから「自分は出来る」と勘違いをして…東京に妻子を連れて出てきたのです。でも苦節33年間、一度も、株は「陽の目」を観ないのです。太陽が当たらない「厳寒」の市場です。食えない訳です。買えば下がる株ばかり…人気になる株なんかないのです。でも今は「天国」です。不満も多くありますが…それでも、ようやく株を「買って儲かる」環境になって来たのです。
でも「金利裁定」も働かない市場ですよ。
通常、1000万円を持っているなら、株を買って40万円の配当を貰って、20%税金を払い、32万円をゲットします。つまり…一億円ほど株を買うなら…生活資金は安泰です。しかし1102兆円も…預金に眠っている資金は、全く動きません。これが馬鹿な日本人のレベルです。皆さんは「幸運の時期」を生きています。ここから…20年間ほど、日本は「資産バブルの道」を歩みます。
だって…インフレになり所得の移転が若者に進みますから…年金では食えませんよ。毎年、毎年、生活費が上がるのに…一向に年金は増えませんが、消費税はドンドン上がります。
だから早く…日銀が抱える国債を償却させる提言を、経済学者中心にメディアを動かして「統一教会」ではなく…日銀が抱える国債を償却する話を、国会で議論をするのです。日銀にジャンジャン国債を買わせて、みんな…「消せば」いいですね。国の借金の棒引きです。
円安になると騒いだら…海外資産のリバランスをさせれば良いのです。ジャンジャン米国債を売れば良いですね。場合によれば、米国より「中国寄り」に舵を切ると…米国を脅せばいいのです。米国は債務国ですから、いう事を聞くしかありません。今だけ…可能な政策です。期間限定です。
でもどうしても…円の価値は薄れます。逆に日本の資産は上がります。土地と株です。必ず…これしか解決策はありません。時間闘争をして、嫌々…追い込まれるか? それとも…作為的に…今、「ユトリ」があるときにやるか、どうかの話です。
だから国会で議論を進めましょう。
もう馬鹿学者ばかりをメディアに、集めるのはやめましょうね。もっと現実的な策が色々あります。日本のSF社会化をやりましょう。ロボット運転の車、AI機能を有した人型ロボットの開発です。ガンガン…お金を投じましょう。
企業には484兆円の内部留保があり、個人の現預金は1102兆円です。お金は唸る程あるのです。その方向性に使う設備投資を100%「損金」扱いにすれば…一斉に稼働します。過激な方法論ですが、いくらでも今なら出来ます。未来社会の実現です。
キャッシュレス、人型ロボット開発、自動運転など自動物流網の確立です。末端流通網はロボットにやらせれば良いですね。医療は自宅のパソコンで…検査だけ受ければOKです。超ハイテクのSF社会です。少子化だからやれます。人口増加が小さいから可能でしょう。
まぁ、口で「言うは易く…行うは難し」です。
労働統計からあらぬ方向性の原稿になりました。ゴメン。目についた報道のなかで「工作機械の受注」の記事があります。この話は重要でしょう。キャノンを筆頭とする「国内回帰」投資はTSMCの投資が口火になって…この円安環境も追い風です。
東京では深夜勤務の時間限定ですが、時給1500円になって来ました。求人統計でも飲食業、旅館業など30%近い求人の増加でした。もう競争です。だからリクルートなどの産業も「増額動向」になります。リクルートが「自社株買い」を、この時期に発表した背景が分かります。みんな…「市場の整合性」で繋がっています。「風が吹けば桶屋が儲かる」理屈です。
株式投資のイロハは、経済の「景気循環」を理解しないとなりません。金融政策や財政出動の意味も理解しないとなりません。EUは、完全な「スタグフレーション」ですが…アジア圏は違います。米国も違います。
インドネシアは資源も豊富です。「Jトラスト」(8508)の融資行動は、なかなか…ですよ。農機具や中古車から建機など(一例は此方)…バイクもそうです。こっちはタイかな? まぁ、兎に角、何故、Jトラストに、カタルが肩入れしているか?
その「ベール」を脱ぐ…時期になって来ました。その「ヒント」の一つを、此処に示します。この解説は、月曜から順次…解説を加えましょう。
何故、自信をもって「Jトラスト」を推奨して、自らも「率先垂範」をして「一本買い」近い冒険をしているか? そのヒントがこのチャートになります。 キーワードは「一人旅」です。
この意味が解るなら…カタルが普段から述べている「市場の整合性」を理解していると言えるかもしれません。果たして…読者の皆様にカタルの気持ちがわかるかどうか…インドネシアは日本より、遥かに…人口が多いのです。
また明日。本日は与太話が多くゴメンね。でも重要なのです。