世界市場は混乱をしていますが…日本は「優等生」です。物価高もガソリン精製の会社かな? 補助金が出ており…販売価格の高騰を抑えています。今度は急激に値上げになる電気料の対策として、電力会社に補助金を出すのでしょう。イギリスの減税ではなく…物価高への対応になっており…賢い政策です。仕事をしない岸田君ですが、選択肢は正しいのでしょう。
そうしてメディア関係者は、盛んに「為替介入」を批判じみた解説ですが…今は世界的な「ドル高」で、日本は世界一かな? 債権大国ですから…ここでの為替介入は、投資筋の行動に「くさび」を打つ、効果があります。僅か3兆円ほどなのです。ガンガンやれば良いのです。
100兆ほど、円を売れるところはないですが、日本は米国債などを売り、その円を買えます。単独でも…大丈夫です。今の米国の立場は、中国との覇権争いがあり、多少、強引に自己主張をしても…中国側に日本が付いたら、米国は大変です。
だから力関係で、日本の無理な注文も「真剣に検討する」でしょう。場合によれば…150円の日米での「協調介入説」を画策しても通る案件であり、その時期です。
やはり、どう考えても日本株は「素晴らしい投資環境」です。
問題はいつ海外勢が「大量の日本株」買いに動くのか? このタイミングの問題です。彼らは先物から大量に仕掛けてきます。先日のNY証券取引所の岸田さんの演説は、良い試みでした。しかしメディアの評価は低く…アナウンスメント効果が発揮できてないと思ったら大間違いでしょう。カタルは仕事をしない岸田で…スピードも遅く、無能者だと思っていましたが、チビチビですが…まずまずの仕事ぶりかも知れません。
これで移民政策か…大型の設備投資減税を実施すれば…国内回帰の起爆剤になりお金がジャンジャン回ります。苦節33年間の苦労も報われるかもしれません。このIRNETも会員制を取り入れて…その為にかなり真剣に勉強をしており、自分もかなりレベルが上がったんじゃないか…なぁ~と思い始めています。今回の「Jトラ」を切っ掛けにして、ステップ・アップ出来ると良いのですが…果たして、神様の采配はどうでしょう。
相場と言うのは、面白いもので…「個別株要因」と「市場要因」の関係があります。大きな相場に発展するケースを観ると、「運」と言うものが、関与することが分かります。その企業の努力は当たり前の話ですが…大「成長」するためには、何かしらの外部環境の応援が、神風のように起こるのです。未来の事象なので…現時点では分からないのですよ。未来の相場が一段高するタイミングで、何かが…出てくるのです。そうして人気が過熱して行き、ドンドン…相場が大きくなります。やはり「運」としか表現できません。
何故、カタルが「時代性」を銘柄選別の一番に考えているか?
世間の風がその方向性だと…企業努力が2倍にも3倍にも加速をします。しかし世間の風、つまり時代性に逆らうと、逆風下ですから企業努力をして100%にならず、逆に3割も4割に減って行きます。同じやるなら…時代性を促進させ、加速させる方針を打ち出すべきです。だからトヨタの章夫社長は、辞めるべきです。彼は十分にトヨタの経営資源を利用しているとは思えません。テスラと比較すると…市場評価が低いことが分かります。時代性の考え方、この2社を比較しただけで…明らかでしょう。
市場と言うものは、時代を大きく動かす企業を応援するのです。
時代を…人類の進化を遅らせる企業は価値が低く…人類の進化を加速させる企業の価値は高い筈です。その意味で…新しい時代を築く企業としてソフトバンクは強引ですが、頑張っています。通常なら今回の相場で一番「打撃」を受ける筈です。
この程度で留まっているのは、自社株買いの効果です。もしこの自社株買いがなければ…株価は1000円を割れるような市場環境です。よく耐えています。もう直ぐ…今回の逆風も終わります。来年一杯まで…頑張れば大丈夫でしょう。再来年になるとソフトバンクの株も追い風に変わると思っています。
景気循環と時代性。
このバランスを考えて株式投資をするなら…簡単にお金儲けは出来ます。まだカタルはあちら側の人間ではなく、追証になると、喜ぶんではなく…心配をして玉を外して、かみさんにお金を借りる始末ですが…その内、株はもっと下がれ…もっと下がれと無理をしなくても株が集まる今のような状況を楽しめるあちら側の人間に成長できるかもしれません。
苦節33年間、一度も高値を抜いたことがない市場で…自らが転職するための道具として、使ったカタルレポートも25年もの時間が、来年かな? やって来ます。1997年か…1998年だったと思うけれど…年末にパソコンを買い込んで、ホームページ作りをしたのが、このサイトの切っ掛けです。
恥ずかしい話ですが…、最初に出したクレジットカードではパソコンが買えなかったのですね。2枚目のカードで決済が出来たのです。あの時も貧乏でした。倒産をした山一が潰れる訳がないと思っており…買った記憶があります。色んな厳しい経験が積み重なり…笑える日が、本当に来るかどうか…。カタルは毎日、真剣に相場に向き合っています。
テレビに出てくる評論家様は、自分で「手張り」をすれば良いのです。口で言っていることが正しいなら…大儲け出来て、バフェットのように使い切れないお金を残せます。何しろ…この世界の成功者は、「兆」円単位のお金です。1%の金利でも100億円です。1兆円と言うはすごい金額です。毎日、1億円なんか使えません。お金は必要ですが…金の為に行動するのではなく…自分が楽しいと思える行動をすれば良いのでしょう。
最近は皆さんが、ご承知のように…散々な結果です。6月まで非常に、慎重に…「薄利多売買」だったのです。その理由は2018年のトラウマです。あのQT政策のトラウマの為、薄利多売買と言っていましたが、好調な運用成績と8月の相場を観て…つい警戒感が緩み6月の底値説を採用して、時代の読みを早めた結果…僅かな時間のずれでしょうが…その為に失敗をしました。
なかなか…最後の時間軸の読みは、難しいのです。順番は、必ず来るのですよ。BASEだって300円割れが定着していますが…その内、復活すると思っています。でも今は…。時間軸を「読み間違って」います。インフレから景気に…そうして景気から新常態へ…今はまだインフレに時間軸があり、まもなく場面が変わります。
当たるかどうか…分かりませんが、「潮目」がまもなく変わると寸前だと思っています。カタルが思い描いているのは2018年の相場です。あの時も金融政策の転換が、相場の反転に繋がっています。
今調べたので…先ずはS&P500の週足と10年物米国債の利回りの比較グラフを、週足のものを載せます。そうして日足も載せて…変化が、解り易いように、まもなく転換するか…。既に転換しているか…まだ分かりませんが、米国10年債の「1時間足」の3つのチャートを載せておきましょう。
あの2018年も、散々な…結果でした。小野薬品で大きく儲けたのですが、下がる前提で買い始めた古河電工でヤラレ、おまけに最後の望みを託した東邦チタンでも痛い目に遭っています。あれから4年が経過していますが…果たして、カタルは成長をしたのかどうか…これからのJトラストの株価の動きが、カタルの成長度合いを表しているのかもしれません。
面白いでしょう。このように株屋は、常に…過去のトラウマと戦って、今度こそ…間違わないように、失敗をしないように「心掛け」、いつも挑戦を続けています。この結果は、全て神様の裁量です。このカタルの2018年の連想説が、正しいとも…言い切れません。
しかしあの時も、今と同じように「QT」の政策でした。くしくも今、調べたら…2018年の2月から現職のパウエルはFRB議長なのです。彼は2018年から続け…来年の2月で入れ替わるか…それとも、もう4年継続するかどうか…の任期なのです。調べて…「偶然の一致」に驚いています。
冒頭の岸田政権の経済対策は、マズマズの評価です。何もしない岸田と批判をしてきましたが…カタルは株屋ですから、株価が上がれば…「岸田様に」がらりと変化します。カメレオンのように7色の虹色の相場がやって来る。その時、為替は円高に大きく振れるのでしょう。また明日。
会員の方は新しい原稿をアップしましたから、是非、お読みください。