今の米国もなかなか人材が居ないようで…こちらのレポートなどを観ると、米国と言う国の「傲慢さ」も分かります。ただ前任者が始めた戦争を、どう扱うか…難しい問題です。
結局、自分達が信じる道が正しいのかどうか…、世の中は分かりません。今は「マザー」(トルコ版かな?)の海外ドラマを観ています。既に50話ほどを観ていますが、まだ終わりません。このドラマは、親から虐待される子供を、教師が助ける物語です。ごく「当然の正義」に見えますが、なかなか…「一筋縄」では行かないのです。トルコの人達がイスラムの文化(男尊女卑)があるようで…更に、韓国人に近い描写(しつこい)にも思えます。
このドラマを観て思ったのは「拘り」が「不幸」を生む。…と言う展開です。
実は株の世界でも、同じような点があります。一つの銘柄に拘るのが…人間です。カタルはこの傾向が強いのです。やると決めたら「徹底して」拘ります。でも銘柄に拘りを抱かない方が良いのです。カタルはこう述べています。自分が目標とする株価から、3回程度買って駄目なら…時間を置けと述べています。
どうしても、人間は自分自身の考え方に「拘り」を抱くものです。でも世の中は色んな考え方があるのです。
例えば、今回やっている「Jトラスト」(8508)にしましょうか。企業業績は、申し分はなく、未来の夢もあり…業績の広がりも見えます。しかもこの利益は「積み重ね」の増え続ける利益構造です。カタルは前から日本の低金利のお金を、海外で利用すべきだと言う論者です。しかも成長が著しいアジアでの展開です。
インドネシアはイスラム色の在る異文化ですが…人口は2億7350万人ほどで、非常に大きな国です。一人当たりのGDPは4350ドルほどで「伸び盛り」の国です。しかもようやく不良債権の処理を終えて…今度は「躍進に向けて」…融資残高が飛躍的に伸びています。その月次推移が此方の表です。インドネシアの国債10年債金利は7.23%程度で、かなり高いのです。つまり貸出「利ザヤ」も大きいのでしょう。
このような条件ですから、カタルは2019年の時に長く低迷しており…未来を感じていましたから、一度、推奨をしました。でもその時はタイでの「ゴタゴタ」…もあり、インドネシアも不良債権問題で揺れていました。ようやく…両方の問題が決着を観て、前者は損失計上をして裁判の継続中、後者は不良債権処理を終え、成長の段階になりました。
2013年から低迷を続けていた株価も「長い低迷期」を抜け出す場面になっています。その動向を受けて…昨年から株価は「上昇過程」にあります。この時はまだ企業業績の向上に確信は持てませんでした。株価は200円割れから636円まで伸びましたが、カタルは殆ど…手掛けていません。しかし今回の下落過程の274円の分岐点の辺りから…カタルは参加しています。たぶん「息の長い大きな相場」に発展すると考えています。
先ほどの話に戻します。だから720円前後から早めに買い始めています。当初の下値はストップ高の658円までと思っていましたが、まだ昨日の614円が下値かどうか分かりません。このようなときは、無理をせずに…底値を確認してから買えば良いのです。
昨日は調整過程の累積出来高と言う考え方を皆さんに披露しました。次のタイミングは「25日移動平均線」が目安の一つになります。昨日は589円で、毎日5円ほど上がっています。本日は、たぶん594円前後なのでしょう。そうして明日は599円です。だいぶ乖離が消えてきました。通常は、ここで終わりだろうと思っています。何故なら…新しい四季報が発売をされて一般的に、「新しい数字」を誰もが知ることが出来ます。
四季報(東洋経済)が付ける今四半期の「大幅強気」のマークが付くのは56銘柄しかありませんが、前期から今期の営業利益の増減率ラインキングではメディア工房などに次ぎ第3位にランクインされています。
カタルだけが述べている訳ではなく「一般評価」もかなり良いものだという「客観評価」です。そうして、カタルが最も注目したのは「信用の買い残」です。前回の高値636円から274円へ下落する過程では、1000万株以上の信用買い残が、全く減っていません。特定の力あるグループの買いなのでしょう。この下落過程は、前にも述べましたが…「市場要因」の悪化の為に、なかなか人気にならないのです。だから「一人旅」になると述べて…参加を見送った経過があります。「市場要因の悪化」です。
大阪チタンも良い素質を秘めている株ですが、今回は相場にならずに、ここまでやれば上等です。だから相場は幕引きでしょう。次回、たぶん2年後ぐらいから、今度は、誰もが認める企業業績になりますから…次回に相場のチャンスを譲るべきだと述べました。
相場になる「3条件」を述べましたね。企業業績が良いことは「当たり前」。次は「時代性」です。カタルが手掛けていませんが、人気株の「ダブル・スコープ」(6619)などは大人気です。EV化に絡むからです。でも業績は株価に見合っていません。時代性があるから…人々が惹かれます。
きっと誰か…「仕掛け人」が居るのでしょう。「業績」が一番で、「時代性」と「仕掛け人」の3つが揃ってないと、なかなか…相場になりません。
あまり強引にやっても駄目だし…適度に手を抜いて認知度を広げます。この仕掛け人たちの平均買値は、たぶん400円近い300円台後半でしょう。つまりこの人たちの「腹一つ」で、Jトラストの株価は決まります。
でもこの業績の伸びなら…誰もが納得する水準です。しかも大きく伸び続ける夢もあります。だから…次の四季報の発売日…9月中旬に合わせた準備の為に、今は乖離を埋めている訳です。その次は11月の3Qでは好業績を鑑み、増配か…自社株買いが期待されます。発表された数字は、かなり控えめの予想になっています。
でも…相場は何が起こるか分かりませんから、無理をしないことです。755円の最高値で買った方も、年内に、必ず…儲かると思っています。だから今の株価が下げても、心配は要りません。あとは個人の力量問題です。
カタルは600円割れも覚悟をしていますが…でも755円から614円でも既に下落幅は141円です。この倍返しが目標になりますが…つまり755+141=898円です。仕手性を発揮するための「初押し」は大きくなる傾向があります。
あの日…つまりストップ高した日のVWAPは646円です。だから昨日の引け値の619円ですから、「市場心理」は大きく変わりました。ただ…まだ「底入れ感」が見えないのです。累積出来高など…値幅も、もういい時間だろうと思っていますが、まだ分かりません。25日線とのタッチを目指しているのかもしれません。
この人達も、最近の市場を良く知っているのでしょう。日証金は、直ぐに信用規制を発令します。その為に、わざわざ…作為的に「信用の買い」から入っている可能性があります。何処かで…動きを加速させて株価を大きく持ち上げますが、その際に信用の売り残が大きく膨らみます。そうすると「株不足」になり、直ぐに信用規制になります。国際紙パルプ程度の上昇でも、既に株不足の展開です。内部情報に詳しく…しかも相場を知っているプロの集団でしょう。
今の市場要因はマイナスですが、FOMCは9月21日です。四季報の発売日は9月16日かな? 次の上昇のタイミングが読めるでしょう。この9月下旬に笑って…相場を楽しめるかどうか…は、この下落過程で、しっかり…玉を拾えるかどうかによるのでしょう。そうして11月の3Qの発表の時から…一気に全体相場が暖まる年末年始です。11月は米国の中間選挙です。だから全体市況も、今は相場を下げて11月の準備をしています。様々な布石を打っています。
問題は個人の力量問題だけです。自分の感覚と違い、担保の怪しい人はひとまず…安全ラインまで撤退をして…また「後で参加すれば」良いのです。基本的に担保の少ない人は相場の観察に留め、反転してから高い時に買っても良いのです。スピードを重視する人が755円の高値を抜いてから、参戦すれば良いですね。色んなやり方があります。
下値を買う人も、先ずは3回程度、時間を置きながら買うのです。ここが大切です。かたるもなかなか…実践行動が出来ませんが、多くの人は株価を観て株を買いますが、時間で買う人はなかなか居ません。しかし、この「時間概念」は大切です。株価データを付けていれば…まだJトラストは反転の段階は近いでしょうが…反転は確認されていません。まだ調整でしょう。昨日は「演出」と思われる40万株ほどの売り物を浴びています。だからプロ集団です。
相場と言うのは、このようなフルイも大切です。このようなフルイがあり…市場心理が変わるから…今度、上がった時に…誰もが「利食いを急ぎ」仕掛け筋の配分が増えます。もしフルイがなくて、市場心理に変化が生まれないと…高値を付けた段階で株価が重くなります。こう言う相場論は、常識の範囲ですが…カタルはそう考えて行動をしていますが、最近大きく間違ったのはロコンドです。すっかり「成長株論」に溺れました。田中君は素質を持っていますね。仕切り直しになっています。
故に失敗のケースもありますから、カタルが自信を持っていても、皆さんは無理をしない事です。まだ客観評価の25日の移動平均線は589円です。場合によれば…75日線の上昇を待たされる場合もあります。今は499円ですよ。636円から274円の調整を挟んでの出直りですから…200日線の上昇角度は、非常に緩やかです。ようやく最近になって上向いています。つまり…相場のスケールは、まだまだ「序盤」なのです。
相場の最初は、非常に遅々として…思い通りに進まないものです。でも仕上げの段階になると毎日、驚くように株価が乱高下します。仕掛け人たちはプロ集団でしょうから…ノンビリ任せれば良いのです。スピード感を重視する人は755円を抜けてから参加しましょう。今はノンビリ買って置き、たぶん来週には下値固めの展開で、上昇は再来週からでしょう。
しかし強いというか…、仕掛け筋の「売り仕掛け」が昨日、見られたという事は…場合によれば、一気に人気化させる「腹積もりかも」知れず…所詮、他人の心のなかは分かりません。分かっていることは、この内容なら、そんなに演出を加えなくても「自然に」相場が形成されるという事です。前回(6/15の555円~)は出来高が50万株を割れて30万株ラインまで落ちています。
でも今回は100万株ラインを割れていません。昨日は200万株を超える出来高です。この株にとって、大きな出来高水準ですよ。この違いは企業業績を知っている人が、この会社の評価を下しているからです。だから参加者が増えています。業績が良くないと、このように参加者は増えません。仕掛け筋は参加者が増えれば、増えるほど…自分達は抜けやすくなります。他の仕掛け人グループが、相場に参加すると、もっと…面白くなります。
「アジアの隆盛」の世界観は魅力的ですよ。Jトラストの方針と企業努力が正しく働くなら…株価が1万円台になっても不思議ではありません。遠い未来の話ですが…。目先は年内「4桁」目標でしょう。底入れが近いとは思いますが…まだ確認をされていませんから、無理をしないノンビリモードで臨みましょう。
当初、カタルは658円前後が下値かな?…と思っていましたが、既に614円まで来ています。事前予想など当たるものではなく…無駄です。ノンビリ市場動向に身を任せましょう。
ナスダック市場は、昨日、初めて…変化を感じています。たぶん今夜は一旦は高い可能性があります。でもまだまだFOMCは9月21日ですからね。Jトラストのイメージは来週変化が見られるはずです。昨日は、「作為的な売り」ですから、ひょっとすれば…本日に変化があるかもしれませんが、それは分かりません。
僕らは、「無理をしない」ノンビリモードで行きましょう。それでは…本日はこれから出かけ…明日はお休みを頂きます。土曜日もお休みの予定ですが…夜に原稿を書くかどうかは分かりません。一応、お休みにしておきます。日曜日から、再開をします。相場も人生も所詮、なるようになるさぁ~とノンビリ楽しみましょう。またね。