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先ずは26日のジャクソンホールに向け、株価は調整を迎えています。だから…その日まで日本株も、米国株動向を気にしながら「弱い展開」なのでしょう。だから…カタルは土曜日に「ちょっぴり反省」の弁を述べました。事前に分かっていたことで、今回のピークは先週の水曜日でした。ゴメンね。事前発表してなくて…。でも予想はしていたからナスダックのチャートを掲載していました。

そうして…基本的に9月20日、21日のFOMCまで下値調べの展開が続くのでしょう。つまり、ここから1か月ほど「下値固めの展開」が考えられます。日本株は米国株の「金魚の糞」のイメージを、まだ払拭できていません。基本的に、日本と中国は「別サイクル」ですが…昨日の日経新聞の「不思議な真夏の米株高」と言う概念を持っている人が、一般的な考え方です。だから…カタルは噛みつきました。

まだ企業経営者の多くは、「内部留保の意味」を充分に理解していません。ほんの一部の経営者が「危機感」を持っているだけです。この理由は日経新聞社です。正しい報道をしてない為に、日本中の識者も村社会論理に染まっています。

最高裁の判事や東京地検も同じです。しかし「電通」の元高橋専務さんの話は、村社会を叩く構図ですから、フェアな感覚もあるのでしょう。そうして「日野自動車」です。「毎度、お馴染みの…」東芝の事例から、多くの日本企業は、何も学んでいません。三菱電機もそうです。おそらく…全ての企業に同様の不正が、多かれ少なかれ…存在するのでしょう。だから…日本経済は低迷を続けています。

パイオニアの指名解雇事件で…メディアが叩いたから、企業は終身雇用を守るために時間闘争になりました。そうして新しい投資は、全て中国などへの投資に向かったのです。生産基地の移転で、国内工場は基本的に自然淘汰の縮小パターンです。

でも…最近になって閉鎖を決めた工場の再稼働が見られるように…国内回帰の動きになっています。(例えば…ルネサスエレクの甲府工場の話です。)半導体は特別ではありません。基本的にキャノンのような考え方に変化しています。

ですが…「デンソー」もそうですが、既に「目覚めている企業」も多いのです。だから…カタルは岸田さんの能力が足りなくても…たぶん大丈夫。…と述べて、日経平均株価38915円を、来年に「奪回できる」というシナリオを持っています。

例えば…本日の日経新聞にも、報道されています。「日本製鉄」(5401)が「大阪チタン」(5726)を売却したという話です。「野村証券」(8604)と言う会社は、やはり馬鹿です。

カタルは節度を弁えた…相場をやれと、散々…注意していました。今ではなく…やるなら、2年後にすれば良いと述べていたのです。このような持ち合い解消が出る以上、もう強引に相場をやることはできません。誠備とは、違うのです。トップが腐っているから常識を欠いた行動をするのです。

相場を創るのは、誰でも簡単に出来ます。お金があれば出来るのです。しかし節度を守るのが常識人の行動です。情けない話です。日本製鉄が大阪チタンを売却したという報道を観て…やはり橋本さんは、日本を代表するリーダーです。トヨタの章夫社長は、好きなタイプですが…残念ながら日本を代表する器に思えません。この理由は雇用を切れなかったからです。彼はEV化の動き脱炭素化への進化を止めようとしたのです。その為に米国で盛んにロビー活動をしていたそうです。

まぁ、考え方の問題で、「方法論」が違うだけの話ですが…日本には既に成田闘争をする時間は残ってないと思っています。もっとドラスティックに…「身を切る」改革を実行できないと駄目なのです。今回、お膝元の日野自動車の不正発覚でも…章夫社長の答弁にもカタルは、違和感を抱いた次第です。親会社の社長です。この感覚はカタルだけの…「異質な意識」でしょうか?

テスラとの距離を思うと…折角の経営資源を活かしているのかどうか…疑問です。

話は逸れましたが…基本的に、未来志向の企業がどんどん出ていますから、カタルは既に日本は立ち上がっているという認識です。問題は株式市場が、その反応を早めに示すかどうか。カタルが上京する前ですが…証券界に入ったばかりの頃のNYダウは、日経平均株価の1/10だったのです。つまり…この40年ほどで…米国は10倍以上になって、日本はバブル期から横ばいです。進化を止めたのです。そうして…異常なほど「内部留保」を貯め込み、個人は「現預金」を貯め込んでいます。484兆円に1088兆円ですよ。狂っています。

誰も積極的な行動をしなくなった社会です。清貧思想が蔓延してメディアは他人批判ばかりです。村社会も、ここまで来ると救えません。

2015年12月25日かな? 若い子なら楽しい筈のクリスマスに…彼女は未来を失望して自殺をしたのです。東大、母子家庭、電通です。この意味をどれだけの人が真剣に考えているか? 彼女のお陰で社会変革が進み…ヤマト運輸の賃金が上がり始め…少し正常な方向性に舵を切ったのです。政治家は、もっと真摯に…この現実を受け止めなければなりません。

何もしない…摩擦を畏れ仕事をしないで、いられる状況ではありません。だから章夫社長はもう引退をすべきです。むしろ日本製鉄の橋本社長に、日本全体の舵取りを任せたいのです。トヨタの一次下請けの減益、赤字は、村社会構造の一端ですよ。カタルはルネサスエレクの半導体不足は自動車業界の責任でもあると述べました。何故、遅れたのか?

トヨタが、下請けを「叩く」からです。異常なやり方です。毎年毎年…公正取引委員会が何故、挙げないのか? 不思議です。村社会論だからでしょう。トヨタと言う聖域と戦う奴が居ないのでしょう。だから日本製鉄の橋本さんは、素晴らしいのです。勇気ある行動です。日本村社会に挑む戦士に見えます。このような人が出てきたから…日経平均株価はもう大丈夫…ようやく長いトンネルを抜けるのです。

問題はメディアが、まだ…その方向性に舵を切っていません。日経新聞が最高裁の判事を叩くべきだったのです。東京機械の判決は、「後出しじゃんけん」を認める狂った判決です。ロシアと「五十歩百歩」です。こんな事をやっているから、日本へ世界からお金が流れません。いくら割安でも…怖くて誰も、日本にお金を投資しません。

日本空港ビルディングの株を外資が買ったときに…日本の政治家は「外国の金は要らん」と述べたのです。そうして縛りを設けました。外資規制です。どんどん…お金が動かないように…動かないように…清貧思想を広めたのです。金融庁は赤字法人にお金を貸すな…と通達を出したのですよ。確か…リーマンショック後です。だからダビンチは正常でしたが…潰されたのです。

このような過程があるから…動かないお金が貯まりに溜まって…MBOやTOBの嵐になっています。みんな、様々な「過程」があるから「結果」があるのです。

何もカタルは根拠もなく…来年は38915円を奪回すると述べているのではないのです。そういう楽しい時間が、始まって来たのでしょう。いよいよ…日経平均株価はこの2年間の「揉み合い」を抜けると思っています。この下げは…米国に追随せず、昔の時代のような相場が始まる可能性もあります。米国株は下げたからと言って、あまり悲観的にならなくても良いと思っています。

ただ…昨日のナスダックなどは、まだ下値を感じることが出来ません。

ナスダック指数の日足推移

通常、強い相場なら、前の高値水準の「a」の辺りで株価は止まりますが、「b」と言うポイントもあり得ます。どっちにしても本格反騰に向かうためには、下値の「確認作業」は必要なのです。米国株は一旦戻りを終了し、「下値調べの動き」になるのでしょう。先週の高値を抜けない限り…最大限、FOMCが開かれる来月の21日まで…不透明な動きを繰り返すのでしょう。そう考えています。当たるかどうか分かりませんよ。相場観と言うのは常に修正されており…現時点でのカタルの認識に過ぎません。

一方、日本株はどうか…基本的に既に米国より強いと考えています。その理由は13週線が26週線を下から上に抜くゴールデンクロスを達成しています。カタルは貧乏人ですから本日もポジション調整を実行しています。売りたくもないJトラストの利食いを強いられました。既に儲かる玉は限られています。しかし今は儲かる奴は全て売り…更なる下げの準備をしています。

でも655円では逆に2000株だけ買いました。下値には5円刻みで2000株ずつ買い物を用いました。だって…株価の動きなんか分かりません。基本的にお金が続く限り5円刻みで2000株ずつですが、買い下がります。その内、下値が確認されれば…また元気よく…株価が上でも、買います。たとえ…4桁になってもカタルはJトラストを買い続けるでしょう。

Jトラストは「全体相場が安ければ」…「俺は存在している」という…自身の「存在感」を皆さんに示すことが、出来るチャンスです。仕手性とはそういう事です。全体株安のなかで人気株の育つ株を言います。

だから、カタルならやりますが…所詮は仕掛け人の動向次第で、他人の懐事情は分かりません。だからどっちに転んでも良いように対処します。でも基本的な相場観は、年内に4桁奪回だろうと思っています。既に「峠は越えた」のです。

Jトラスト(8508)の日足推移(オレンジが一人旅の期間)

昨年は仕掛けても無駄だろうと思っていました。この仕掛け人たちは、既に2年越しです。やはり最後までやり続けるのでしょう。カタルの前の原稿の何処かに「一人旅」の話をしています。

自分達だけやって、株価を上げても大衆が付いてきません。その内容に株価が到達してないからです。未来の事は、経営サイドは分かるでしょうが一般には、信頼がありませんから、やはり数字を観ないと駄目です。でも今回は、ちゃんと「裏付け」が伴っていますから…間違いなく相場になります。故にカタルも久しぶりに燃えて…「一本買い」でも良いと思って望んでいます。

大阪チタンと比較をしましょう。株価を上げることなど…簡単なんです。でも問題はどうしたら、、高値になった株を「第三者」が認めてくれるか? やはり企業業績の裏付けがないと誰も認めてくれません。大阪チタンは良い株です。2年後辺りから、利益が唸るように出てくるのでしょう。高値に株価を放り上げて…2年間も我慢できるのは、「投資信託」ぐらいのものでしょう。最後は投信に…野村はこの玉を嵌めるのでしょう。

こんな事は馬鹿でも裏が分かります。本当は…ここまで強引にやらずに、止めて置けば…日本製鉄も株を売ることはなかったでしょう。あるいは…それを引き取らざる得ない「内部事情」があったのかもしれません。…ですが部外者には実態は分かりません。

でもこれが正しい行動です。昔、兼松日産と言う株が、誠備連中の力で「馬鹿高値」になりました。何故、親会社の兼松は、子会社株を売らなかったのでしょう。カタルには不思議でした。馬鹿経営者です。村社会と言うのは…本当に「不思議な世界」です。論理的に行動をすれば良いのです。

そんな事で…本日も非常警戒モードで「警戒中」です。まだ無理をしないようにしましょう。基本的に目先は26日まで待って、その時に株価が安ければ…買っても良いのでしょう。でも今は、まだ上を買う必要はないと思っています。熱くなっているJトラストも25日線は遥かに…下にあります。少なくとも10日程度は横ばいかな? そう思っています。それでは本日はこの辺で…また明日。



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