やはり基本的に「薄利多売買」の戦略に戻した方が、良いんじゃないか…と考え始めてきました。理由は「BASE」(4477)の動向を含め…お船の動きが奇麗に展開していません。カタルのイメージと違い、少し弱く感じるのです。
しかし…現実の行動は「メルカリ」(4385)を、本日は買っています。そうして「ソフトバンク」(9984)も買いました。流石、孫さんです。自社株買い枠を4000億円も増やしました。これは「三菱UFJ」(8306)のような買わない枠ではなく、実際に買っています。でも、今の段階で…9時15分ですが、続々と…利食いの出来通知です。引っ掛かったのか、どうか…。弱いけれど確実に、やはり…カタルの「改善イメージ」に近づいているのか…。
この辺りの「基本方針」の解釈が難しい…。
ナスダック指数も、昨日は20%戻りのラインらしく…株価は押されていました。この辺りで様子見になるのかどうか…。戻った所ですから…判断が難しいのです。通常はこの2割戻しは機関投資家のバロメーターになっています。方針転換をするところが増えてきます。
でもカタルは「市場原理主義者」で実践派です。自分の判断が常に正しいと思い…行動をします。その結果、今回のようにBASEの判断を市場から咎められると凹みます。
だって1年10カ月も調整波動を続け、通常は1/3で止まるのが一般的なのに実際の株価は1/10です。如何に、バブルだったか…が分かります。そのバブルの絶頂期に「公募増資」です。だからBASEは、資金が豊富で助かっています。昨日は、後場から334円まで買い、大引けでも更に1万株ほどを…買いました。ここで下落は「止まる」と思っているからです。
でもお船も、この好決算でも、株価修正は僅か…です。
なかなか完璧に…株価の動きを読むのは難しいですね。昨日は「商船三井」(9104)を3750円から下値を10円刻みで買い下がりました。3690円は買えませんでした。でも「川船」(9107)の下げ方など…分かりません。理解できないのです。仕方なく…本日は、利食いも入れています。何しろ、ウハウハ展開からBASEだけで500万ほどの損失でしょう。でも「Jトラスト」(8508)が復活して来たり…良いこともあります。「エーザイ」(4523)も強い展開ですよ。
このエーザイは、明らかに「仕掛け筋」が入った展開です。その証拠は信用の「取り組み」推移を観ると良いですね。この所、何回か…売り買いを続けていますが、必ず、利食い効きます。たぶん…大きな下落波動の株価は、ようやく落ち着き反転したのでしょう。あの時に「博打」を承知で…取り組んで失敗した株です。市場原理主義者のカタルは、自分が実際に買って儲かるようになると、相場観を訂正し始めます。この株も大きく200日線を割れていましたが、取り敢えず、第一ステップの200日線の「奪回」です。
ITバブルの崩壊の…あの馬鹿高値、2月に付けた198000円の「底入れ」を、何度もレポートで採り上げて、今回も「同様の回復傾向を歩む」と思っているのです。だからBASEの決算を受けての「売り仕掛け」が、奇麗に決まったので、ショックなのです。これが…僅かなイレギュラーかどうか…。その可能性が高い筈です。それなら…今は買い場で、年末年始に大きな相場が期待できます。こう言うギャップが「相場を育てる」からです。初期段階で「ガス抜き」作業をするのです。
この「ガス抜き」の表現の解説が、必要かな?
基本的に相場と言うのは、一方通行はあり得ません。相場の初期の段階でこのような爆上げを演じるのは相当天井が高くなるケースです。通常は、こんな上げ方をしませんよ。例えばカタルのレポート銘柄のこの上げ方が「異常」です。銘柄は公開しません。ですが…このような株が10年後に何億になる場合があります。1000株で250万の投資ですが、1億なら40倍ですね。成長株と言えば聴こえは良いですが…通常、そのチャンスに恵まれても人間は我慢が効きません。必ず途中で脱落します。
カタルは証券マンの1年生か…2年目の頃に、「任天堂」(7974)に出会っています。あれから45年ほどかな? 本当に…「ゲーム&ウォッチ」の相場の時に、自分自身で2000株を買ったのです。株価は2000円以下でした。1600円台だったかな?
万年、500円前後の堅実ですが、トランプやカルタしか作ってなかった会社が今の「ゲーム機」の前身の商品を発売したのです。あのまま…持っていたら、今頃は御殿暮らしです。成長株投資なんか…眉唾です。絶対に人間は我慢が効きません。オーナーぐらいのものです。そのオーナーさえ…自分の会社の株を売却します。そんなものです。「ソニー」(6752)の成長過程は、社員が、バカバカ…「持ち株」を売りに来ました。そんなものです。
さて…メルカリの決算ですが…カタル目には「合格」です。これはBASEとは違い…伸びています。自分で「決算説明会資料」を観て確かめてください。確かに、米国も日経新聞に書いてあるように…通期で観ればGMVは減速しています。でも曲がりなりにも、この時期の数字ですから…他との比較では合格でしょう。やはり昨年、株価が高値を取るわけです。
BASEは、その前の年2020年の10月から沈んでいますが…メルカリは2021年ですからね。この1年の違いは…数字を観れば…明らかです。やはり「仕掛け人」は、ちゃんと…調べているから、大きなお金を動かしているのでしょう。僕なんか…自分のイメージと違うと、決算を観る程度です。事前に真剣に…いちいち見ません。簡単な分析でも1時間近くの時間がかかります。いちいち…調べていたら大変です。
「名村造船」(7014)は、本日もストップ高なのですね。
何故、カタルが昨日は、一度、売り切った「商船三井」を買い直したか?
市場の整合性の話ですね。でも本日は、既に全部ではありませんが、一部ですが…利食いをしています。_何しろ…BASEの失敗で「担保に余裕がない」のです。他に買いたいものもあるし…あらら…「レーザーテック」(6920)は、関門の株価に、あと1000円ほどです。このラインが今回の「戻りの限界点」でしょう。この200日線を超えた形に注目します。でも担保が一杯ですから、事前公約を…撤回させてください。ゴメン、「空売り」はやめにします。儲かっても直ぐに買い戻すし…他に買いたいものもあります。
実は、この事前公約が、カタルの手足を縛って、失敗した事例が、最近のJトラストでした。あの時は、こう述べていました。600円になったら、この下値で買った玉を「現引き」すると述べていたのです。でも本当は…売りたかったのです。他の口座の分は、みんな売ったのですが…残したばかりに150円程度の利幅を失いました。だから下手に事前公約などしない方がいいですね。反省しています。よって…これ以降は、メルカリに少し力を注ごうと思っています。もっと下がると面白いのです。
船は「一服」入れた方がいいでしょう。だって…「綺麗に抜けない」んだもの。
これはどんな株でも、基本です。やってみて…自分の予想通りの展開を示さない時は「時を変えましょう。」 時間軸を「ずらす」のです。
BASEは今回、392円の同値で止まりました。悪戯に頑張るとシコリが生まれます。相場と言うのは、自分がそう思うなら…必ず、同じことを考えて「観察している人」が大勢いるのです。それでだめなら、時期が来てないのでしょう。その内、タイミングが合うなら…簡単に株価は飛びます。だから観察株にして…しばらく様子を観ることです。
カタルは「ブツブツ投資」を推奨しており、3回程度買ってみて、それで駄目なら、少し時間を置いてから、チャレンジをしようと述べています。「野村証券」(8604)のように…なかなか駄目な期間が長く続く銘柄もあります。基本戦略は正しいと思っていますが、仕方ありません。野村の場合は利回り株ですから、時間経過は利益を生みます。
これが「金利裁定」効果です。数字に合うなら…絶対です。日本製鉄が2000円台を回復して、何処かの馬鹿アナリストが、レーティングを引き下げて1900円を割れました。カタルはこの「1900円割れを買って置け!」と述べています。確かに…業績は数字が少し悪くなるのでしょう。でも…それ以上に配当は絶対です。業績が悪くなれば…減配をするという主張もありますが、そんなに悪くなる環境でしょうか?_
このような総合的な判断が大切です。
さてBASEで失敗をした講釈師は…そろそろ撤退です。川船の1万円は利食いが効きました。本日は9900円、9950円、1万円と売り上がっています。この理由は少し薄利多売買戦略に相場観を修正しています。
何しろ、レーザーテックの空売りの実験が出来ない程、自身の枠がひっ迫しています。仕方ないですね。…貧乏人の行動は制約されます。自分の相場観で、毎日、動けるなら楽しいのですが…僅かな時間軸の読み違いなど…やはり完璧さを求めるのは難しい注文です。でも確実にステップ・アップしています。
しかし…このスピードの変化では「棺桶」の方が先にやって来ます。どうしたら…この時間空間を跳び越すことが出来るのでしょう。何か…良いものが見つかると良いのですが…果たしてどうでしょう。
なかなか郷里の先輩の「やって見せ、言って聞かせて、させてみせ」…と言う実行もハードルが高いものがあります。でもカタルはいつも誠実に「赤裸々」に…本音を語ります。また…明日。