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今日の市況 (1/7)

かたる:一体、なんなんだ? この下げは…と言う有様ですね。どう考えても…原油安の恩恵を受けるのは、日本や中国の筈です。昨日の上海総合株価指数は、プラス圏で引けています。本来はこの動きが正しい認識の筈です。逆に、米国のシェールガスの恩恵は消え始め、企業間競争は日本にとって有利に働きます。最近の円安もその一つ、続々と国内回帰が始まっていますね。TDKを中心に…パナソニック、ダイキン、日経報道のシャープなどもそうです。だからTPP交渉の進展は重要ですね。マックの度重なる品質問題は、異常な日本人の潔癖症の表れですが、心理面で日本回帰の追い風になります。それは兎も角、ようやく企業経営者が、政策に呼応し始めている所ですね。今年は2年目の賃上げで、資産デフレからの転換が始まります。カタルの認識は、アベノミクスの現実化だろうと認識しています。

案の定、日銀批判は渦巻いてきました。問題はこの批判が更に強くなり、黒田さんの信念が揺れることですね。日銀は、デフレからインフレへの転換なら絶対に負けませんね。だって日銀券は紙くずですよ。昔、馬鹿な発言をした日銀総裁が居ました。「株や土地が下がっても、日本経済には関係ない」と…公言していたのです。デフレの入り口での認識でした。切っ掛けを作った張本人は既に亡くなりましたが…今では小学生でも分かる理屈ですね。でも今でも…「株高は一部金持ちだけの恩恵で、一般庶民には関係ない」と言う発言を、時々聞きます。この程度の認識発言に、メディアがブーイングを上げない知識レベルがおかしいのですね。株式市場は市場経済の「要」ですね。日本企業の現預金残が大きいのは、米国に比べ市場原理が、一般化してない為です。もっと…社債を利用しましょう。

先日、テレビを見ていたら…街の公共施設を補助金で賄わずに、銀行借り入れで返済を前提にランニングコストを計算し、箱モノを完成させ、維持管理している事例が紹介されていました。これが当然なのです。公共施設でも収益性を考えるのが、当たり前です。地方創生で、様々な取り組みがスタートしますが…今の金利でも、収益性が疑われるなら、計画自体がザルなのですね。カタルはリートの応用が、効くと考えています。物流倉庫と同じように…街の図書館や公共性のある建物もリートを利用できなくては…、絵に描いた餅ですね。プライマリーバランスを考えるうえで、「リートはPFI」なのですね。地方創生はケネディクスにとって、無限の収益の玉手箱かも知れません。だから1万円相場の可能性も、未だに否定できないのです。

そんなカタル君、昨日の下げの影響で、再び保険料を払わされ…持ち株を減らしました。トホホ…。この所、再び、買って投げの相場が続いています。折角、ハローウィン緩和で持ち高を過去最高まで増やしたのに…、この所、また減らしているのですね。これがデフレとインフレの違いですね。信用取引を使っていると基本的に株高が続けば、どんどん建玉は膨らみ、最終的には無限ですね。しかしデフレなら、実際の生活費を株式の損失に回さねばなりません。

ようやく、勲章の授与を拒否したトマ・ピケティの「21世紀の資本論」が翻訳されましたが、頭のいい人はカタルのような馬鹿な行動はとらずに…確実に儲けるわけです。だから金持ちと貧乏人の差が、開くのは当然の帰結です。資本取引の優位性を否定する日本人自らが率先して「失われた時代」を作ったのですね。悪銭身に付かず、不労所得と蔑む、行き過ぎた清貧思想です。マックの事例と同じですよ。カタルはぺヤング焼きそばのような対応は、行き過ぎだと思っています。初動対応のまずさが、むしろ問題なのですね。タカタのエアバッグ問題もそうですね。確率の問題でしょう。一体、確率は…どの程度なの? 隠すのではなく、堂々と正論を述べて主張すればいいのです。馬鹿な対応をしたものです。これからも起きると思いますが…この教訓を生かし、是非、次回は適切な、論理的な対応を望むものです。

兎角、日本は、感情論に訴えますね。だから情報戦で負け、何年も泥沼の失われた時代を過ごしているのです。その為の損失は、計り知れないですね。やる気のある若者からエネルギーを吸い上げている訳です。この損失は計り知れません。原油安が日本にとって、マイナスになる論理を教えてください。良いですか…「失われた20年」は、中国の文化大革命に匹敵します。そう、カタルは考えています。毛沢東の理不尽な政策が、のちの鄧小平の政策に繋がるのですね。鄧小平は、今の安倍政権でしょう。たぶん…そうだろうと考えています。

栃木に広大な工場用地を確保した現実的な対応をしたファナックなどが、やはり勝者として君臨するのでしょう。眠れる資金が動きますよ。だからカタルは日銀の資金循環表を持ち出して、年初のレポートにしたのですね。20年分のギャップを埋めるのです。これが文化大革命から躍進です。まぁ、信じるか、信じないかは、個人それぞれの自由ですが…カタルはそう考えています。

故に「1300兆円の逆襲」と「ケネディクス」を目玉に挙げているのです。高い保険料を払う危険を冒し、株数勝負に挑んでいるのです。同じ理屈ですから、リスクを取れない人は配当利回り水準の大手銀行株でも良いのですよ。みずほでも三菱UFJでも、何でも構いません。日本の機関投資家は馬鹿ですね。折角、日銀が国債の受け皿になっているのに…既存のポジションを守ろうとする根性は、失敗を恐れ、動かないイワシ民族のサラリーマンそのものです。他人の動向ばかり気にしている訳です。いつまでも敗者のままですね。2015年は、行動をする年ですね。

だから競争に勝ち残るTDKなどは、中国25の工場から、順次、国内生産に切り替えるのです。少子高齢化は労働力不足で、GDPが引き上がらない…というのは、如何にも、目先の単純な発想です。ソフトバンクのペッパー君のような事例が、続々と誕生するのでしょう。その時に異文化の移民は「暗黙のルール」が、理解できませんからね。二階からゴミを落とすような人種に、日本村が理解できるものか…。ロボット産業は、日本村独自の進化に結びつく可能性がありますね。ガラパゴスで結構、燃料電池の特許公開は、そんな象徴的な出来事かもしれません。ただ残念なのは2020年と期間を区切ったことです。これは大きなマイナスですね。トヨタ社長の器の問題でしょう。リーダーらしい判断が必要なのですね。トヨタに、自社株買いを求めているのは、経営者以上の器だとの期待があります。果たして現実は、どうなのでしょう。章男さんは…。カタルは、意外に彼が好きなのです。

JVCKWに、昨年来から動きがありますが…所詮は、大相場の素質はありません。以前、カタルが推奨したこともあり、関心を持ってみていますが…この株より、やはり時代は「ケネディクス」ですね。先ずは信用創造で、次にスマート・コミュニティーへの転換ですね。

地方の自治体で製薬会社などと組んで、遺伝子データを提供する自治体が出てくると面白いですね。町民の動意が必要ですが、製薬会社からの医療費の1割負担を条件に、電子カルテを整備し…、臨床などにも応じるのです。市民レベルでも良いですね。小さな街なら実験的な試みで、医療費などが減らせます。運動などのデータも売り物になります。健康体操のやり方は、きっと売り物になりますよ。

自治体は、様々な取り組みが考えられますね。スマフォとジオフェンスなど…。兎に角、動きのデータも売り物になります。あくまで住民の動意が必要になりますが…色んなことが、日本で実験として起こるでしょう。ほら、付加価値は、色んな取り組みで生まれるでしょう。これがスマート・シティーです。何と言っても一番は、街全体、市全体のキャッシュレス化ですね。街全体で、現金の移動をなくせば、良いのです。改札口で…スーパーのレジでの精算する時間が、有効に活用できます。スマフォで医者の予約も出来ますね。夢が広がりますね。これがスマート・シティーの構築です。グーグルなら…実験費を払ってくれますね。アップルなら実験に応じて、機材を無償で提供してくれます。地方創生は、様々な玉手箱なのです。

2015年は行動の年となり、その動きを、市場は必ず評価するでしょう。500円安なんかに怯まずに…日銀もGPIFも、続々と金利裁定を実施する筈です。個人投資家は、時間が命、下がったら売らなければいいのです。逆に安くなれば、逆に買い続ければいいのです。だって借入金利より、高い利回りなのですね。満期を前提に定期預金担保でお金を借入、みずほ株を買えば…金利裁定は出来ますね。駄目なら、満期を待って、借金を返済すればいいのです。だって…3%ですよ。「株式よ、こんにちは…銀行さん、さようなら」

証券マンは、もっと努力をして、お金を動かしましょうね。個人の金融資産には1654兆円も眠っているのです。企業経営者は10%を超える総資産に占める現預金残を減らしましょうね。あなた方はROE20%を目指すのです。どんどん自社株買いをすべきですね。233兆円も保有している意味があるのですか? おそらく、次の緩和策は当座預金のマイナス金利、一定の額以上は預からないと…、預金量に応じ比率を設定し、上回る分はマイナス金利にすればいいのです。そうして強引に当座預金から資金を動かせばいいのですね。この額は162兆円、実際数字は、既に170兆円になっています。米国と違い、日本は株式の保有割合が低いので…チャンスは無限に広がります。ほら、株を買いたくなってきたでしょう。

目先の動きに、一喜一憂するのではなく…王道を歩めば良いのでしょう。今度は、007が上がらないかなぁ~。まぁ、JVCKWが人気になって連動しても良いのですが…。IVIの開発は、カーナビに似ていますからね。だからJVCKWの動きは、分からないでもないのです。でもスケールは、やはり「1300兆円の逆襲」だろう…と考えています。



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